本気以上のチロリアンシューズ
Wed.12.4.2019
こんにちは。 MANHOLEの河上です。 タイミングが良かったのか、一昨日紹介したMARMOLADAのマウンテンブーツは昨日スラッとした青年が買っていってくれました。 味をしめたので今日も靴を紹介しようと思います。
– F.LLI Giacometti – それは世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意、そして高いサンプリング能力と、イタリアの確固たる技術・経験の融合により生まれる実用性/ファッション性/独自性溢れるシューズブランド。
[ Marmolada ] ジャコメッティ兄弟がドレスシューズを製作するかたわらで作っている登山靴へのオマージュライン”Marmolada” 登山靴生産の一大拠点であったヴェネト地方。 この地方では伝統的にノルベジェーゼ製法で登山靴を作っていましたが、時代の流れにより周りの技術を持つメーカーが廃業していきます。 ジャコメッティは、ノルベジェーゼ製法に求められる高い技術力を後世に残す為にドレスシューズの雰囲気を取り入れたマウンテンブーツを作り始めます。 その「ジャコメッティの登山靴」を作る過程で生まれたカジュアルなブーツを作り出す技術でジャコメッティ兄弟は、マウンテンブーツだけでなく様々なブーツを作ることに。
“F.LLI Giacometti” MARMOLADA FG119 – Tyrolean Shoes – [VACCHETTA ELBAMATT MOGANO]
F.LLI GiacomettiのMARMOLADAで継続的にリリースしているチロリアンシューズ。 サンプリング元はみなさんの想像通りだと思います。 それにジャコメッティ独自の靴作りのベースを落とし込んだ一足。 このモデルに限らず、F.LLI Giacomettiのシューズは木型と仕様に合えば様々な甲革をのせる事が出来るのですが、本モデルの甲革はエルバマット製法のヴァケッタレザー。 エルバマット製法のヴァケッタレザーは、植物タンニンなめしを行った後に牛脂/魚脂のオイルをたっぶりと含ませた革。 水分を一切使わずにオイルをじっくりと時間をかけて繊維の奥まで染み込ませています。 もっちりとした質感、潤いと艶感に富んだ表情がこの革の魅力です。 植物タンニンなめしの革は薄く漉いてしまうと破れやすい為、ヴァケッタレザーはほぼ漉く事なく元厚に近い厚さがあるのも特徴の一つ。 このチロリアンシューズのコロッとした形に良く合う革です。 一見丸っこいですが、捨て寸は見た目以上に確保されているので、履くと見た目以上にすっきりとした印象。 ちなみに以前紹介したsaddle shoesにも同じ革の裏と表を使用していました。
マルモラーダのMをもじった飾りステッチ。 ハンドソーンノルベジェーゼ。 丸っこいピンキングにハンドのモカ縫い。 ヴァケッタレザーの色味に合わせたレザーのミッドソール。 F.LLI Giacomettiは通常ビブラムの底まで縫い通しして返りを良くしているのですが、MARMOLADAのラインはステッチから水が染み込むのを防ぐためにビブラムを接着してミッドソールに固定しています。 装飾的でもあり、機能的でもある。 F.LLI Giacometti/MARMOLADAならではの魅力を確かに感じられるチロリアンシューズ。
履き込むとエルバマット製法のヴァケッタレザー特有のムラのある艶感を楽しむ事が出来るはず。 これくらいオイルが染み込んだ革であればそこまで神経を尖らせて手入れをする必要は無いかと思います。 作り自体は本気のチロリアンシューズ。 僕はあまり天候を気にする事なく履いて、よりムラっ気のある表情を楽しんでみても面白いかな〜、なんて。
CREDIT/ USED : “HUGO BOSS” PADDED P/O VEST USED : “EMPORIO ARMANI” WOOL SLACKS
