今シーズンも特徴的な色使いのNICHOLAS DALEY。 毎度僕らのイメージを上回る感性に嫉妬している、中台です。 初めてNICHOLASのコレクションを見た時はもっと土臭く、渋くて煙たい印象だった。 いつの間にか大胆、且つ色鮮やかなカラーパレットで構築されるようになったコレクションは、自分が日本人であることを忘れてしまうくらい、楽しい気分にさせてくれる。
先日入荷したリネンカーディガンもやはりナイスカラー。 「ストライプのリネン生地はアイルランドの豊かなテキスタイルの歴史に敬意を表し、ウェックスフォードの優れた織物職人とのコラボレーションにより制作。」(ブランドリリースより引用) 直感と伝統を感性でミックスしているのがニコラスらしい。
柄といえば柄だけど、色として捉えれば何でも合わせられる。 不安な気持ちを捨てれば、なんでも組み合わせてとことん色を楽しむことができる洋服。 もちろん、適当にただ羽織るだけでも気分は良い。
” NICHOLAS DALEY “ – WORK CARDIGAN – COLOR : ORANGE-TURMERIC / BLUE-BURGUNDY ¥73,700-(tax included)
音楽からのインスピレーションを毎シーズンテーマに掲げているが、今シーズンは「Richie Havens」/「Joan Armatrading」/ 「Davey Graham」など、往年の偉大なアーティストらと共に、「Lianne La Havas」/「Sons of Kemet」/「Caleb Kunle」のような現代に活躍する若手アーティストにも親和性を見出し、一つのテーマとする事で、懐かしくも新鮮なイメージを創り上げている。 音楽やアートをテーマに謳うブランドは数あれど、嘘なく、誰よりもピュアに、そしてリアルに表現しているのがNICHOLAS DALEYではないだろうか。
朝と夕方に聴くといいです。
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FRANK LEDERからストライプ柄のアイテムが届いた。柄と言えば、勿論、僕。 こんにちは、柄田です。 いや、鶴田です。
以前に紹介した、同じストライプ生地を使ったコート は、あっという間に店頭から姿を消してしまった。昨年の夏にこの生地のシリーズを展示会と見たときは、河上とふたりで「コート+パンツ、とかコート+ベストでセットアップ風に着てもバカバカしくて可愛いよね~。いっそスリーピースでも」なんて話していたんだけど。コートがすべて旅立ってしまった今となっては、もはやどうでもいい話。 タイミングが少しズレて、今回入荷してきたのはアウターとしても使えるボックスシルエットのベストと、ドローコード付きのワイドなイージーパンツ。
ザラっとした手触り、渋い配色のストライプ。フランクらしいムードのあるファブリック。
” FRANK LEDER ” [VINTAGE FABRIC EDITION] – STRIPED COTTON VEST – Color : BROWN ¥52,800-(tax included) – STRIPED COTTON TROUSERS – Color : BROWN ¥63,800-(tax included)
河上はこのベストをタンクトップのつもりで買い付けたらしいので、ジャケットのインナーにざっくりと着ている。「クラシックなベストのインナーには襟付きのシャツを着る」という概念を一旦外してしまえば、スッキリとした首元がとても軽やかな印象に変わる。
スウェットパーカを着るときも思うけど、ポケット付きのインナーに男性が手を突っ込む仕草って、なんだかチャーミングだなぁ。
ジャケットのVゾーンとベストのVゾーンが重なって、ブラウン~ベージュの渋いカラーリングも切れ味が鋭いコーディネートになった気がする。
鶴田の場合、このベストはパンツとセットの「ツナギ」だと思って買ってきたので、セットアップで着てみた。
インナーにレザーシャツをレイヤードして、より一層アウター感覚で。
ザラっとしたコットンに異素材を組み合わせる行為は、インナーの袖がばっちり見えるベストというアイテムの特権か。
パンツはドラマチックに太い。ヒップ~ワタリにかけて丸く太く、膝下~裾に向けて大きくテーパードしている。股下はやや短め。穿き位置にもよるけど、ほとんどの場合はクロップド丈。
たっぷりのギャザーで膨らんだヒップも、右側だけに付いた大き目のパッチポケットも「男っぽいけど可愛い、どこか憎めない」というFRANK LEDERが思い描くチャーミングな男性像にぴったり。でも、それに従うか従わないかはその人次第。
この位置のポケットは、やっぱり手を突っ込んでみたくなる。
ベストがアウターだと、まだ肌寒い?ペラペラのコートを羽織って大判の巻物でボリュームを付けてあげれば、十分すぎる三月仕様。パンツそのものに太さがあるし柄のインパクトもあるのでボリュームアウターにも負けない存在感。
