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新しい長さで新しい色を足したMANHOLEオリジナルのロングホーズ。
紺、ブラウン、ライトグレー。
何色と形容していいかわからない薄紫:ペールパープル。
空みたいな青:スマルト。
エメラルドグリーン:エメラルド。
何色と形容していいかわからない薄い黄緑:サロー。
そして、めっちゃイエローにめっちゃオレンジにめっちゃ赤です。
ライトグレーと赤は以前並べていたので、8色は新しい色。

上、新ロングホーズ。下、旧ロングホーズ。
ご覧の通り、リブ幅がプラスされています


で、長さも変えました。+8cmくらいだったかな。
長さを伸ばした、というよりもリブの幅を伸ばしています。

どうせ落ちてくるしな。という諦めに少しでも抵抗する為にリブ幅を広くとってみました。
で、長さを変えずにリブ幅を広くする、という選択肢もあったのですが、折角新しくするし、値段も過去の見積もりより高くなってるだろうし、長くしておきました。
元々長いので、すでに旧モデルをお持ちの方は気にならないと思います。
具体的な実寸は踵から47cm、一般的なロングホーズとほぼ同じ長さ。
値段は+220円して税込2640円。

(上から)ペールパープル、スマルト、ブラウン
(上から)エメラルド、サロー
(上から)オレンジ、イエロー
(上から)ネイビー、ライトグレー、レッド
ブーツを履いている時も堂々とした靴下
黒いスラックス、黒い靴、茶色い靴下


どの色も気に入っている。少なくとも、全部同じ色に見えるくらいには。

“Leonard” -NEW 10COLORS NEW LONG HOSE-
Size:FREE ¥2,640-(tax included)
Color:LIGHT GREY, PALE PURPLE, RED, BROWN, NAVY, ORANGE, YELLOW, SMALT, SALLOW, EMERALD



このソックスの良さは、「長い」とか「発色が良い」とかではなく「コットンの糸」を使って作られた「薄手」の発色の良い長いソックスであること。
履いたら洗濯機にポイでOK。気持ちが楽。気持ちが大事。

疲れて洗濯機にポイっとする気力すらなかった翌朝。
「今日はこの色しか選べないや」という状況に仮になったとしても、楽しめる。
ちなみに僕は帰ったらすぐに洗濯乾燥機にポイっとしてピッとしています。
丸まったままポイっとしたせいで洗濯乾燥機から乾かずに出てきた朝は、自分のことが嫌いになるんだよなあ。


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河上 尚哉

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パリ12区、パサージュ・デュ・シャンティエにアトリエを構えるDechamps。
デザイナーはCamil Krings、そしてMirja Celine Hansen。
彼らの製品(つまり、我々のお店でお客さんに目にしてもらうもの)は基本的に全て先に書いた彼らのアトリエで作られる。量産工場ではなくアトリエでの製品作り。
用いる素材や付属も当たり前のように彼らの目と手で選ばれている。
それは最初から大量に生産することを目的としていない、非効率の道を意味する。
非効率的であるが故に僕らにとってのオーダーシート、お客さんにとっての値札には思わずスルーしたくなる数字が書かれている。
事実、事前に送られた資料に目を通した僕らは彼らのアトリエに向かう途中「ラグジュアリーブランド出身で今のインポートらしい金額のブランドかあ。なんか疲れちゃいそうだねえ」と、あまり前向きではなかった。僕らは僕らが欲しいものが欲しいだけで、決して良いものや高いものが欲しいわけではない。

Dechamps – Brogue Varsity Jacket


ただ、Dechampsのアトリエを訪れた時に「この人たちはこれがしたいからこうしていて、だからこれが出来上がっている」という事を感じることが出来た。パリ、行ってよかった。
「ラグジュアリーブランド出身」という経歴はただの下駄ではなく二人の軌跡、それがDechampsにしっかりと繋がっている。つまり、彼らは彼らの道を彼ら自身で選んだということだ。

Dechamps – Tailor Tote (New black flannel)


ブランド名であるDechampsはカミルの先祖にあたるポール・デシャンによって1872年に設立、運営していた家族経営の織物工場「Dechamps Textil AG」に由来する。
「運営していた」と書いた通り、2005年に閉業したそうだ。
Dechampsを立ち上げる前、彼らは工場があった場所を訪れる。
その際、その場に多くのアーカイヴが保存されているのを彼らは発見した。
実際に、1890年代にポール・デシャンが作成したサンプルや指示書のような資料を見せてくれた。
彼らは今後、先祖が遺した織りパターンや生地を再現できるテキスタイルメーカーを見つけ、Dechampsのアトリエで作る製品に加えていきたいと言っていた。
つまり、1872年から2005年を辿った道が、また繋がろうとしている。

Dechamps – Loro wide pants [New black flannel]


