4月7日以降の営業について

FRANK LEDER[ A/W 2003/04 – Pay Attention – ]
ジャケットを開けるとそこに何かが潜んでいるような怪しい男。
顎髭をはやし、帽子を深くかぶっている。
コレクションは男の影のプリントや、内側には七つ道具のプリントなど、ひと癖ある人物が表現されている。
FRANK LEDERがベルリンに戻り発表した初のコレクション。
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
商品紹介ばかりで苦しくなってきたので、今回はちょっと趣旨を変えて好きなこと書きます。
頂いた物の話。
そう、僕は贈り物に弱い。
「あ、河上さ。今日は渡したい物があるんだよ。」
と、先日いらした鶴田さんがバッグから取り出して渡してくれたのは、FRANK LEDERのアーカイブ2点。
そういえば先日飲みに連れて行ってくれた際に、「自分じゃもう着ないからあげる。」とおっしゃっていたような。。。酩酊時の朧げな記憶。
15年以上前のFRANK LEDERのアーカイブ。
ずっと「かっこいいなあ。」と、思っていたセットアップの組下のパンツ。
実物を見たことが無かったし、ルックは白黒だし。
プリズナーパンツのオマージュなのかなあ、なんて思っていたので、コットンのカーキ系のベージュにブラックのボーダーだと勝手に想像してました。
実物はグレーのサキソニーにブラックのボーダープリント。
上の方のプリントが何故だかまだらなのは何か意味があるのでしょうか。。。
ウェスマンがごっそり削り取られた仕様。
ベルトループは泳がせている。
難解なパンツ。
なんでここに行き着いたんでしょうか。
FRANK LEDERの頭の中は一体どうなっているんだろう。
頂いた時は中台も隣にいたし、偶然バイトのゆうとくんもいたタイミングだったので、平静を装いました。多分僕がめちゃくちゃに喜んでいた事はバレていないはずです。
後日、彼らがいないタイミングで穿いてみました。
かっこいい・・・!
FRANK LEDERのトラウザーは前身頃の生地分量が少なく、後ろ身頃の分量で腰回りからワタリにかけて包み込んでいるようなイメージ。
その為、ワタリに合わせるとウェストが大きく、ウェストに合わせるとワタリが詰まってヒップが持ち上がるコンパクトな作りがほとんどだと思ってました。
そこがいいんですが。
このパンツはそんなことないなあ。
ウェスマンが削り取られているせいで股上は浅いけど、それ以外は普通のバランス。
手元のストックが無くなったのか、最近は使っていないOPTIのジップ。
ビンテージの釦、ディアスキン。
数年前、行ったこともないドイツのことばかり考えていた時期に受け取っていたら、かなりコテコテな格好に仕上がっていたのだろうなあ。
普通のグレーのスラックスだと思って穿くくらいがちょうど良さそうですね。
偶然、MANHOLEでこの秋冬に用意した洋服は春夏に引き続きグレー/グレージュ/ベージュが多いので、仕入れた洋服と合わせるのが今から楽しみです。
今年の秋冬、僕はどんな気分なんでしょうか。
そういえば僕らの気分も変われば、当たり前にデザイナーさんの気分も変わるんですよね。
好きだから過去を追ってしまうけど、FRANK LEDERが今作っている洋服も大切にしていきたいなあ、なんて改めて考えさせられるパンツ。
ちなみにもう一つは着丈55cm、身幅53cm、Vの深さは20cmのこれまた難解なバランスのVネックのウールジャージーニット。
さっき試しに着てみたんですが、ちょっと考える時間が必要でした。
とてもじゃないけどお見せできないくらい。
着丈の短さ/タイトなバランスは別にどうとも思わないんだけど。
Vの深さ20cmと、このプリントは鬼門。しかも赤。加えてマスクが縫い付けられていますよ。。。(ここでもアイマスク!)
嫌いじゃないだけに、尚更ちゃんと着てみたい。
ちょうどゆったりとしたバランスに甘えて楽な格好ばかりしている自分に対して、気分が変わるきっかけが欲しいなあ、なんて思っていました。
長い目で色々と考えてみます。いつか何か閃くかもしれません。
その前に痩せないとなあ。
夜食に焼きそば食べてる場合じゃないですねえ。
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河上 尚哉
4月7日以降の営業について
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
ここ2,3年くらい帽子をかぶってません。
そのせいか帽子をかぶってもなんか違和感を覚えて、どんどん遠ざかってます。
半端ない癖っ毛なので、以前は帽子が無いと外に出れなかったんですが。。。
帽子はかぶり慣れる事と、「きっと似合っている。」という自信でなんとかなるはず。
僕は「これだったらかぶれるかもな〜。」という物と一緒に、また帽子をかぶりたくなるようなきっかけを探しています。