丸っこいシルエットだけど丸っこいボリューム靴を合わせない、という裏切りもこのパンツならば楽しめそう。
これら二つのアイテムは、セットアップで着ても単品で着ても、どちらでもいいと思う。河上には単品のタンクトップに見えたし、僕には袖無しのツナギに見えた。コートを買ったお客さんの中に、もしこのベストとパンツがスリーピースの片割れに見える人がいるのならば、全部揃えてもらうのも勿論いい。 「ビジネススーツの上着だけ」ってのは一人だと何もできない中途半端な存在だけど、このベストとパンツにはそれぞれに自立した良さがある。だからこそ、一緒に着ても楽しいし単品で着ても楽しい。MANHOLEの3人がいつか「ソロ活動でも十分に魅力的なメンバー同士、結果的に集まったスリーピースバンド」みたいになれたらいいな。 え、もうなってるって? いや、まだ全然ダメだって? どーなんすかね。 知らないけど。 そんな調子のトリオです。
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MANHOLE official instagram 鶴田 啓
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” NICENESS “ – CAINE – (Washable Chino Anorak) ¥84,700-(tax included)
USED Levi’s – Cotton Flair Pants –
” renoma ” – CHARONNE – ¥132,000-(tax included)
” NICHOLAS DALEY “ – HAND KNITTED VEST – ¥51,700-(tax included)
” NICENESS “ – CAINE – (Washable Chino Anorak) ¥84,700-(tax included)
” NICENESS “ – MAINTY – ¥84,700-(tax included)
” GUIDI “ – FRONT ZIP BOOTS – ¥205,700-(tax included)
USED THE NORTH FACE – FLEECE VEST –
USED Levi’s – Cotton Flair Pants –
” NICENESS “ – CAINE – (Washable Chino Anorak) ¥84,700-(tax included)
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冬の重いコートを脱ぎ捨てて、軽い装いで外出したくなるような陽気が増えてきましたね。 こんにちは、鶴田です。 冬の間はアウターの下に隠れていた部分が、段々と人の目にさらされるようになるのもこの時期。正月太り、の残骸とかね…。そんなウエスト周りの話から、今日はベルトの紹介を。
” NICENESS “ – DIZZY – SIZE – 30 / 32 / 34 ¥41,800-(tax included)
以前から取り扱っていたNICENESSのベルトが再入荷。一本のベルトに大きさが異なる二つのバックルが搭載されたモデル「DIZZY」には、ファッション性&機能性という二つのオリジナリティも同時に搭載されている。
ブラックとブラウンの二色展開。ベジタブルタンニングで鞣されたしなやかなカウレザーに、馬具を連想させる形状のバックル×2が目を引くジョッパーズタイプのベルト。人間のウエストラインに沿うように、あらかじめ緩やかに曲げられたレザー部分は新品時から着用感が穏やかだ。
ベルトの主な機能はパンツをウエスト部分で固定すること。しかし、この「DIZZY」に関してはバックルが二つも付いているので、ルックスの面白さも存分に楽しみたい。
股上深めのワイドパンツにカーディガンをタックイン。そのウエストを「DIZZY」でマーク。
前面にはバックル大。
斜め後ろにはバックル小が来る。勿論、逆でもいい。
前・後にこだわらず、バックルをサイドに逃がしてもいい。フロントがバックルレスになる見え方、これはこれで楽しい。
コートのオーバーベルトとして。ボクシーなトレンチコートも袖やウエストでぎゅっと絞るとシルエットや見え方が変化する。
レザーの質感が差し込まれることで、コットンギャバジンのコートに新たな一面が加わった。ベルテッドコートに付いてくる共布の紐で腰を絞るのは、結び方とかをいちいち考えるのがメンドクサイ、なんて人にはこんな使い方も。
一般的にはバックル×1に5穴のベルトが主流だけど、「DIZZY」の場合はバックルが二つ付いているので、3穴×2の6段階調節。ベルトの先が無駄に余らないのでオーバーベルト使いには実際、向いているのかも。
「ウエストを固定する」というベルト本来の機能に囚われず、そのルックスの良さを利用して自由な発想で楽しんでみてほしい。シルエットを変化させる。ウエスト位置を変化させる。着る人の発想を変化させる。
