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renomaというブランドをご存知だろうか。

恥ずかしながら、僕はずっとrenomaのことをハンカチやネクタイや革小物のブランドだと思っていた。
しかも、それは別に僕にとって「かっこいいハンカチ/かっこいいネクタイ/かっこいい革小物」のブランドではない。
〜renomaというプリントがされた、renoma〜というタグがついた、〜renoma〜という文字が型押しされただけのブランド。





しかし、7,8年前に目にした一着のブレザーを皮切りに僕が持つrenomaへの印象はガラリと、変わる。

僕にとって、renomaの入口はそこにあった。
しかし、入口の作り方を一つ間違えると、人はすぐに引き返してしまうのだ。

セルジュ・ゲンズブールが着ていた(らしい)レノマ。
ジョン・レノンが着ていた(らしい)レノマ。
アンディー・ウォーホルが着ていた(らしい)レノマ。
出てくる情報が少なすぎて、たまに見せてもらう資料の中にしか見ることの出来ない、レノマ。

その光り輝く「レノマ」は、一体どこに行ったら手に入るのだろうか。
過去に見かけた、ハンカチやネクタイや革小物のブランドと、一体どう違うのだろうか。






11月20日よりrenomaのMulti Pocket Blousonを発売する。

このブルゾンに無数に付属するマルチなポケット。
それは、ただただ便利さを求める為だけについているわけではない。

今、誰かの求めるrenomaへ至る道が確かに存在する、入口なのだと思う。



” RENOMA ” – MULTI POCKET BLOUSON –
COLOR : BEIGE
SIZE : 1/2
PRICE : ¥99,000-(tax included)
DATE : 20th November (Sat.) 〜




更に今回のMulti Pocket Blouson。
よくある過去への憧憬や、無いものねだりの需要に応える為に作られたわけではない。

例えば、セルジュゲンズブールが着ていたレノマ。
例えば、ジョン・レノンが着ていたレノマ。
例えば、アンディー・ウォーホルが着ていたレノマ。
出てくる情報が少なすぎて、たまに見せてもらう資料の中にしか見ることの出来ないレノマ。

(あわよくば)それ以外の出口を新たに作る為、MANHOLEに並ぶ。




その名はrenoma。




ミッシェルとモーリスのレノマ兄弟によって。
1963年、パリ:16区のポンプ通りに突如現れたrenomaのブティック:ホワイトハウス。

ホワイトハウスは夜遅くまで開いていて、沢山の人が集まる社交場となり、著名人やミネット(流行を追う若者)で溢れていたようだ。





その日々を、想像するだけでワクワクする。
人が理想とするお店の在り方は1963年だろうが、2021年だろうが、さほど変わらないのだろう。



※” RENOMA ” – MULTI POCKET BLOUSON -は11月20日(土)から販売致します。
発売日当日にご来店下さるお客様から優先的にご案内致します。
オンラインストアへの掲載は週明けの11月22日(月)に在庫が残っている場合行います。
何卒ご了承ください。






MANHOLE official instagram



河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

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COLOR : BEIGE
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” ULTERIOR “
– RB TWEED/OC TWILL REVERSIBLE HOODED COAT –
¥121,000-(tax included)




” NICENESS “
– SIGMA – ¥129,800-(tax included)







[ USED ] 90’s ISSEY MIYAKE
– DESIGNED CHINO PANTS –










” ULTERIOR “
– RB TWEED/OC TWILL REVERSIBLE HOODED COAT –
¥121,000-(tax included)







” TENDER CO. “
– COLLARLESS VEST – ¥52,800-(tax included)







” BLESS “
– JOGGER – [ SWEAT PANTS ]
¥86,900-(tax included)













[ USED ] 50’s McGREGOR
– WOOL/ACRYLIC BOAT NECK KNIT SWEATER –










[ USED ] 70’s LEVI’S
– “646” CORDS FLAIR PANTS –




” ULTERIOR “
– RB TWEED/OC TWILL REVERSIBLE HOODED COAT –
¥121,000-(tax included)
















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今日も懲りずにCLASS:SPIDER LILY。
だって、かっこいいんだもん。

ダウンジャケットばりにラックスペースを占領するこの洋服を。
機能素材ではあるんだけど、持ち主の閃きが無ければなんの機能も発揮しないこの洋服を。
「面白い、楽しい、着ると気分が良い。」という部分に多くの役割を割いてしまった、持ち主の寛容さが必要なこの洋服を。

僕らはとにかくどうしても、誰かの家のクローゼットへ突っ込みたい。






いつかその誰かがこのベストを着てお店に遊びに来た際に。
何かの上に重ねた、何かの下に着たベストを見て「やっぱりかっこいいですねえ。」と、言いたい。

いつかその誰かがこの袖を着てお店に遊びに来た際に。
何かの上に重ねた、何かの下に着た袖を見て「やっぱり腕、まっすぐになりますねえ。」と、笑いたい。

いつかその誰かが両方着てお店に遊びに来た際に。
袖の上に重ねたベストを見て、袖の下に着たベストを見て「やっぱりかっこいいし、腕がまっすぐになりますねえ。」と、あの時の楽しさを思い出したい。