” whowhat “
– Bucket Hat – ¥14,000+TAX-
中台と一緒に古着の買い付けをしていた際に「ノリの良い帽子を探すのって難しいんだな〜。」という事に気付きました。
その点、現行のブランドが作っている帽子は気が利いている物が本当に多い。
whowhatのバケットハットは今期唯一買い付けた帽子。
深いクラウン、傾斜の強い短めのブリム。
生地は透湿/撥水加工が施されたナイロン素材。
White / Black / Brownの3色。
サイズはフリーサイズ。
アルバイトのゆうとくんにかぶってもらいました。
似合いますね〜。
生地は軽いですが、洋服の生地感は選ばないはず。
深めのクラウン/短いブリムで、形はちょっと特徴的。
何の気なしにかぶっても洋服とのバランスを楽しめる良い帽子です。
最近は中台もずっと帽子をかぶっているし、ゆうとも帽子が似合うから、僕が帽子をかぶる機会はますます遠ざかっていくような気がしますね〜。
まあ僕の代わりに似合う人がいるからいいか。
帽子は眼鏡と一緒で、試しにかぶってもらうと抜群に似合う人がいるから楽しいです。
次からはもうちょっと種類を増やしたいなあ。
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河上 尚哉
家でカタカタしてます。
誘惑が多い。
ずっと食べてるしパソコンの脇には漫画が山積みです。
在宅に切り替えて作業効率が落ちない人を尊敬してます。
なんかコツがあったら教えてください。
今日も一瞬「Blogは明日でいいか。」なんて諦めかけました。
ここで諦めたら一生家で作業が出来なそうなので、とりあえず書きます。
とはいえ寝すぎて頭がぼーっとするのと、満腹感でいつも以上に頭が回らない。
以前別注としてリリースしたこのパンツに頼りたいと思います。

” m’s braque for MANHOLE “
– Semi Flare Slacks – [ BLACK POLY&NYLON ]
これは去年の12月にひっそりと発売したm’s braqueのセミフレアスラックス。
MANHOLEの別注としてお願いしたのは、「気軽に通年穿きたいからポリナイロンで。良い意味で良すぎない生地で作ってください。」という内容。
狙い通り気軽に穿くことが出来たし、気分も変えることが出来ました。
このパンツ以降フレアを好んで穿くようになり、517じゃ物足りなくなってきたので先日646を買うことに。そのうちベルボトムに手を伸ばすと思います。
完売したと思っていたところ、先日ストックからSIZE:40が一本出てきました。。。
まあいいか。 また太ってきたので自分で買ってもいいや。

” m’s braque “
– Semi Flare Slacks – [ NAVY POLY/RAYON ]
今日紹介するのはインラインのタイプ。
生地は、m’s braqueらしい中庸な印象を感じるレーヨンポリエステル。
MANHOLEの別注はこれをベースに、より男性的に置き換えたようなイメージ。
別注のタイプは生地が伸びて馴染んでくれるのでSize:38を買いました。
インラインのタイプも伸びるけど、そのまま伸びっぱなしになりそうなのでワンサイズあげてSize:40を穿いてます。
レーヨンらしい、とろみと光沢のある生地。
混率はレーヨン50%/ポリ50%なので、若干ストレッチ性も。
つるっとした生地に走るクリースラインが凛としてます。
MANHOLE別注のタイプはクリースが抜けてもそんなに気にならなかったけど、こっちの生地のタイプは定期的にアイロンをかけてクリースラインを維持することをオススメします。
トゥのラインがシャープな靴や、華奢な靴を合わせたいパンツ。
手持ちの靴が丸っこいカントリーシューズの多い方は、靴の形含めて気分を変えるきっかけになる洋服。
腰回りはコンパクト。
ワタリはそこまで細くなく、膝まではストレート。
膝から裾に向かって緩やかにフレアしています。
多少腰回りは窮屈に感じるかもしれませんが、もも周りからはそこまで細さを感じません。
ワイドパンツのフィッティングに慣れた今でも、そこまで抵抗を感じないはずです。
過去のBlogを読み返してみると、結構このパンツに頼っていることに気付きました。
生地感も特徴的、Tシャツの簡素さにも耐えられるかも。
僕は暑がりなので、真夏はどうせカットソーしか着れません。
こういった夏の暑さに対応できるスラックスはついつい欲しくなっちゃいますね〜。