“チロリアンシューズ”だからと言って、アルチザンな格好に直球で合わせても面白く無いし、巷で固定化されてしまった「シティボーイ感」は全く僕らのスタイルに馴染みが無いので、普段通り適当な格好に合わせて履きたいと思います。 それにしてもこのHUGO BOSSのベストかっこいいなあ。。。
“F.LLI Giacometti” MARMOLADA FG119 – Tyrolean Shoes – [VACCHETTA ELBAMATT MOGANO] ¥108,000+TAX-
サンプリングが上手い人はいくらでもいますが、内容が伴っていないと途端にハリボテ感が出てチープになるのはどの分野にも言える事。 オリジナルを超える前提が無ければサンプリングする意味がないのです。 このチロリアンシューズは、イタリアのF.LLI Giacomettiに作られる事による意味を確かに感じられる靴だと思います。 サイズは39のみ。 ぴったりハマる方をお待ちしています〜。 と書いている真っ最中に、爽やかなお兄さんがこのシューズを買われていきました。 ここまで書いておいて申し訳ないですが、気になる方は近隣の店舗に取り扱いがある場合、ご案内させていただきますのでお気軽にご相談ください。
昨日、今日と立て続けに売れたので、明日も期待しちゃおうかな〜。 なんて思っていても売れるシューズでは無いので、店頭にあるエレファントのチャッカブーツは気長に提案し続けて行こうと思います。 それにしても靴は買うのも売るのも楽しいですね〜。 お客さんに、自分にハマった時の感じは洋服以上かも。
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河上 尚哉
こんにちは。 MANHOLEの河上です。
今日は日差しが良いですね〜。 冬は夏と比べて湿度が無く空気が澄んでいるせいか、午前中にお店に差し込む光が綺麗でついついぼーっとしちゃいます。 モヘアだったりの毛足の長いウール物の表情もより良く見えたり。 普段出不精な僕たちもついつい外で撮影をしてみたり。
NICHOLAS DALEYのYUSSEF SHIRT JACKET。 スコットランド産のウールとモヘアを混紡して織られたマホガニーチェックの生地。 先日紹介したベストと同素材。 モヘアはウールの中でもクリンプが少なく繊維質も太め。 その代わりにスケールが小さい為、光沢が美しく滑らかで吸湿性に優れています。 室内で撮影してもわかりづらいので、今日みたいな日を待ってました。 アイテム自体は身幅の緩いシャツジャケット。 ジャケット、ブルゾンの中に着ても、ジャケット/ブルゾンのアウターとしても着られる便利な洋服です。 サイドのアジャスターやエルボーパッチ、フロントポケットをワックスドコットンで切り替えているので、全体の印象がもっさりしないけどワーク感は増すようなどっちつかずの印象。 見るからにワークじゃ無い生地とホーンの付属でかろうじてファッションになっているような。。。不思議なバランスです。 改めて見るとNICHOLAS DALEYの洋服って夜遊び向けなんですね〜。 一枚仕立てだけど、右胸に内ポケットも付属するので、意外と気が利いてたりします。
残念ながらレーザーライトからもスポットライトからもストロボライトからも遠いところにいる僕(うるさくて人が多いところが苦手)や、ニューヨーク帰りで生活リズムが正しくなってしまった中台は、夜に光を浴びる事もなかなか少なくなってしまった為、陽の光に頼らざるをえません。 とはいえニコラスが生まれ育ったイギリスよりかは日差しの多い東京であれば、夜の光に頼る事なくこのジャケットの良さを楽しめるのでは無いでしょうか。 いや、たまには夜遊びしたいけどさ。 僕は半年に一回くらいでいいけど。 中台は年末暴れるのかな。
“NICHOLAS DALEY” – YUSSEF SHIRT JACKET – [ SCOTISH WOOL AND MOHAIR MAHOGANY CHECK ] ¥80,000+TAX-
その背景だったり、生地感だったり、ディテールだったりで僕らの無い物ねだりを埋めてくれるNICHOLAS DALEYの洋服。 彼の作るものは、いわゆる「利便性、かっこよさ、合わせやすさ」といったマンネリ化した洋服の勧め方とは違った角度からも提案が出来る点が面白かったりするのです。
