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過去に大バックル付き極太イギリス製ブライドルレザーベルト:Christopher 45mmを作った時もそうだったんですが「なんかバカっぽくて良いな」という理由で選んだ今回の大馬蹄バックル。
丁寧に、あるいは合理的に作られた質実剛健で真面目なものや華やかで美しいものもいいけれど「良いものが欲しいわけでなく自分たちが欲しいものが欲しい」我々にとって、その「バカっぽくて良いな」という感覚は結構大切だったりします。
出来ればファーストタッチは「うわー!なにこれ、かっこいいー!」みたいな勢いが望ましく、後からそれ以外の魅力を後付けしていくことのできるものって、良いですよねー。


と、いうわけで。
Kingsley Walters Studio:Holborn 38mm。
手仕事のムラっぽい顔付き、鈍く光る質実剛健なブライドルレザーに対して、白く輝く銀色の薄い真鍮。で、大馬蹄バックル。うん、完璧じゃないか。
いや、手仕事のムラっぽい顔つきなんてそれっぽいことを書いて誤魔化してますが、今回はサイズ刻印を打ち忘れたようで検品が面倒でした。
人間がやってること、良い部分もあれば悪い部分もあるということ。

さて、バカっぽい、というかバカな我々ですがバカにはバカなりの良さがあるのです。
そうだなーなんだろうなー、そう思えるくらいには前向き、とかですかね。。。
あとは、タフだけど繊細、とか。大雑把だけど真面目とか。
そういう両端にあるものを繋ぎ合わせられるのが人間らしさだと思っている。
ちなみに、馬蹄は幸運のモチーフだそうです。
つけてもつけなくても幸運のステータスはきっと変わらないけれど、なんか良いことがあるといいですよね。

Kingsley Walters Studio” -Holborn 38mm-
Color:BLACK Size:28,30,32,34,36
¥46,200-(tax included)


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河上 尚哉

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みなさん、こんにちは!
今日のBLOGは、ざっくり行きますよー?
いいえ、といってもテキトーに粗く進んでいくつもりは毛頭ございません。


一見しただけで、「ざっくり」の意味がお分かりいただけたかと思います。

アメリカはロサンゼルス発、GEORGIA。
河上さんには「いい感じの人に会えてね。彼女がやってるGEORGIAってブランドを始めることにした」と言伝いただきました。
この「いい感じ」から伝わってきたのは、とりあえず細かいことは一旦おいておいて、まず伝わってきた印象をピュアに受け取りたい、その方がよさそう、そんな感じです。


今や、世界各国から集まった洋服やアクセサリーがひしめき合う店内でひときわこのニットが目立っているのは、西海岸という出自が新鮮香るのか、はたまた鮮やかな赤か、ざっくりか。おそらく全部でしょう。
細かいことはおいておいて、とか言ったそばからまた何やらしゃべり始めてしまうところでした。
まずは気持ちいいくらいに空いた胸元を、ざっくりと受け取ってみてください。


改めまして、こちらは赤鮮やかなニットプルオーバー。
100% COTTON。
風通し、などという言葉ではもはや表現不足なV。月並みですが、これからの季節に嬉しいコットンニットです。


ADIDASハーフジップにオン。
不思議と、一体化しているような印象を覚えます。そりゃあ赤なんだからそうだろうと言われてしまえばそれまでなのかもしれませんが、意外とそんなこともないのかもしれません。


フロントのBIG Vが確実に目を惹きますが、スンと振り返ると、浅く抜いたような首元の空間に気付かされます。

偶然の一致、ってもうそれだけで魅力的なことですけど、服と服が繋がる感覚は重ねてみて初めて味わえるものですね。襟から3本ライン、そしてそれがニットのパイピングへ。たまたまだけれどサティスファイ。あ、そうですそうですパイピング。