” m’s braque “
– Semi Flare Slacks – ¥34,000+TAX-
夜食に焼きそばが食べたくなったのでここらへんで。
明日も胃もたれしてるんだろうな〜。
それではまた。
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河上 尚哉
4月7日以降の営業について
Eye mask作りました。
ensou.で大切にしてるのは、
「そこが、いいんじゃない。」って事です。
役に立たない物ですが、少しでもよろこんでいただけたら幸いです。
ensou. ニシカワ
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
朝、お店のボロい郵便受けに入っていたのはensou.デザイナー:西川さんからの贈り物。
手書きのメッセージを添えて。
なんでアイマスクなんだろう。
なんでこの柄なんだろう。
なんでこのタイミングなんだろう。
「河上、えんそうってブランド知ってる?」
去年の9月頃、お店を空けて外出していた僕に、中台からこんな連絡が来た。
「ensou.だったら知ってるよ。なんで?」
「いや、さっきデザイナーさんが来て買い物して行ってくれたよ。宇宙のTシャツ。お店のバランスも気に入ってくれたみたい。」
「へ〜。そうなのか。ありがたいねえ。」
本当にお店を気に入ってくれてたみたいで、その後何度かメールのやりとり。
聞けばブランドのホールセールを先シーズンから行なっていたそうで、展示会にお邪魔することに。
お店を開けてから3シーズンくらいは新しくブランドを増やすつもりも無かったのですが。
僕が抱いていたensou.というブランドの立ち位置は、MANHOLEとはかけ離れた場所にありました。
直接話をして、どこを気に入ってくれたのかも聞いてみたかった。