トップスの裾出しやドローコード付きパンツのおかげですっかり存在感が薄くなっていたベルトという存在。「新しい洋服を買っても、いまいち今までと印象が変わらない」と思っていた人は、もしかしたらベルトのことを忘れてしまっているのかも。ベルトが無くても洋服を着ることはできるけど、ベルトがあればより楽しく洋服を着ることができる。そのベルト自体がカッコよく楽しいものであるならば、なおさらのことだ。
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ルールはまだいい。 全く無いよりある方が、その後ルールを破っていく/作っていく/振り返ってみる事を含めて、自分で楽しむことが出来る。 ただ、人の血が通っていない、聞きかじったようなセオリーはどうにも苦手だ。 〜だからこうなる。この〜は〜だから美しい。〜に〜は合わない。〜だからこうした方がいい/こうしなければならない。〜な人にはこう対応した方がいい。 確かにそうなんだろう。 知らない物、行ったことのない場所、初めて会う人、今までやっていなかったこと。 誰だって新しく行うことは上手くいった方が、正解した方が気分がいいし、それに頼った結果仮に上手くいかなかった/失敗した際はそのセオリーのせいに出来る。 だけど、本当にそれは上手くいっているんだろうか。 自分にとってではなく、誰かにとってなんとなく上手くいっているだけなのではないだろうか。 正解に当てはまらないものは全部失敗なんだろうか。 言われるがままに行う自分の人格は、どこに消えるのだろうか。
洋服の面白いところはセオリー通りにはいかないところだ。 セオリー通りに進んでみても、その人のもつキャラクターが良い意味で邪魔をする。 例えば、同じような背格好の人が全く同じ格好をしても全然違う見え方をする。 銀幕のスター / 写真に映り込む過去の一コマ / MVで踊るミュージシャン / ドラマの中の人 / 雑誌にレイアウトされたスナップ写真 / 街角で見かけた妙にかっこいい人。 それに憧れて同じ格好をしても憧れ通りにはならない。 むしろ理想が頭の中に強く刷り込まれているだけに、「これじゃない感」を強く覚えるかもしれない。 ただ、それは決して悪いことではない。 「自分には似合わないかもしれない。」と、立ち止まってしまうよりも「好きだから、かっこいいと思うから、着てみたいと思うから。」と、試してみることの方がよっぽど前向きで、むしろ自分が経験したことの無い何かに興味をもつ良い機会だ。 大切なのは、「自分は自分以外の何者にもなることが出来ない。」と、気付いてからどう動くかだと思う。 他人のセオリーを信じすぎるとそれに気付くことが難しい。 一方「好きだから、かっこいいと思うから、着てみたいと思うから。」と突き進んだ場合、どこかのタイミングで当時の自分とは違う何者かになっているかもしれない。 洋服の良いところは、そういった自分の変化に気付くことが出来る点だ。 好きなものはそう簡単に変わらない。 変わらないけど、好きなものを増やすことは出来るはずだ。
男性の買い物は、物に対する理由や裏付け / 自分を納得させる言い訳等、様々なきっかけが必要だ。 僕らもそういうややこしい何かに縛られ続けている。 ただ、時にはそういう「ややこしい何か」から自分を少しだけ解放してみること。 「ただ、なんとなく良いと思う。妙に気になる。昔は嫌だったけど今は許せる。」と、感じた際に素直に受け入れてみることが必要なのかもしれない。 何かの誰かのどこかの「自分が知らない良さ」は。 自ら避けてきた、欠けてしまった部分にこそ、見つけることが出来るのだろう。
僕らはしばらく、自分たちがなんとなく避けてきた結果として出来た穴。 それを一つずつ覗き込んで楽しんでいる。 今までやってこなかったことや出来なかったことは、これから始めればいい。 そう考えると、何かを避けることはきっと悪いことじゃないんだと思う。
” renoma ” – CHARONNE – COLOR : NAVY SIZE : 44/46/48/50 ¥132,000-(tax included)
長く続いた暗い冬道の終わりとともに。 テーラードジャケットに春の光が訪れたことを、感じないだろうか。 どれがカジュアルどれがドレス、どれがクラシックでどれがモダンかなんて物単位でのジャンルの線引きは、最早過去のもの。 ただ、ルールを毛嫌いするのも稚拙。規律無き自由なんてクソだ。 定められた道があるからこそ、人は横道に逸れていける。 いかに入り口でフォーマル/ドレス/モード/カジュアル等の交通整理がされていようと、僕らは自分の行き先次第でいつだって道を逸れるし、どこにだって出口を見つけることが出来る。 戦う相手はいつだって、何かに映る自分自身の姿だ。 不安だったら引き返せばいい。自信があれば外に出よう。 幸運なことに今、東京の雑多な街並みはそれを受け入れてくれる。
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