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うわ、なにこのパンツ。
欲しい〜!





と、いう気持ちになるCLASSのパンツ:CBJA16UNI D。

ウールポリエステルのつるつるとしたベージュ生地。
大きなハトメ、トープ色のウルトラスエードのドローストリング。
どこかの何かを一つ間違えると全然違う見え方がしそうな気がするのですが、ちゃんとかっこよく着地するCLASSのバランス感覚。

手元に無い質感なのに、何故か色々な組み合わせを想像できる楽しいパンツです。




ジャージ、スウェットに頼りがちな僕らに、一筋の光をもたらしてくれる気がします。
僕も中台も鶴田さんも悠人も買うの我慢してます。
日々、お互いがお互いの様子を窺っている空気を感じます。

が、このパンツの感動はお客さんの為にとっておきたい。
この場で改めて牽制しておきますが、MANHOLEスタッフは買っちゃダメです。

気になるお客さまは是非どうぞ。



” CLASS “
– CBJA16UNI D –
Color : Beige
Size : 1/2/3
¥71,500-(tax included)




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河上 尚哉

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春の隙間



見る人が見れば、一番上のシルエット写真だけでなんであるかがわかるかもしれない。
SADEのBL05。

春夏仕様の生地でも作っています。
年始に発売したPT10のチャコールグレーと同じ生地。
パンツはあの時期に見ると寒々しい印象でした。
ブルゾンに関しては裏地の仕様が総キュプラなので日本だと真夏以外は着ることが出来ると思います。



生地が変わっただけで仕様はそのまま。

こういう文脈も突拍子もない洋服はなんだかチャラくなることが多いのですが、BL05はツナギを潔くぶった切っただけ。
特にデザインらしいデザインもしていないせいか、その手のチャラさが無い。
作ってもらってよかったです。気に入ってます。



着方の提案も変わらないので、その時々気に入っている洋服に合わせてみてください。
短い着丈、ラグラン袖、そしてグレーの生地のおかげで、既に持っている洋服の新しい顔を見ることが出来るはずです。

なんでもそうだけど。
全部が全部見えるよりも、何かがどこかに見え隠れする方がかっこよく見えるのは僕だけでしょうか。



悠人は顔が大人になって来たし気付いたら髪の毛があるけど、相変わらず爽やかですね。

ちなみに秋冬に発売したウールサージのモデルも、夏以外は快適に着ることが出来るはずです。
生地違いで買う必要はありません。
というか、作った本人である僕ですらウールサージのモデルと今回のモデルの見分けがほぼ付かない。

既に持っている方、まだ持っていない方。
春の隙間をBL05で楽しんでみてはいかがでしょうか。


– SADE – [ MANHOLE EDITION ]
” BL05-S/S”
Color : Charcoal Grey
Size : 1/2
¥96,800-(tax included)







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河上 尚哉

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色気について



昔、トム・ブラウンが「足首は男のセックスアピールだ」と言っていたのを雑誌のインタビューで読んだことがある。道理で彼は一年中、足首が丸見えになるような短丈のパンツにレザーシューズを素足で履いているわけだ、と思った。

こんにちは、鶴田です。



NICENESSからチノクロス素材のアウターが届いた。初摘みのスビンコットンを使用したオリジナルのチノクロスは畝の凹凸がはっきりと立った綾目ながら、滑りの良いスムーズな手触り。



ヨーロッパの鉄道員が着ていた作業着とピーコートを合わせたような、10ボタンダブルブレストスタイルのハーフコート。ヴィンテージのレイルロードコートに見られるような、袖口やポケット口のレザー切り替えは無く、全体的にすっきりとした印象だが…。



襟裏には力強い質感のカウレザーが当ててある。肉厚でありながら、しっとり柔らかい。無造作に襟を立ててみると、チノコートの素っ気ない表情が色気のあるバックスタイルに変わる。