アトリエ・シャルドン・サヴァールのベルリン校にてカミルはテーラリングを、ミリヤは革製品を専攻。卒業後はそれぞれがその分野に特化した道に進む。
カミルはエディ・スリマンの元でCELINEのテーラードウェアとアウターウェア部門を。
ミリヤはISABEL MARANTのレザーグッズデザイン部門を。(そして現在もHélène Nepomiatziのレザー製品や家具のデザイナーを務める)その後2023年、二人でDechampsを立ち上げた。

Dechamps – Shearling Vest


Dechampsのアトリエはパリ12区、パサージュ・デュ・シャンティエにある。
パサージュ・デュ・シャンティエとは、17世紀には建築や造船の木材置き場として使われ、現在はアンティーク家具店や職人の工房が集まる小道だ。
そしてその小道は、バスティーユ広場へとつながっている。


さて、彼らが彼らのしたいことをした結果を良いと思ってしまった以上、彼らが彼らのしたいことをする未来を良いと思ってしまった以上、僕たちが出来ることは簡単。
ただ、買うだけである。MANHOLEのお客さんに紹介したい。
彼らの目の前には道がある。その道がどこにどう繋がるのかを、僕らは楽しみにしたい。


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「ベストって一度仕入れ始めると売り場もベストだらけになるしお客さんの家もベストだらけになるんだよなあ」という理由からベストを仕入れそうな時は一度手を止めて冷静になることにしています。
こんにちは。河上です。仕入れました、ベスト。
m’s braqueのアシンメトリーベスト。
詰襟。斜めの前合わせ。m’s braqueによく見るヨーロッパらしいスタイル。
で、ここまでは「ま、前仕入れたことあるからいっか」でスルー出来るのですが、今回は「ま、前仕入れたことあるからいっか」でスルー出来ないポイントが一つ。
そして一つ見つけると、二つ、三つ、四つ。。。と、なんか増えていってしまうのもベスト。


ずれたパッチポケット、片ポケだけでも結構グッとくる(ただ、僕は冷静な男なので片ポケだけだったら仕入れずに我慢できる)のに、、、これは「左右どちらにもポケットが付いている」というよりも「左右どちらにも片ポケットが付いている」みたいなニュアンスを感じました。
いや、まあ、左右どちらにもポケットが付いているんですけどね。
ズレているだけなのに可愛い、悔しい。


で「ベストって一度仕入れ始めると売り場がベストだらけになるしお客さんの家もベストだらけになるんだよなあ」という洋服なだけあって、コーディネートしていると楽しい。
生地はヘリンボーンに織られたポリエステル。
暖かくも涼しくもない乾いたタッチ、怪しげに光るポリエステル。
m’s braqueのベストはあくまでも「足すため」に作っている。
防寒とか防風とかではなく、ただ足すため。
つまり、その日着ている洋服に(邪魔じゃなければ)足すことの出来る洋服。

ボロボロヨレヨレシャンブレーのヘニョヘニョの襟(そしてそれが良い)だとジャケットのVゾーンを受け止めるにはヨレヨレでヘニョヘニョでなんか落ち着かないから詰襟で封印。
ヘニョヘニョヨレヨレにシャキッとしたポリエステルで悠人が勝った瞬間。
つっかけそうな最高のニットを少しでもつっかけない為の道具。
そして、ニットにスラックスという楽な格好に唯一足りないポケットが二つ。
意外とアームホールはもたつかない。
流石にたっぷりしたラグランの上から着た場合はアームホールがもたついたので、大人しく中に挟んだ悠人。起毛した素材に光沢感のあるポリエステル。




” m’s braque ” – Two pocket Asymmetrical vest –
Color:BLACK Size:38,40 ¥68,200-(tax included)


そう、このベストは片ポケットが両ポケットとして足された足す為の洋服。
ということは、お店に並べてもーお客さんの家に増えてもー、オッケーですね。


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河上 尚哉

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あなたにとって、「忘れがちなモノ/コト」って、なんですか?

-いやそんなのいきなり聞かれましても……思いつかないですよっ汗

たしかに。すみませんいきなり聞いてしまっt…

-ていうか、なかなか思い出せないからこそ、忘れがちなんじゃないですか?聞かれてパッと答えられるようなことならばそもそもそれは「忘れがち」とは言えないのでは?え?どうなんですか?

(まさかこんな鋭い逆ギレを喰らわされるとは思わなかった…しかし、負けてはいられぬ)
たしかに。一理ありますね。では、パッと、ではなくて良いですから、教えてくれますか?