クリーミーな水色が走ります。
胸元がアグレッシブであるぶん、こういうキュートな縁取りにハッと。


ぱっと見正体不明な組み合わせも、このV空間が包み込んでいます。いや、全く包み込んではいないなあ。どちらかというとイメージ的には逆。なんでも飛び出させたくなる、そんな冒険の感覚。


極端な襟下がりの白シャツ。そしてそれを角度新たに受け止める(?)ニットのV。

ふだんは、というか大体ふつうは空いていなかった空間があると、時にはこんな出会いもあるかもしれません。無かったものがあったり、あったものが唐突に無かったりすると、考えたこともなかったことにノーステップで辿りつくこともあります。せっかく軽やかに考えなかったのだから、そのまま「ラッキ〜」と、波に乗りましょう。

ぼくたちにとって新しい、それだけで新しいリズムを与えてくれそうなGEORGIA。
まずはざっくり、いかがでしょうか。

“GEORGIA” -Lee V Neck Pullover in Fire Walk-
Color : RED/LIGHT BLUE Size : S,L
¥53,900-(tax included)



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吉田 悠人

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「なんだ、あのひと最初は近寄りがたかったじゃん、なんていうの?話しかけるなオーラ的な?でも昨日話したらすごく優しかったんだ〜、たまたま居酒屋さんでばったり会ってね仲良くなっちゃった」

「そうなんだ。それもそのはず、やはり人間には二面性というものがあってだな。」……などという薄っぺらいコメントをするような人間にはならないよう気をつけていきたい今日この頃(もう手遅れかな……)。あったかかったり、さむかったり。さむかったりあったかかったり。これぞ季節の変わり目。

ようし。というわけで本日のスタートラインに立ちましたのは、
FRANK LEDERより、WASHED ORGANIC COTTON COAT with DOUBLE POCKETS。
MANHOLEではいわゆる、ぺらぺらのコートと呼ばれるタイプのコートです。


COTTON 100%、シャツに使われるような生地がふんだんに、コートに化しています。
品質表示タグによると、DRY CLEANING ONLY というのがブランド側からのお達しですが、なにせ綿。汚れたりしたらふつうに洗えるところも良いですね、と呟いておきます。


茶色に茶色にマルチストライプ。
渋い色、重い柄、それがふわりと揺れる軽い生地に載っている。「これがFRANK LEDERらしいよな」と河上さんが言うとおり、このコートの一番の個性です。

重いのに、軽い!という意外性。着るまでこんなに軽やかだとは思ってもみなかった〜と言い直してみたところで、冒頭に登場した「あのひと」も、そうなのです。二面性なんかじゃ全然ない!そういう表裏みたいな感じ、想像しやすいのかもしれないですが、昼間はなんか深刻そうな顔をして話しかけたことも無かったひとに夜会ったらほろ酔いで笑顔で、なんか良いじゃん!太陽と月は別物ですが、昼も夜もおんなじひとですよね。もしどうしても面で表したいんだったら、2じゃ全然足りませんよね!


背中にスパッと。ふわっと広がるインバーテッドプリーツ。
いい風吹いて欲しいですね。


大きなパッチポケットの上に、両玉縁のフラップポケット。
思わず「かわいい」とこぼしてしまいそう、ユニークな二層構造。


たっぷり広がるストライプ、気分がいいです。
くしゃっと適当に羽織って出かける姿がすーぐ浮かびますね。


都合よく良い風が吹いてくれました。
やわらかに膨らむ裾、というかコート全体をお見せできてよかったです。


風吹いたはいいが、なんだか寒いな(わがまま、ですが天気ばかりは思い通りになりませんからね)


そんな時は、この生地を活かしてシャツのように扱うのも良いかもしれませんね。といってもいつものアウターを羽織るだけです。
何事にも柔軟に対応していきたい!(まずせめて装いくらいは…)


ラグランスリーブのコートは着心地がいいなあ あよく見たら襟の柄も合わさっていて美しいなあ…
パジャマに羽織るだけでも十二分に格好がつきそうなところもいいですよねえ その存在感が渋さってことなんですかねえ ぜひ参考にしたいものですねえ と、尽きませんね。
このコートはいいコートです。みなさんの春をいかようにも彩ってくれるはず。ああ、秋も?そりゃそうでしょう、って、そこじゃなくて、「彩る」っていうのはこの比喩にはちょっと……いや茶色だって立派な色でしょう、渋い色っていうのが存在しないって言うんですか?え?…あ、いや…そんなつもりじゃなかったんですけど…ね…

やっぱり、FRANK LEDERのコートはかっこいいです。この問答無用な感じ!