細い両玉縁ポケットからは繊細で高いレベルの縫製技術が窺い知れる。



袖口裏にもカウレザーが張ってある。腰ポケットのフラップ裏には片玉縁とストラップ留めボタン。



マフポケット内側にもレザーが仕込んである。



中台にサッと羽織ってもらった、ごく自然なルック。カジュアルでありながら、ダメージが入ったカモフラの軍パンとは圧倒的に異なる存在感のチノコート。









微光沢のあるチノクロスに襟裏や袖口裏のレザーが男の色気を添える。



色違いのブラック。黒くてしなやかなチノクロスはその素材だけでも十分に色気がある。







こちらは鶴田が着てきたスーツの上からガバッと羽織ってみた。



ドレススタイルのアウターとしてM65を選ぶこと自体はもう何十年も昔からクラシックな人々に浸透しているが、黒いチノクロスコートには一味違う色気がある。







袖口からチラリと覗くスーツ地、襟裏の黒いレザー。

トム・ブラウンは「足首」と言ったが、僕が思うに「首」や「手首」からだって男の色気は溢れ出る。普段は見えないはずのところから、予想を少しだけ裏切るような素材が、質感が、柄が、色が、丁寧な仕事が見えたとき。人の心は動く。

本来であればワークウェアでありミリタリーウェア。本来であれば質実剛健な強度を求められるチノクロスやレザーの素材使い。歴史服のディテールや用途を熟知しながらも、NICENESSのクリエイションは僕らの予想を少しだけ裏切ってくる。

羽織った時の軽さ。襟を立てる時に触れたレザーの柔らかさ。ポケットに手を突っ込んでみた時の手触り。柔和な笑顔が印象的なあの人がふいに見せる芯の強さ。乱暴な言葉遣いの行間から読み取れる優しさ。


” NICENESS “
– AARON –
COLOR : BEIGE / BLACK
SIZE : M / L
¥129,800-(tax included)



「あれ、思っていた感じと少し違う?」

第一印象やイメージや自分の経験上の正義をその対象に求めすぎると自分もつまらなくなるし相手もツラくなる。それは人もファッションも同じことだろう。決めつけてはいけない。求めすぎてはいけない。かたくなに閉ざしてはいけない。すべてを想定内で埋め尽くしてはいけない。

例えばNICENESSのように優秀なデザイナーが作り上げる洋服達が飛び越えてくる「先入観のその先」にこそファッションが持つセクシーな部分が隠れているのだと、僕は思う。つまりそれは、おおらかさとこだわりの寸隙と付いてくるようなクリティカルヒットであり、その瞬間に人は何かを「好き」になる。それは単純に許す/許されるだけでは生まれてこない、美しく能動的な感情である。







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鶴田 啓

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鶴田さんが入社して以降。
僕は鶴田さんの友人である藤木さんが運営する飯田橋のアートギャラリー:Rollへ、たまに顔を出すようになった。

長い間アートとは無縁の生活を送っていたので、MANHOLEに飾る用と言えど自分で作品を買う姿なんて想像すらしていなかった。
今ではRollへ遊びに行くたびに「お店に合っちゃうな〜。」みたいなふわふわした気持ちで買い物をしている自分がいる。

どれにしようか悩んでいる僕に対して藤木さんは「河上くん、無理しなくていいからね〜。」と、言ってくれるんだけど。
「自分が買ったことの無い物を買う。」という行為が今新鮮に感じるせいか、Rollでの買い物はとても楽しい。

が、僕にアート作品の値段はわからない。
値段を見てびっくりするものもあるし、「あ、意外とこんなもんなのか。」と思うものもある。
わからないけど、藤木さんとアーティストさんが「この値段!」と、決めているのならばその値段なんだと自分を納得させている。

Rollで過ごす時間は、僕にとって「なんかわかんないけど、なんかこれかっこいいなあ、なんか手に入れたいなあ。」というふわふわした時間だ。
目的も無い。今、何の展示が行われているかも知らないままに、僕はRollへ向かう。
ちなみに今何の展示が行われているかをインスタグラムなどで調べたとしても、藤木さんが案内を送ってくれたとしても、残念ながら出展/出店しているアーティストさんの事を僕は何も知らない。
前情報も何も無いせいで余計にRollで過ごす時間のふわふわした感じは増すのだけれど、僕にとってその「ふわふわした時間」はなんだか心地が良い。


Rollから出て夕暮れ時の飯田橋の街を歩き地下鉄のホームへ向かう途中、僕は毎回疑問に思う。


お金って一体、なんなんだろう。





CLASSからCorgi社製のニットが届いた。
コットンのニットで16万円台というのは、はっきり言って値段が高い。

だけど、色々な背景でニットを企画するようになってから。
代理店を通さず海外から直接商品を仕入れるようになってから。
改めて、僕はこのニットの凄さがなんとなく理解出来るようになった気がする。

