Look (at) back
” 背中で語る “とはよく言うものの、実際は誰それの背中がなにか喋り出すわけではなく言葉以外の方法でほかの誰かになにかを示すことの喩えであることは誰もが知っています。
うまい例が思いつかないのも、ただ言葉が見つからないだけなのだと納得しました。
「あ、ほくろが顔みたいになってる〜」「え?見たことないからわかんない……」
勝手に喋られても困っちゃいますが、背中とはいいものですね。よし、適度な脱線をしたところで、
このSMOCK JACKETほどに語る背中はないと思うのです。
もちろん、NICHOLAS DALEY。だからか!
このチェックはいつも懐かしく、いつも新しい。
なんてロマンチックな表現をどこかから借りてきてしまうくらいに魅力的。
改めまして、NICHOLAS DALEYより、SMOCK JACKETです。
ジャケットと銘打たれていますが、ゆったりと大きなシャツとして捉えていただいても問題ありません。大きな胸ポケットがガチャっと左右についています。
生地はデザイナーが数年にわたりロキャロン社に別注をかけてきたウールモヘアのタータンチェック。「NICHOLAS DALEY自身が格好がいいと思う配色、質感」を形にしたシグネチャータータン。
「あのハットの」「あのカーディガンの」「あのパンツの」「あのコートの」「あのスカートの」
これまでのNICHOLAS DALEYを楽しんだ経験が一度でもある方なら、思い出されるなにかがあるかもしれません。この集結感はまずスペシャル。
え?なんの話か?それは、ニコラスのタータンチェックはメモラブル だから。
たぶん、今はじめて目にしたあなたでさえ、次にニコラスのタータンチェックを目にした時には思い出すかもしれません。こんな無責任な口を聞けるほどに、ニコラスの色/柄/配置は唯一無二。
これをセンスと呼ばずして何と呼ぼうか、今のところは思いつきません。
もちろんそれぞれ「組み合わせること」なんて前提にして作っていなかったはずのシグネチャータータンを、無造作に組み合わせたのが本作。
しばしば間違える「格好いい×格好いい=超格好いい!」みたいな方程式や、しばしば否定される「なんかよくわかんないけど、かっこいいな」という感覚を100%肯定してくれる、潔い男らしさ。
冬へまっしぐらな今日この頃。
目の前には、ニコラスのセンスが鮮烈に、かつ軽妙に現れたSMOCK JACKET。
この4種のチェックからなる大きなスモックシャツは、NICHOLAS DALEYとの出会いにも、再会にも、お誂え向き。
「あのハットの」「あのカーディガンの」「あのパンツの」「あのコートの」「あのスカートの」
という風に使われてきたウールモヘアの生地だからこそ、手にした人の好きなように着ることができます。
シャツのようにも、ジャケットのようにも、カーディガンのようにも、コートのようにも。
ズルいですか?はい、ニコラスのチェックはけっこうズルいのです。
” NICHOLAS DALEY ” – SMOCK JACKET –
Color : COMBO TARTAN Size : M / L
¥106,700- (tax included)
MANHOLE NEW ONLINE STORE
MANHOLE official instagram
吉田 悠人
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
先日紹介したFIGARETのシャツ:CARL。
ほとんど売り切れた状態で紹介しただけあり、すぐに完売しました。
「フランスにお店もあるし定番ぽいし、普通に在庫持ってるよな」と思って状況を聞いてみたら、ちゃんとストックがあったので取り寄せておきました。
流石、60年近く続くシャツブランドのアイコニックな形、かつ定番品なだけあります。
それは「常にある」という文字の通り。飽きることはあっても嫌いになることはなさそうな顔付き。
さて、寒くなったとはいえ、厚着をすると日差しは暖かいし一歩屋内に入ると暑いので、リネンに汗を吸わせましょう。そう、今の時期はタンクトップみたいな使い方も良いと思います。
で、タンクトップと違うところは言うまでもなく「堂々と上着やニットを脱げるところ」ですね。
ジメジメした蒸し暑い時に着るリネンとは違う、カラッと乾いた時期に着るリネンの良さも楽しんでみませんか。
” FIGARET PARIS” – CARL –
Size :M, L, XL ¥36,300- (tax included)
MANHOLE NEW ONLINE STORE
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
みなさん、巻く季節の幕開けです。
むろんこれはカーテンではありません。
赤、黒、カーキ。どこか根本からパワーが沸いてきそうなカラーリング。ぐぐぐ。
さて、Nicholas DaleyよりSTRIPED SCARF。
アクリルニットのマフラーです。
ニコラスプロダクトと編みの相性がバツグンであることをみなさんはすでに知っています。
今はじめてニコラスプロダクトと出会ったよ、そんな方でもはじめの1枚にスクロールして見てみれば気づくはず。色のチョイスもさることながら、その色それぞれの幅。
さらにお気づきかもしれませんが、長めです。
約25cm × 220cm。
お好きな巻き方を。
適当にグルグルギュと巻いた暁には編みの表裏が行ったり来たり。
マフラーじゃなく、ニットの服を着るとき、思ったことはありませんか?