“FRANK LEDER” -WASHED ORGANIC COTTON COAT with DOUBLE POCKETS-
¥184,800- (tax included)



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思い出の柄


いやはや、3月ですね。週末にそこらへんを歩き散らかしていたら何度か梅を目にしました。いい季節がやってきますね。あと、芝生で昼寝なんかもしてみました。日差しがポカポカしていましたからね。そしてお腹壊しました。冷えたんでしょうね。少し寝っ転がるくらいにとどめておけばよかったものを、何事も塩梅が重要ですね。日々勉強でございます。

よ〜し塩梅というワードに無事辿りつきましたよ。
みなさん、覚えていらっしゃいますか?先日のBLOGちょっとの塩梅
今日はあのデニムとおんなじ形で別の生地:CCGS03UNI B でございます。



「おんなじ形」とはいえ、こうまで全体の色柄が変わると「ライトオンスのデニムバージョンもあった」ということや「リファレンスどうこう」なんてことは最早どうでもよく「こういうパンツ」に見えますね。

フロントのパッチポケット脇に無理やり入れられた深いプリーツ。
そして、ヒップトップをつまむようなダーツ。
上記2点により左右に膨らむシルエットではなく前後に膨らむシルエットになる赤白ギンガムのユーティリティーパンツ:CCGS03UNI B。


で、赤白のギンガムチェックはイタリアのテキスタイルメーカー:Lyria社のもの。

思い出のレストランに見るテーブルクロス、数年前のラグジュアリーブランドのランウェイ。
河上さんは「Mars / Merry go roundを作る時に、内装をデザインしてくれた津村さんと堀切さん、そして中台とランチにいったお店がまさにこういうテーブルクロスだった気がするなあ」と言っていました。

仕入れた理由は「穿くと楽しそうだから。あとは過去にこれのブロックチェックバージョンみたいなパンツがあって、中台がそれを穿いていて似合ってたなっていうのを思い出した。」とのことです。
他にも色々言ってましたが、いずれにせよ、これは思い出を想起させる柄。
つまり、見るひとによって背景が変わりそうな生地。


一口に「コットンパンツ」と言ってしまえるわけですが、なんとか別の言い方はないものかと模索したくなる、シャキっとしたコットン。


「シャキっとしたコットンです」とか、「前後に膨らむようなシルエット」とか、
こうやってこのCCGS03UNI B の大事な性格を言葉にすることは大事ですよね!ジブンうまくお伝えできましたでしょうか…?
しかし!もし伝わっていなくても安心してしまうくらい(ダメですけど)、このチェックが、良いです。

そんなのわざわざ言わなくても……
って結局言っているのと同じようなものなので、ズル言葉な気がしてしまうのですがこの際……
いや…でもそうだと思います!
爽やかな赤いギンガムチェックのパンツを穿く、っていうだけで、その一点だけでとてもワクワクすると思います。



ちょっと、出かけてきますー。なんてただの外出も楽しみになってきました。
このチェックを見ているとなんだか無性にたのしくなってくるのがぼくだけではないですよね。
ただ過ごす時間も思い出の柄。言い過ぎですかね?

