F.LLI Giacometti、Viora木型の3穴チャッカブーツ。 クラシックな文脈でスポーティなジャケット&トラウザーズと合わせるそれと違い、MANHOLEに並ぶそれは鋭い爪先、すなわちポインテッドトゥが特徴的なモデル。 冒頭の写真のようにダブルに仕上げられたグレーフランネルのトラウザーズを合わせたとしても(例えば過去に作ったフレンチカーフやダークブラウンスエード であろうと)全体の印象はクラシックな文脈とは違うもの。
さて、FG428。 「そういえば、エキゾチックをのせたことがなかったな」と、試しにダイアモンドパイソンをのせてみました。 うまく行ったような気がします。 歴史ある高級本格靴屋のそれでもなく、モダンなデザイナーズブランドのそれでもない。 が、どちらの物足りない要素も満たしてくれるような感じ。
“F.LLI Giacometti” -FG428- [Chukka boots] Forma: Viora, Pitone Acapulco Size:39-43 ¥184,800-(tax included)
オーダする度に「同じ革を他のブーツとか短靴にのせた場合と比べて、なんか安いかも」と思うことの出来る、ちょっとしたお得感も個人的にこの靴が好きな理由だったりします。 これはこのモデルに限った話ではなく、チャッカブーツという靴のパターンそのものが、裁断時の取り効率(つまり一足を作る際に必要な革の面積が少ない≒無駄が出にくいという点)で優れていることに関係している、はず。 もちろん「お得感」というのは僕が勝手に感じているだけであり、結果的に高い靴であるのは間違いないので、この靴がMANHOLEに並ぶ理由はそこにありません。 モダンなものにはモダンなものの良さが、クラシックなものにはクラシックなものの良さがあることを心の底から認めながら、僕らはその中間をふわふわと漂っていたいのです。 そして今、自分がどこにいるか。そんな靴。
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河上 尚哉
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続・パーフェクトフーディ
Tue.10.21.2025
“CLASS” -CCFA09UNI A- Color: OFF WHITE Size:2,3 ¥104,500-(tax included)
CLASS:CCFA09UNI A。 一見ただのスウェットフーディに見えるけど、この洋服はコットン(またはコットンポリエステル)のスウェットは古着の方がかっこいいという事実を飛び越えてMANHOLEに並んでいる。 デザイナーズブランドによるデザインされたスウェットフーディ。
カシミアやシルクのような素材に頼らず、堂々とコットン100%。 いや、コットン100%ではなくコットンの塊という表現がこのフーディには相応しいだろう。 90年代にとあるブランドが作っていたヴィンテージのリプロダクションを参考にしたリプロダクションリプロダクション。とはいえ、なんとなく名残がある程度。 生地、作り、身頃のバランス、フードの形など全てがCLASSのバランス。 圧倒的なコットンを感じるはちゃめちゃに度詰めされた吊り編み天竺。 を、贅沢に贅沢に、意味のある使い方をした一枚。
その時気に入っている物に合わせてどうぞ。 で、もうちょっと寒くなったら上からその時気に入っているジャケットやブルゾンを羽織って、もうちょっと寒くなったらその時気に入っているマフラーやストールを巻いて、もうちょっと寒くなったらその時気に入っているアウターを羽織って、おしまい。
90年代にとあるブランドが作っていたヴィンテージのリプロダクションを参考にしたリプロダクションリプロダクション。ちなみに「90年代にとあるブランドが作っていたヴィンテージのリプロダクション」自体は世間一般的に特に評価がされていない。 極めて個人的な「好き」をパーフェクトに形にした、実にCLASSらしい一枚。 「好き」に理由も言葉も説明も形もいらないけれど、それを紐解いた先にはしっかりと理由があって言葉に出来て説明も出来て形にも出来るということを、僕はいつもCLASSから学んでいる。 そして、出来るけど(出来るから)しない、という選択肢も。
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NICHOLAS DALEYのWRAP KILT。 スコットランドの伝統衣装であるキルトスカートがモチーフ。 一昨年までデザイナーがスコットランド:ロキャロン社に依頼して製作したタータンチェックのウールモヘアをスコットランド:グレンアイラキルト社に持ち込んでラップキルトに仕上げていましたが、去年からデザイナーが配色を組んだタータンチェックのフリンジ付き大判ストール(マフラー)をスコットランドのグレンアイラキルト社に持ち込んでラップキルトに仕上げたモデルも登場しています。
簡単に書くと「巻きスカート」ではなく「巻き大判ストール」に変わったのがNEW WRAP KILT。 マフラーを首に巻くような感じで、思いつきで腰に巻いてみてください。 折角寒くなったからなんか秋冬物っぽいものを着たいけど秋冬物っぽいものを選ぶと暑い、何を着て出かけていいのかさっぱりわからない今の時期ですが、スウェットやデニムの上から巻いてみると楽しいと思います。で、暑ければ外せばいい。こういう点もマフラーと同じですね。
取扱当初は「試しに首に巻いて鏡を見てみたらスカートを首に巻いているおじさんが立っていた 」とかふざけて書いてましたが、マフラー地なので本当に首に巻いても良さそうですね。 何より、NICHOLAS DALEYが組んだ黒ベースのタータンチェックがとても格好良い。
“NICHOLAS DALEY” – WRAP KILT – Color:BLACK ¥138,600-(tax included)