まず、思い付かないから形に出来ない。
メインの色選び。
インターシャ部(このニットだと丸い柄になってる部分)の色選び。
柄の位置決め。
パーツを跨いだインターシャなど。

根本として思い付かないから自分ではまず形に出来ない。

自分では思い付かない上に、「いいな。」と思ってしまったから完敗である。
このニットは、そういう意味では僕にとって「16万円払っても、欲しい。」と思えるコットンニットなのである。

結局、買い物なんて「いいな。」と思ってしまった自分の負けなんだと思う。
物の価値を紐解いて理解する過程に、果たして楽しさは存在するのだろうか。




Corgiから代理店を通して仕入れるニット、ソックス。
CLASSのようなブランドがCorgiをニットファクトリーとして使って企画するニット、ソックス。

様々な形でMANHOLEにはCorgi社製の編み物が並んできたし、並んでいるし、これからも並ぶだろう。

全て、値段は安くはない。
だけど、それはCorgiのせいじゃない。
今の時代に生まれた自分と、日本という国に住んでいることを受け入れよう。
今の時代に生まれたからこそ、日本に住んでいるからこそ、Corgiのニットが良く見える部分はきっとある。

このファクトリーは得意なことをお願いした場合、はちゃめちゃに雰囲気の良いものを仕上げてくる。
糸色 / 編み地、仮に全て日本で真似して作ることが出来たとしても、それはCorgiのニットではない。

そう。自分に形に出来ないことを、Corgiは形に出来るのだ。
やっぱり買い物なんて「いいな。」と思ってしまった自分の負けなんだと思う。
物の価値を紐解いて理解する過程に、楽しさは存在しない。



置いていても可愛いけど、着るともっと可愛い。
Corgiのニットの良いところです。



僕は、洋服とRollに並ぶアートは別のものだと思う。

ただ、Rollのアートも洋服も、自分が「いいな。」と思った時点で負けな点は変わらない。
いや、仮に手に入らなくても「いいな。」と思えた時点で楽しい。
手に入ればもっと楽しい。

買い物の種類としては似ている。
余計な先入観の無い、ふわふわとした時間の中での自分の選択も許してあげてほしい。



” CLASS “
– CCCS07UNI A –
Color : LIME
Size : 2/3
¥162,800-(tax included)




さて、「お金って一体なんなんだろう。」というクエスチョンマーク。
それは、Rollから出て夕暮れ時の飯田橋の街を歩き地下鉄のホームへ向かう途中の僕だけでなく、MANHOLEから出て表参道か外苑前の街を歩き地下鉄のホームへ向かう途中のお客さんも感じていることなのだろう。

Rollで作品を買う際に、藤木さんは「え!買ってくれるの!ありがとー!」と、本当に嬉しそうにしてくれる。アーティストさんもどうやら喜んでくれているらしい。

お金というのは、とりあえず使えばいい物ではなく。
自分が「いいな。」と思う何かに使えば、その何かを用意した誰かが喜んでくれる物なのだろう。そんなことを僕は地下鉄に乗って家に帰る間に考える。
そういえば、僕は「いいな。」と思う物が手に入って嬉しい。みんな、嬉しい。

家に着いた頃には使ったお金のことはすっかり忘れ、その代わりに買った作品がお店へ届く日のことを楽しみにしている。

夕飯を食べてる最中、眠っている最中、朝起きて歯を磨いている最中に、お金のことも作品のことも忘れる。
たまに先日使ったお金のことを、先日買った作品のことをふと思い出して、頑張ろうと思う。
そんな日々の一コマが、僕は楽しい。


価値観はそれぞれ、何が良いか悪いかを判断するのも人それぞれだけど。
少なくとも僕らは、Rollから帰る僕以上の気持ちをMANHOLEのお客さんへ渡す為に、退屈な毎日を楽しく過ごすことが出来るようにしたい。




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河上 尚哉

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スリーコード



ここ数日のブログで紹介している丸みのあるラペルのアンコンジャケット。実にCLASSらしい余白を感じさせるこのジャケットには、 昨日のブログで中台が紹介していたご機嫌なチェック柄とは別に、かなり地味な素材使いのものがある。普通のバイヤーならば見落としてしまいそうな地味さ。よく言えば素っ気ない、飾らない感じ。悪く言えば、地味、普通。