“CLASS” – CCGS03UNI B –
Color: WHITE/RED Size: 2, 3 ¥79,200- (tax included)



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DIVAとは



Diva” というのはどうやら、素晴らしいオペラシンガーの女性を称賛する際に使われるイタリア語らしい。スタンディングオベーション、大喝采に包まれながら”ディーヴァ!!” と光り輝く舞台の歌姫に向かって叫ぶ、そんな感じなのかなあと想像してみます。
語源のラテン語 “Diva” は女神を意味する言葉のようです。


というわけで。
BOURRIENNE Paris X の白いシャツ、DIVA。

ふだん自分に足りていなかったのかまさにこういうところだったんじゃないか……そんな風にも思わされる、なんとも魅力的なディテールが詰まった白シャツです。


極端な襟下がりと台襟なしの小さな襟。前立て幅2cmという細い比翼仕様。
ロングカフス、そしてカフスボタンの代わりに垂れ下がったリボン幅の白い紐。

「極端に下がった襟元が気に入っている。カフスが長いのもいいし、俺は普段からシャツの袖釦はめんどくさくて留めないから、そもそもボタンが無いのも良い。この紐もリボンみたいに結んでも良いんだけど、釦すら留められないんだからどうせ結ばない。ご飯食べる時に結ぼうかな、うん、ご飯用の紐だな。そう開き直って普段は紐がこうやってひらーんとしてるのが、なんか……いいよなあ。と思って仕入れた。」と、河上さんが言っていました。



「あと、この襟も袖も紐も、普段出ないところが出るのが、なんだろう、『男らしいもの』の内側に隠れているもの。つまり、「男らしくてかっこいい」とは別の部分の魅力が出るような気がして……なんかいいよな」

カーディガンの袖からヌッとロングカフス、そしてしゅっと紐を引き抜き垂らす。この動作そのものさえとても気分がいいです!

カモパンに黒いカーディガン。居心地のよい脱力感そのままに、なんでしょう、なんというか……絶対にこれまでの普段にはなかったものがある気がして……なんかいいですよね。


立ててみると、不意にシャープな襟。
鋭さそのままクールに続けて行きましょう。


ロマンチックでマスキュランな装いに……って横文字を並べればクールってわけじゃありませんね、危ない危ない。クールネスをカタカナに委ねるようではまだまだぼくもポットデノヒヨッコですね。

ふだんはふつうのシャツがちらっと見えるくらいだった袖口から、こうも出てくると変わらないわけがありませんね。べつに普段からわざわざ「変わろう変わろう」と思う必要もあんまりないし何なら難しいことだと思うのですが、ふと、自分にとって圧倒的に違うものみたいなのに触れたとき、ふっと何かが変わっていくような気がしますよね。あれキモチイですよね。


男らしい、とか、ともすれば男臭いと形容することもできそうな格好たちに、しなやかさを与えているのはDIVA。このシャツを眺めて「なんかいいなあ」と思えるのならば袖を通したが最後「ありがとう」という言葉が自然に出てきそうな気さえします。
ちなみに極端な前下がりによって下にパーカーなどもすんなりと着ることができます。
シャツの下にパーカーのような、ヤングな装いに色気を与えているのは間違いなくDivaによるものですね。河上さんが以前「ブリエンヌしなくてもいい」と書いているように、普段通り、このシャツを楽しんでみてはいかがでしょうか。



ちなみにこのシャツは右前合わせ。そう、レディースモデルです。
「俺は100%の気持ちで『左だろうが右だろうがどっちでもいい』とは言えない。許せるものと許せないものがあるけれど、このシャツはそんなことはどうでもいいと思えた。そういうものって、やっぱりいいよな」と、河上さんが言っていました。僕は「なんか釦留めづらいな」と思ったくらいで言われるまで右前なことに気付きませんでした。
メンズの合わせに着慣れている方ははじめ少しやりづらいかもしれませんが、比翼なので留後の見え方的には…………なんていうことはもはやどうでもよいことですね。

なんだか良い、というピュアな気持ちに身を任せたくなるシャツがDIVAです。

“BOURRIENNE Paris X” -DIVA-
Color: BLANC Size: 38, 44. ¥69,300- (tax included)



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