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河上 尚哉
こんにちは。 MANHOLEの河上です。 今年の秋冬用に仕入れていた新品の洋服は9割くらい無くなったので、今はほぼ古着屋さんになっているMANHOLE。 納品時期が遅かった国内ブランドの洋服や、オンタイムで勧めたいコートなどがまだ売り場にあるのが救いです。。。 今週中にはふわふわと暖めていたジャケットが入荷する予定なので、そこからまた洋服が勧めやすくなるかもしれません。 とはいえ、古着があるおかげで無理矢理商品をかき集めなくて良いのがこのお店の良いところだな〜、なんて思っています。 春夏の仕入れもほぼほぼ終わっているので、これから次回秋冬の展示会まで「来年は何を勧めたら楽しいかなあ。」なんて考える期間が始まります。
– F.LLI Giacometti –
それは世界中の伝統的かつクラシカルなシューズに対する敬意、そして高いサンプリング能力と、イタリアの確固たる技術・経験の融合により生まれる実用性/ファッション性/独自性溢れるシューズブランド。
[ Marmolada ]
ジャコメッティ兄弟がドレスシューズを製作するかたわらで作っている登山靴へのオマージュライン”Marmolada” 登山靴生産の一大拠点であったヴェネト地方。 この地方では伝統的にノルベジェーゼ製法で登山靴を作っていましたが、時代の流れにより周りの技術を持つメーカーが廃業していきます。 ジャコメッティは、ノルベジェーゼ製法に求められる高い技術力を後世に残す為にドレスシューズの雰囲気を取り入れたマウンテンブーツを作り始めます。 その「ジャコメッティの登山靴」を作る過程で生まれたカジュアルなブーツを作り出す技術でジャコメッティ兄弟は、マウンテンブーツだけでなく様々なブーツを作ることに。
“F.LLI Giacometti” MARMOLADA Q – MOUNTAIN BOOTS – LUCIDATO BENE SOLA [ CHATEAUBRIAND T.MORO ]
F.LLI Giacometti(MARMOLADA)の代表作:マウンテンブーツ。 個人的にはこのブランドといえば、というモデル。 そもそもF.LLI Giacomettiが日本の市場で拡がり始めたきっかけも、程よい捨て寸のドレス面したトレッキングブーツが新鮮に映ったからなのではないでしょうか。 MANHOLEにあるのは”MARMOLADA Q”というスクエアトゥのモデル。 前の職場で同木型のサボを仕入れてみた事がありますが、普段の格好にいつもの靴だと「なんか物足りないな〜。」と感じた時に履いてみるとしっくり来る良い面構え。
甲革はデュプイのボックスカーフ:シャトーブリアン。 キメ細やかな手触りとしなやかさのある上品な革。 僕は自分の適当な手入れでも耐えられるようなカジュアルな革が好きなので、こういう綺麗な革は普段だったら手を伸ばさないのですが、本格的なトレッキングシューズの作りと繊細な革の対比が面白いシューズです。 商品名に入るLUCIDATO BENE SOLAとは「良く磨かれたソール」という意味。 甲革の美しい表情に合わせてソールにまで手を加えています。 以前紹介したエレファントレザーのチャッカブーツ同様、僕が仕入れたものでは無く「こんなのもいいんじゃない?」っていう感じで代理店さんが用意してくれた物。
堅牢なビブラムソールに中肉のスクエアトゥ。 機能的な側面と装飾的な側面を併せ持つノルベジェーゼ。 どことなく色気がありながら無骨な男らしさを感じる、このブランドらしい雰囲気。
「紐結ぶのがめんどくさそう。。。」と感じられる方には、この靴紐を楽しく結ぶ方法をお伝えします。 結構癖になりますよ。
CREDIT / USED : ISSEY MIYAKE [COTTON LABEL] – CORDUROY 3B JACKET USED : EMPORIO ARMANI – WOOL SLACKS