「なんか裏もいいなあ」
しかしわざわざ裏返して着ることはせず、外に出る頃には裏ならではの良さなどすっかり忘れてしまうものです。
そういう意味でもいいですね、当然のように表裏がマッチするのは。
こんな風に被ってみるとさらに実感されるのが、ニットならではのフィッティング。
なんというか、異物感少なに沿ってくれます。
たぶん多くの方にとって、一番フツーの巻き方。
というかここまで、このマフラーがニットであることをことさら強調して紹介してきたようですが、特に珍しいものでもないですよね。ストライプ柄のものだってよく見かけるはず。
なのになぜ!つまりカテゴリー分けしたら「ストライプニットマフラー(ロング)」になるはずなのに、
ぜったいに「Nicholas Daleyのマフラー」なのだろう?
白文字でシグネチャー刺繍が入っているから?
ある意味ではそうかもしれません。
が、どうしても、「色の選び方/置き方」に戻ってきてしまいます。
新しい視点を発見したい気持ちもヤマヤマだったのですが、いざ戻ってきてみると、自信満々に開き直ることができます。
ある一点においてそのモノがそのモノたり得ているというのはすごいことだと思います。
ニコラスのつくるモノを紹介するときによく「パワー」という言葉が出てくるのですが、それは語彙不足でも怠惰でもなんでもなく、そういうことを表現しているのだと思います。
しかもそれが、「Nicholas Daley」だから良い、のではないからすごい。
なんというかですね・・・
「これ、Nicholasです」と言われて「だからか!」という感じ。
すでに直感していたのです。
直感っていうのは大体そのとき言葉にならないもののはずですので、あとになって「ああ、あれはパワーだったのか」と気づくことは当然というか自然なことでしょう。
もし今ハッ、としたら、
今はしなくても後でするような予感がしたら、
ひとまず首をあたたかくして待っておくのがよいのかも知れません。寒いですからね。
“ NICHOLAS DALEY ” – STRIPED SCARF –
¥12,100- (tax included)
MANHOLE NEW ONLINE STORE
MANHOLE official instagram
吉田 悠人
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
むだ【無駄・徒】《名・ダナ》 役に立たない(余計な)こと。
めちゃくちゃ異論は認めさせていただきますが、もしもの話です。
もし、おしゃれをすることを無駄を楽しむことだと言い換えるならば、これほど清々しく楽しめる洋服もそう多くはないでしょう。
m’s braqueの、ファーベスト。
無駄に尖った書き出しをしてしまったので、ひとまず必要(かもしれない)情報を。
このベストはプルオーバー。
ワンサイズ。
とても軽い。
短丈。前は山型に、後ろは谷型にラウンドしています。
ポケットはありません。もしあろうものなら位置が高すぎて突っ込むたびに背中が攣ることでしょう。
ALPACA 61%、WOOL 37%、NYLON 2%です。見るからにフワフワですよね。その通り。
首までフワフワハイネック。
フワフワじゃないところ、つまり首元から脇腹の部分は伸縮性抜群のニットテープになっています。着脱に直接関わるパーツ。気持ちよく被れます。機能性のみを求めてこれを採用したわけではないことは、このテックみのある生地の幅が、ファーの持つ柔らかなムードをいかに絶妙な塩梅で引きしめているかをご覧に入れるだけで十分でしょう。グラデーションやコントラストとも異なる、唐突な凹凸。
また無駄に尖ってしまった……ヘコみます。
「ファッションの力」なんて口に出すのは正直こっぱずかしいしぼくにそんなものを語る資格も資質もありません。いや、資質はまだしも資格なんてそもそもないだろ!的な横槍は蛇足に他ならないので割愛。ですが、流石に実感としてあります。
「着るとなんか上がる服」ってやっぱあります。
「なんか最近つまらないんだよな、とくに理由もないはずなんだが」みたいな時に欲しくなったり。
めちゃくちゃ上がってる時にさらに「なんかもっと上がる気がすんな」みたいな時に欲しくなったり。
誰しもにある(と信じたい)こんな感情は、みんながみんな口に出して表現するわけでもありません。