” ensou. “
– triple stitch shirt – ¥40,000+TAX-
そんなこんなで今シーズンから取り扱わせてもらうようになったブランド:ensou.
本当はMANHOLEならではの取り組みも視野に入れてくださったようなのですが、まずはインラインで展開するシャツ2型から始めることに。
スクエア&ラウンドの裾。
背面のインプリーツ。
洗いざらしのシャツ地に走る3本のステッチ。
2本が白、1本は黒。
トリプルステッチ(3本針)シャツという名前ですが、衿先や剣ボロなど鋭角な部分まで綺麗にステッチが入っています。
ステッチ一本ずつ入れてるんでしょうか。。。
吊るしで見るととてもシンプル。
スルーする方も多いかもしれません。
動いた際に交差するステッチ、生地に重なって見え隠れするステッチ。
このシャツの良さは、実際に着た時に表に出て来るのです。
ensou.デザイナー:西川さんは僕らにとって” 考えさせる人 “。
「どこを気に入ってくれたんだろう?」から始まって。
「このバランスのシャツを今自分たちがどう着たいんだろう。」を経由して。
「なんでアイマスクなんだろう。」というところが今。
色々と答えを考えてみた結果、全部まるっと「そういう気分だったのかもね〜。」で解決できてしまいそうな空気感も良い。
「そこが、いいんじゃない。」
そういった抽象的な部分を表現したい僕達にとって、ensou.はどんな形で表してくれるのでしょうか。
今後の動きが楽しみなブランドです。
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河上 尚哉
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
僕はぺらぺらのコートが好きです。
致命的に暑がりというのもあるけど、持っているコートはどれも「暖かそうだから、便利そうだから買った。」というものがありません。
あと、僕は自分の雰囲気に無いものを生地感に頼る部分があります。
「着ると疲れてしまうんじゃないか。」と感じるようなハチャメチャに重々しいコートも好きです。
確かに着ていると疲れるけど、一度気分がハマるとずっとそればかり着てます。
結局僕らにとって洋服はただの飾りに過ぎません。
適当に着れて適当に過ごせればなんでも良いんです。
なんで着るのか、という理由は「どこかをかっこいいと思うから。」だし、何を基準で選ぶのか、という理由も「どこかをかっこいいと思えるか。」
似合う似合わないは着続けていればどうにかなるし、足りない機能は他で補えば良い。
現代の東京で1日中コートを羽織っている瞬間なんて滅多に無いし想像もつかないので、防寒性や防風性、収納性や利便性といった装備的な要素を追求するのであれば、ACRONYM®︎に頼るくらい極端な選択をした方が良いと思ってしまうのです。
CLASSのリサイクルナイロンを用いたガスケープコート:SHELTER。
FRANK LEDERのRubberized Cotton Coat。
ACRONYM®︎の3L GORE-TEX PRO INTEROPS JACKET。
どれも違うデザイナーの異なるアプローチから生まれた洋服。
ですが、3つとも共通する部分があります。
それは、自分が気に入って着ている内に、買った時には認識できなかった良さに気付けるという点。
あったら良いものが無くて、無くても良いものがあるCLASSのコート:SHELTER。
生地、形、ディテール。
全てにおいて違和感を覚えさせるのですが、着た時の印象はとにかくかっこいい。
「とにかくかっこいい」と感じる事さえ出来れば、それだけで他の不都合は全て吹っ飛んでしまう事に気付けるような洋服。
むしろ着ていく内に、その不都合すらも好きになる可能性のあるコート。
最初からどこかヤレた印象/大ぶりで男性的なステンカラー。
大きな襟型と極端に襟下がりのつく女性服のようなディテール。
着用を重ねる内に徐々に削り取られていきそうな儚さのあるゴム引き加工。
無骨さの中に繊細さを感じられる洋服。
夏の暑さで一瞬は存在を忘れても、秋になったらまた着たいと思えるコート。
そんなこんなでとりあえずざっくりと羽織っている内に雰囲気が増すことに気付くはず。
そしてACRONYM®︎。
0から10までデザイナーの美意識と拘りによって作られた洋服。
複雑で立体的なパターンにより生み出されるストレスの無い着用感。
悪天候の際に最大のスペックを発揮する生地、各ディテール。
そしてアイデア溢れる各機能は、実際に試してみた際に他の洋服に感じたことの無い楽しさを感じるはず。
ただ、僕が着れば着るほど気付いた点。
ストームフード:被らない。
エスケープジップ:使わない。
ヘムエクスパンションジップ:使わない。
グラビティポケット:使わない。
ジャケットスリング:使わない。
Bagjackとの互換性:使わない。
たくさんのポケット:使わない。
そう、この洋服の持つ機能の大半は僕の生活に全く馴染まないのです。
一方でNYに買い付けに行った際、そういった機能が役立った際はとても感動しました。
風が強く寒い上に雨と雪まで降ってきた際に活躍したストームフード。
携帯は入れなかったものの、カード類を収納するのに便利だったグラビティポケット。
室内に入った際にジャケットを身から離さずに両手で作業することが可能だったジャケットスリング。
手ぶらで外をぶらぶらするのに役立った数多くの収納。
それ以降、ACRONYM®︎は僕にとって非日常に備えるような洋服。
各ディテールの使い方だけ把握して、普段は眠らせて、使える時に最大限活用する。

ACRONYM®︎
” J1L-GT ” [ 3L GORE-TEX PRO INTEROPS JACKET ] ¥326,000+TAX-
シェルとしてのスペックも最強、値段も最恐。
「足りない機能が無い」故に、その機能を活用する機会に欠けた洋服。
だからこそ、僕らはこの洋服を普段の装いに合わせて提案したい。
日常的な生活において気付くこと。
非日常的な場面において気付くこと。
そのギャップが大きくなるほど、ACRONYM®︎の魅力を感じられる可能性が広がっていくと思うのです。
ACRONYM®
それは常に進化し続ける、究極のトラベルウェア。
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