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「これまで、ニコラスのポンチョはすごくポンチョだった。フードやポケットの生地はブリスベンモスのワックスドコットン、本体もコート地だったのが従来のNICHOLAS DALEYのポンチョ。ポンチョにしては十分軽やかで華やかだったんだけど、やっぱりポンチョはポンチョ。一方で今回のモデルはフードやポケットはコットンナイロンで軽やか、本体はコート地ではなくストール生地になっている。つまり、今回のモデルはポンチョの形をした着ることの出来る大判ストール。じゃあ、ブログよろしく〜」
そう言って河上さんは撮影用の備品を買いに出掛けていきました。いってらっしゃいませ。
ポンチョ、たぶんなんの変哲もない退屈な都市生活を過ごしているぼくみたいな人間の耳には当分馴染みそうにない言葉。しかしそれは近寄りがたい堅さとかじゃあない。ポンチョはぼくらを拒んでいない。水が滴ります。大きなその雫が水面におちたとき…… ……ポチョン…… 波紋が広がります。
「今回のポンチョはポンチョの形をした着ることの出来る大判ストール 」 この言葉を鵜呑みにする、そういう風だとなんだか喉につっかえるような思いがしますが、それはただぼくたちが魚を丸呑みしたことがないだけなのかも知れません。 つまり、体に沿う形で巻くことのできるマフラー地とコットンナイロンのコンビネーション。被るより巻く方が容易だと言ってもべつに誰も怒らないんじゃないかと思います。 じっさい着用行程も楽ですしね。
(ストールとしての)グッドポインチョ:ポケットを獲得
あれ?このストール……もしかして……
被ってみたら……着れる!というかとても形の良いコットンナイロンのフードまであってもはやポンチョのようにも着られるように作られたとしか思えない! はい。それもそのはず。 これはNICHOLAS DALEYのBLANKET PONCHO。 気候や習慣的にポンチョというものを着慣れていないぼくは、「ポンチョ」というのを意識しすぎなのか?ポンチョって、名前かわいいですよね、もうこの時点で特別扱いしすぎなのか?いや、かわいいからいい。そんな疑心ポンチョこそポンチョ。ただ、ポンチョのすゝめの前書きにはもしかすると、「ポンチョに不慣れなゆえ、着用の際にどのような組み合わせを採用すればよいか分からずに、おかしくなってしまうのではという不安を抱く者があるのなら、「着られる大判ストール」として捉えよ」と書いてあるのかも知れません。 第1章 もはや大判ストール ・・・・・・ ・・・・・・ 第6章 むしろのスタンス 第7章 ついにポンチョ
・・・・・・ ・・・・・・ 最終章 あなたはどの町で1番になりたい?
” NICHOLAS DALEY” – BLANKET PONCHO – ¥132,000- (tax included)
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NICHOLAS DALEY、WIDE LEG TRACK PANT。 その名の通り、ワイドなレッグのトラックパンツ。カラーはBLACK。 程よい厚みのコットン。ここだけの話、年中穿けそうな感じです。内緒ですよ。 ズドンと太くて季節を選ばない着心地、それに加えてナイスカラーなサイドライン。 太いジャージとなると、褒め言葉しか思い浮かばないのがこの世の常。ジャージってどう考えてもユルいイメージなのに、なんというか、欠点がない。思わず「逆に」と言ってしまいたくなります。ずるい。ので欠点を探してとっちめてやりたいと思います。
「え、そこなの?」な場所にNDロゴ発見!変なの〜 ‥‥‥。
突拍子もなくつっかかってみたは良いものの、正直なところ即座に愛らしさに取って代わられたことをここに告白せねばなりません。太いジャージを前に、ぼくにできる抵抗はあえて長ったらしく冗長に意味とかも重複させまくってすごく単純にシンプルでストレートにかっこいいワイドな幅広さをお伝えしてみようかなと試みることくらいでしょうか。 なぜかって? ジャージだからです!
逆に。
ジャージなので、もちろんラク〜にぎゅです。
わざと長ったらしく書くのはヤメにします。決して飽きたわけではありません。 ジャージが太いからです。 ところで、ニコラスが選び組み合わせる色には独特の魅力があります。 あ、これはニコラスだなとすぐ分かる。しかしなぜかマンネリムードを醸さない。理由はシンプルで、毎度どこかが違うからです。そんなの当然じゃないかと思われるかもしれませんが、これはかなりすごいことなんじゃないかと密かに思っております。感覚ってやつだと思います。色の濃淡とか柄の大小とか線の幅や間隔とか。それが純粋に魅力として伝わって来る感じ。反射的に。じつは既にいいなと思っていたのだな、という感じ。なぜでしょう!
太いジャージとしか説明しないなんて、いくらジャージが太いからって手を抜きすぎてると誤解されていないか、心配です。 ウソです。ぜんぜん心配なんてありません。 なぜなら‥
フロントのセンターラインが実はキいてるんですよね、なんていう風にファッションシャニカマコメントは差し控えたいところです。 「とりあえず入れておこう。太いし。シュッ」みたいな感じが素敵です。結果の見た目が同じであろうと、そっちの方がいい。 なぜなら‥
当たり前のように要素的には対角に位置するジャケットを羽織ったとき、あ、黒い(穿きたい)ジャージって貴重だな、そう素朴に思います。対角、なんていうと理論っぽくて鼻が高いですね。エヘンツンツン。
てことはつまり、隣接するやつなんて、証明不当ですね。 よし。今日も元気にQ.E.D.。 ピリオドの後に句点を打つと、なんだかモヤモヤしますね。 そんな気分は、太いジャージで打ち払いましょう!ズドン!
” NICHOLAS DALEY ” – WIDE LEG TRACK PANT – ¥63,800- (tax included)
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