カジュアルなシューズなので、特にコーディネートも選ばないはずですが、個人的にはドレスシューズ感覚で履くことをおすすめします。 普段だったら短靴やローファーを合わせるバランスにこの靴を持ってくると劇的に印象が変わるので面白いと思います。 冒頭に書いた通り、「なんかもの足りないなあ。」なんて感じる時に履いてみるとしっくりくるかもしれません。
“F.LLI Giacometti” MARMOLADA Q – MOUNTAIN BOOTS – LUCIDATO BENE SOLA [ CHATEAUBRIAND T.MORO ] ¥110,000+TAX-
最近はお客さんに「履くのが楽な靴を売りすぎていたなあ。」なんて反省するタイミングもあったり。 もちろん意識的に「履くのが楽な靴」を勧めていた訳ではなく、自分の気分にお客さんがフィットしてくれただけだと思うのですが、一昨年くらいから紐靴を再提案したい時に「河上さん、紐結ぶのめんどくさいです。。。」と、言う方が多くて説得するのが大変だったなあ。 朝起きて「今日はこの靴履いてこー。」って考えながら洋服を選んで、玄関で靴紐を結ぶ時間は僕にとって楽しい時間なんです。 前も書きましたが、服や靴は似合うものでは無く、似合わせるもの。 こういう履き慣れていない形の物だと特に。 靴の場合は履き込むと馴染んでくるので、尚更そういった楽しみ方が出来るはず。
何故僕が急にトレッキングシューズを推してきたかというと、最近MARMOLADAのトレッキングシューズを久しぶりに買ったから。 以前から持っていた一足は長い間履いていなかった為去年中台に譲ったのですが、彼が履いているのを見るたびに後悔するタイミングが多かったので買ってみました。 やっぱり良い靴ですね〜。 新しい雨靴にします。 最近ボリュームの少ないシューズを履く機会が多かったので、もしかすると洋服の気分も変わって面白いかな〜なんて期待しています。 本当に気に入ったら、来年の秋冬シーズンに店頭に並んでいる・・・かも。 来年の秋冬シーズンまで待てない方は、今日紹介した店頭のスクエアトゥのモデルを良かったら。
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河上 尚哉
こんにちは。 MANHOLEの河上です。 今日は中台にお店を任せて午前中から展示会だったり取引先に顔を出したり買い物をしたり銀行に行ったり、半日くらい外をぶらぶらしていました。 僕らのような働き方だと、どうしてもお店に閉じこもりがちになってしまうし、私生活と仕事の境界がそんなにはっきりしないまま毎日過ごす事になるので、今日みたいに外に出て人と会って話をするっていう時間は大事ですね〜。 良い息抜きになりました。 中台ありがとう。 外に出るたびに色んな人から「お店調子良さそうじゃ〜ん。」だったりの言葉を頂きますが、今日お店に戻って何人かお客さんがいる店内を見たときに「本当にすごいのは僕らじゃなくて、僕らの話をまともに聞いてくれるお客さんだったりするよな〜。」なんてエモーショナルな気持ちになりました。 変な天候続きで体調が悪いから弱気になっているのかもしれません。
” BLOHM “ – HUNTER TROUSERS – ¥28,500+TAX-
今日紹介するのはBLOHMのハンタートラウザー。 コットンメインの四者混。 ウールのような綺麗な見え方をする生地感。 一見薄手に感じますが、発熱/保温性を持つアクリルレーヨンのソフトサーモの機能により着ると見た目以上に暖かさを感じるはず。 股上も深く、ヒップも緩め。 ワタリからテーパードするシルエット。
ブラックは黒ベースのヘリンボーンストライプと、グレーベースのグレンチェックのコンビ。 ネイビーはネイビーベースの千鳥とネイビーベースのピンストライプのコンビ。
CREDIT/ USED : “DKNY” NYLON ANORAK
CREDIT/ USED : “POLO RALPH LAUREN” POLYESTER HUNTING JACKET USED : “GAP” L/S POCKET TEE