着るだけ、ですよね。「自己表現」なんてわざわざ言わなくても、とたまに思ったりします。着るだけで。はじめは洋服屋さんの大きな鏡、次は家の鏡?ちらっと見る街のあらゆる鏡壁?もしかしたら、通りすがりの何人か、さっきコーヒーをテイクアウトした店員さんも見ていたかも?なんと思ったのか、気にするかどうでもいいかはぼくの与するところではありませんが、ほぼ視覚的といってもいいこの洋服の楽しみを「力」と呼ぶなら、やっぱりあるのかもしれません。
不思議ですね。かもしれないと言いたくなるのは、見えないからですよね。
無駄なく研ぎ澄まされたBLOGをお届けする雰囲気を醸しながら、けっきょく誰にとって有益かもわからない抽象的エッセイじみました。
人は意識してもそう簡単には変わらないものですものね。てへ……
このベストを被るのは簡単です。
とても軽いです。でも着てない時よりは重くなります。
ふわふわです。首まで柔らかなテンションで包まれて、あたたかいです。おなかは油断しないようにしてください。
なにかを楽しめていない誰かの気分を上げてくれるかもしれないし、これを楽しめているあなたはもしかしたらいい気分なのかもしれません。
楽しい洋服を着ていさえすれば楽しい気分、なんて詐欺まがいのトートロジーだとは思っていただきたくないところですが、とりあえず、楽しいと思ったものはひとまず楽しんだ方が楽しいと思います!
たまには、ね…!みたいなのって楽しいじゃないですか、やっぱり。
” m’s braque ” – Faux fur pullover –
Color : BLACK Size : ML ¥64,900- (tax included)
MANHOLE NEW ONLINE STORE
MANHOLE official instagram
吉田 悠人
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
ネイビーもあります。
“renoma” [MANHOLE EDITION]
– J.L SINGLE PEAKED – ¥154,000-(tax included)
– Pattes d’éléphant – [zipper fly] ¥64,900-(tax included)
昨日で終わりかと思いきや。
renomaのスーツ、DARK NAVYもあります。
流石に多いのかな、なんて2秒くらい考えたけど、ここまで来たらやりきっちゃおうという自信と勢いの企画。
室内の明かりだと黒よりも深みがある黒に見え、自然光が当たった場合や光の角度によって青みがかるミッドナイトブルー。つまり、黒に近いダークネイビー。
ミッドナイトブルー、ノーベントのシングルピークドといったタキシード、及びディナージャケットの正礼装に近い仕様ながら生地はウーステッドではなくスポーティなフランネル、ナット釦、そしてパンツにはベルトループが付き2つのプリーツが入りバックポケットも両サイドに入り、W仕上げかつその巾は5cm。
「高いボタン位置、ズレたウェストシェイプ、renomaのシグネチャーである両サイドのフラップ付きのコインポケット」に見られる、このJ.L SINGLE PEAKEDとPattes d’éléphantの特徴的なバランスやディテールを差し置いても、礼服のフォーマットで仕立てた日常着だ。
つまるところ、このスーツは昼と夜も着ることのできる中庸。
礼装で参加するとやや大袈裟に感じる結婚式の二次会なども、現代においては(秋冬シーズンに)最適解の組み合わせとも言えるかもしれない。
ただ「そういう着方や捉え方もある」ということ。
慶事を待たせる存在に止めるにはあまりにも格好がいいので、これもまた好き放題に。
「ジャケットやスラックス、スーツだから気を遣って合わせないけど実は合わせたかったもの」を好き勝手にどうぞ。
ちなみに組下のパンツは「好きなんだけど、スラックスを合わせるとどうにもシニアな雰囲気が漂うからいつもジャージやデニムやスウェットを合わせている」チェックのジャケットやツイードのジャケットなどに合わせるのもおすすめ。ダークネイビーならではの特徴。
それではまた。
MANHOLE NEW ONLINE STORE
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892