こんにちは、鶴田です。


” CLASS “
– CCCS12UNI C –
CHARCOAL GRAY
Size : 1/2/3
¥115,500- (tax included)




コンストラクションやディテールは一昨日に河上が散々紹介していたので、僕が付け加えることは何もない。



アンコン仕立ても可愛いラペルも内側の4ポケットも、すべてがコットン100%のチェック生地モデルと同じデザイン。違うのは生地だけ。 ざらっとしたドライタッチのナチュラルストレッチウール100% 、色はチャコールグレー。パッと見はビジネスマンのスーツ地に使われていてもおかしくない、ノーマルな感じ。


” CLASS “
– CCCCS11UNI A –
CHARCOAL GRAY
Size : 1/2/3
¥56,000- (tax included)



同じウール生地を使ったアイテムでもうひとつ、ウエスタンモチーフのシャツも届いた。モチーフ、とは言っても、ディテールほとんどすべてが完璧にウエスタンシャツなんだけど。












意外にショートポイントな襟型や変則的なダーツ使いが、王道のウエスタンから少しはみ出したイレギュラーな感じ。に、地味なウール地が乗っている。このシャツもまた店内で見落としてしまいそうなノーマルさ。

と、ここで熱心な読者の方なら思い出したかもしれない。少し前に紹介した「地味なウールパンツ」の存在を。そう、この地味なウール地のジャケットとウエスタンシャツは、あのパンツと同じ生地を使っている。

今日は3つの地味アイテムを使って、ちょっとした実験をしてみた。実験の内容は以下の通り。

「3つの地味アイテムの中から2アイテムを選んでコーディネート。靴や小物など、その他のアイテムはできるだけ共通のものを使う」

とてもシンプルで分かりやすいコンセプト。ちなみに、着用サイズはすべて「2」。



パターン①
「地味ジャケットと地味パンツでコーディネート。靴やキャップ、Vゾーンのシャツタイなどは鶴田が着てきた私物」



アンコンジャケットのリラックス感、イイ感じ。ザラっとしたウール素材が初夏に着ても気持ちよさそう。



一転して、タイトなボトムス。ひらひらと泳ぐジャケットの下に、まったく泳がないピッチリしたパンツ。



同じサイズで着用しているとは思えないほど、上半身と下半身のテンションが違っている。共生地のセットアップなのに。



パターン②
「地味ウエスタンシャツと地味パンツでコーディネート。靴、キャップ、シューズなどは全てパターン①と共通」




上下がスリムフィットなバランス。全身でこんなに細いバランスは最近ではあまり見かけない気がする。それくらい細い。細すぎて、なんか新しい。









小物類がコーディネートに華を添えているとはいえ、やはり驚くべきは①と比べた時のシルエットの変化。また、グレー無地の地味生地になることで、シャツの変則ダーツ(インサイドアウトのダーツ処理、さらにダーツのヘムをカットオフで開いて割っている)などのディテールに視点がよりフォーカスされる気がする。



パターン③
「地味ジャケットと地味シャツでコーディネート。ボトムスはワイドなデニムパンツ。靴、小物類は①②と変わらず」







グレーシャツ+グレージャケットの静かなコンビネーションにワイドな13.8ozのチャコールグレーデニムがワイルドに乱入。地味ウールの繊細さが、対照的に際立つ。シルエットは今の時代に比較的見慣れた全身ゆるやかなライン。



アンコンのジャケットを脱ぐと、シャツは抜群にタイトなんだけどね。という違和感。

店頭で見落としてしまいそうな地味グレーのウール生地をまとっておきながら、果たしてその実態は「常識的なシルエット構築法をズタズタに分断する」という、実にCLASSらしい変則コード進行のパンク服。スリーコードだけでもこれだけ多彩に楽しめるんだから、小物やシューズ、着る本人のキャラクターが変われば、もはや書けない曲なんてないことを逆説的に証明してしまっているかのような自由度の高さ。

勿論、このシリーズを三つそろえて買う必要なんてない。

しかし、あれほど「ご機嫌なコットンチェック生地」の同型ジャケットオルタナバージョンとして、こんなにも「普通っぽい、グレー無地」を用意するCLASSのクリエイティブ。それは「色、柄、生地、ディテールの独創だけでファッションが形作られてきたわけではない」というメッセージに思えるのは僕だけだろうか。

この静かなるエッジ。見えづらい刃の方が深く刺さる。







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鶴田 啓

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