CREDIT/ “HOMELESS TAILOR” SHORT TRENCH BLOUSON
好きなものははっきりしてるけど、ジャンルに捉われない大人が作る洋服。 僕らは来てくれた人を見て、何を勧めようか、どんなのが似合いそうか/あるいは全く似合わなそうかを考えながら洋服を紹介しています。 その中で勧めたものがバッチリ決まったり、僕らが想像もしなかったものがお客さんにハマったりする瞬間が最高に楽しかったりするのです。 だから、MANHOLEというお店には「誰にでも売れそうだな〜。」っていう洋服はあまり置かないようにしています。 企画として「誰にでもハマる洋服」を目指して作られた洋服は最高につまらない。 一方で、好きに作った結果「誰にでもハマる洋服」になったものは着ていて、穿いていて結構心地よかったりします。 BLOHMのHUNTER TROUSERSはまさしくそんな洋服。 穿いた時の気軽さも含めて、僕らにとってもお客さんにとっても息抜きになるような洋服だと感じるのです。
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河上 尚哉
こんにちは。 MANHOLEの河上です。 今でこそ市場にはワイドシルエットのパンツが溢れかえっていますが、6,7年前は作っているブランド自体が少なかったです。 そもそもテーパードシルエットが主流、パンツはくるぶし丈が基本。 当時ワイドパンツなんて企画しようもんなら即却下されて中台と「わかってねえなあ。」なんて良く愚痴をこぼしていたのを思い出すなあ。 そう考えると「ドローコードのイージーパンツ」っていうジャンルもワイドパンツと同じ時期にポッと盛り上がって同じくらいのタイミングに落ち着きました。 トレンドや気分っていうのは本当に不思議なもので、今まで「良いなあ。」と感じていたものがそこまで魅力に感じなくなったり、そもそも興味すら無くなってしまうこともあったり。 自分が今好きなものや良いと思うものを好きで居続けたり、良いと思い続けるのは結構難しいことなのでしょうか。
“FRANK LEDER” – BROWN WEAVED WOOL TROUSER with DRAWSTRINGS –
FRANK LEDERならではのドローコード付きのワイドトラウザーズ。 このブランドならではの不思議な生地感。 このパンツならではのちょっと野暮ったい、抜けた様な印象のシルエット。
CREDIT/ USED : “SOUTH PARK” OFFICIAL COTTON BUCKET HAT USED : “POLO RALPH RAULEN” WOOL SPORT JACKET USED “Russell Athletic” CREW NECK SWEAT
CREDIT/ CLASS : ONEMILLIONYEARS for MANHOLE HOMELESS TAILOR : SHORT TRENCH BLOUSON
CREDIT/ USED : “CAMEL” COTTON HUNTING VEST USED : “AUTHENTIC APPAREL” PULLOVER FLEECE
“FRANK LEDER” – BROWN WEAVED WOOL TROUSER with DRAWSTRINGS – ¥48,000+TAX-
男性服は女性服と比較してそもそもの洋服の種類が少ないので、シルエットだったり細かなディテールだったり、素材感だったりで変化をつけていくしかないのです。 そう考えるとトレンドがコロコロ変わるのはむしろ良いことな気がします。 男性服は女性服と比較してそもそもの洋服の種類が少ないので、シルエットだったり細かなディテールだったり、素材感だったりをいじると結構変わった気になれるからです。 困るのは、一旦流行りだすと似た様なものしか売り場に並ばなくなること。 そういう意味では「ならではの」洋服作りをしているマイペースなブランドやデザイナーは、とてもありがたい存在なのです。
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河上 尚哉