-え?なんの話でしたっけ?すみませんなんか忘れちゃいました

グゥ……



すぅ〜〜、ふぅ〜〜〜。深呼吸深呼吸。


「シンプルで穿きやすい黒スラックスって、意外と忘れがちではないですか?」


こんな風に軽〜く紹介を始めたかっただけだったのですが、あわや一触即発というところでした。
短絡のしすぎは要注意ですね。反省。



さて、気を取り直して



m’braqueの微フレアスラックスの紹介です。

お馴染みの方も少なくないであろう、定番の形。
POLYESTER 68%、WOOL 29%、POLYURETHANE 3%
いかにも絶妙そうな配分を数字で説明するよりも、誤解を恐れずに、

シャリっとした、ハリのあるポリエステルの生地が微フレアの形にマッチした、
とても履き心地の良いスラックス。

特に気負うことなく、サラッと言い切れます。
そんなスラックスは、やはりクールだと思います。


「きれいですね……」
思わず出てしまう言葉。



クールなパンツだけど、ポリエステルメイン。組成通り約70%取り繕って約30%は本物。
で、それが良いと感じられる。つまり、別に穿く本人は100%クールである必要がない洋服。例えば、なんか寝過ぎちゃったなーもう昼だなー今日何しようかなー…なんてぼーっと考えながらゴロゴロしてたらお腹が空き、だらだらご飯を食べ、ていたらもう夕方かぁ、洗濯物も乾いたし取り込んで畳もう、畳みながらテレビでもみよう携帯もいじろういじろう、むぅ、なんだか腹が減ってきたぞ、夕飯にしよう、もぐもぐ、ふー、お腹いっぱい。
あ……もう23時…か
みたいな時間を過ごして、あーあ…なんかゼツボー。
って感じの自己嫌悪な休みの日を過ごしたとしても、次の日はこのパンツを穿いて、昨日必要以上にだらだらしていたことを誰かに言おうが言うまいが、ちゃっかりなんかちゃんとかっこいい感じ。

かっこつける努力が出来る人には憧れるけど、それが向いていない人の中にも格好いい人はいる。
約30%の格好良さ、約70%の格好良さ。


これは河上さんがLINEしてくれた、このスラックスの例え。

ぼくにはとってもよく分かります。
フランス映画に出てくるような、なぜコイツにこんないい友がいるんだと思わされずにはいられないダメ主人公も、なんかカッコはクールなスラックスを履いていますもん。

フランス映画の主人公なんかに喩えてなんかいて、キミ、クールだね(笑)

こういう人がいてくれるから、世界は賑やか。これホント。
しかしこのBLOGにおいては冷やかしでしかないので排除します、「うるさい!どっかいけ!」

ふぅ、頭を冷やします。



カギは、「クール」の捉え方。

スラックス、クール、この要素で連想されやすいのはメガネスチャスチャ本パララ、みたいな感じでしょうか。
それはそれで、まあ良いです。

それを、「クールだな。」と真っ正面から捉えるのはちょっと疲れそうですから、
「Coolcoolcoolcoolcool(クークークークークー)」です。

つまり、スラングっす。






流石に、この寒さがエアコンのせいじゃないことは分かるので、言い直します。

このクールなスラックスが与えてくれるのは、適当なCOOLさ。

ある種「完璧」な定番スラックスを真面目に紹介し直すのは、
その良さをすでに直感的に捉えているぶん、無理に頭をひねろうとしてしまいそうでしたが、
よかったです。
そうでしたそうでした。適当なCOOLさ。文字面は途方もなくダサいですが、とても良いです。
心配ありません。スラックスを文字で見る人はいないはずですから!

” m’s braque ” -Flare Slacks-
size: 36/38/40 color:BLACK
¥64,900- (tax included)




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吉田 悠人

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というわけで、6周年を迎えます。
本当は8月17日なんですが、今年は中台と禅野君が8月16日に渋谷2丁目:NUMMにて夜からイベントをすることが先に決まっていたので昼はMANHOLE、夜はNUMMでくっつけちゃお〜。
というわけで結果的宵越し6周年。ただの土日なんですけどね、僕たちにとっては少しだけ特別な土日。
ちなみにMARSと同居するMGRも本日より新エピソード開始。



で、僕は未だにイベントに全く興味ないのですが、以前の禅野くんのように全然興味ない僕でも楽しめる内容にしてくれているかも。裏切られるかも。

先に書いた通り本当にたまたまくっつけただけなので、このイベント自体にMANHOLEは全く関係ありません。中台も禅野くんも禅野くんの大人なDJ仲間:KIRIさんも江口さんも音楽を楽しみながら誰かに楽しんでほしいだけの空間。
何が言いたいかというと、なんの気持ちも必要ないので少しでも興味がある方は遊びにいらしてください。エントランスは1000円らしいです。ドリンクは確か500円だった気がします。
僕は寝たいから途中で帰りますが、それくらいのぬるい夏の夜も楽しんで。


POETRY OVER PUBLICITY, SKILL OVER SPEED. AND ELEGANCE OVER EXTRAVAGANCE.

久しぶりに浸りたい気持ちにさせてくれた洋服。
ARNYSをベースにしたジャケットの流れで紹介したかったMAX THOMAS SANDERSON。


Dechampsより。
Hedi Slimane率いるCELINEでテーラードウェアとアウターウェアのデザイナーを務めていたCamilが担当するクロージングコレクション。


で、LUTZと共にフランス勢もお店に並べ始めます。紹介するのが楽しみです。

お店が続く限り区切りなんて無い、ということに気付きます。
きっと10周年とか20周年とかになってもそうなんだろうな。
というわけで、僕たちは6年前と変わらず毎日続く明日が楽しい時間になることを目指して。


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