自分は変わるけど、物の形は変わらない。

数年後、自分は何を合わせてこの洋服を着ているのだろうか。
数年後、自分は何を思ってこの洋服を着るのだろうか。
数年後、そもそも自分はこの洋服を持っているのだろうか。

いずれ袖だけが2次流通に流れる状況も、ベストだけが2次流通に流れる状況も想像が出来る。
これは普段、物を売っている僕らにとって心のどこかに何かしらが引っかかる光景だけど、SPIDER LILYはその光景ですら笑えるような可能性を僕らに感じさせてくれる。

まとまって、あるいはバラバラに誰かから誰かの手に渡るSPIDER LILY。
その時に手に取る誰かは、何を合わせて/何を思ってこの洋服を着るのだろうか。





中台の家のクローゼットの肥やしとSPIDER LILY。
マンホールの肥やしとSPIDER LILY。
着方のわからない、あるいは着方が自分の中で固まってしまったものを、再び引っ張り出す機会を作ってくれる。

自分の過去の選択を「あー、なんか無駄じゃなかったんだなあ。」と思わせてくれる洋服。
その存在は、なんて楽しんだろうか。
その存在に、どこか救われるのは僕らだけだろうか。




” CLASS “
– SPIDER LILY –
¥205,700-(tax included)




便利さを目的とせず、着やすさも目的とせず、合わせやすさも目的としない。
純粋に「装うこと」を目的とした洋服:SPIDER LILY。
この洋服は改めて「装うことは、無駄じゃない。」ということを着る本人に伝えてくれるだろう。

最初から「便利じゃない」とわかっているからこそ、実は便利じゃなくても幻滅はしない。
最初から「着やすくない」とわかっているからこそ、実は着やすくなくても幻滅はしない。
最初から「合わせやすくない」とわかっているからこそ、実は合わせやすくなくても幻滅はしない。

装うことを目的とするが故に、着たい時は着ればいいし着たくない時は着なければいい。


そもそも便利さや着やすさや合わせやすさは、他人が決める物ではなく着る本人が決めるもの。
だからこそ、まずは一度着てみてほしい。

便利さ/着心地/合わせやすさを前提とした洋服に囲まれた今だからこそ。
SPIDER LILYは、いや、CLASSの洋服は僕らの目に一際輝いて映る。




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CLASSのウルトラスエードショートコート:SPIDER LILY。
固い袖、シェイプの効いた細い身頃、まるで甲冑のような洋服。
組み合わせると、ピーコート。

中台は腕を袖に通した際に「河上、見て〜。この袖、着ると腕が真っ直ぐになる!」と、喜んでいた。
分厚いウルトラスエードを裏面使い、各所の縫製は縫い代のないフラットシーマ。
野趣溢れる、迫力のある生地がかっこいいが、表情のムラが強いせいでこのウルトラスエードは通常市場には流通しないものらしい。色、黒く見えるけど実はネイビー。

これは、ともすれば一昨日や昨日僕らが紹介した「無駄な洋服」になり得る洋服だと思う。
かっこいいけど、持ち主の寛容さと閃きが必要な洋服。
ただ、一度どこかに魅力を感じさえすれば。手元に残していれば。
そのひらめきの瞬間は確実に、訪れる。






中台の私物:ラフシモンズの半袖ニット。
意外と暖かいらしく、ただ重ねれば良いわけではない足りない洋服。




例えば、これで大丈夫。
柔らかいニットと柔らかなスウェットパンツ。
固い袖と堅い靴。

足りない袖に、しかない袖。



飽きっぽい中台には珍しく、暫く着ているビンテージブルゾン。
見慣れた洋服に、見慣れない袖。
組み合わせれば、新しい洋服。

中台は相変わらず「河上、見て〜。やっぱり腕がまっすぐになる!」と喜んでいる。
そして、腕を曲げて「曲がる!」と言っている。
楽しそうでよかった。



僕はベストをベストとして使ってみる。
体に合わせて生地が動かないせいか、洋服自体のシェイプが強調されてかっこいい。
固い着心地とは裏腹に、上からジャケットを羽織っても不思議と邪魔にはならない。

ウルトラスエードは風を止めてくれる。
暑がりの僕ならば、ニットを着てこのベストを挟み、ツイードのジャケットを上から羽織ってマフラーでも巻けば。
真冬でもコートを羽織らずに過ごせるかもしれない。

こんな風に「自分が使うならば。」を、想像出来れば大丈夫。
想像通りに行かなくても、いずれ思いつくから大丈夫。



ジャケットの上からベストを羽織ってみる。
柔らかな光沢のベロアと固いベスト。
光に当たると青く光るネイビーと、光に当たっても黒く見えるネイビー。

見慣れたジャケットに、見慣れないベスト。
組み合わせれば、新しい洋服。




アームホールは太いので、コートの上に着ても大丈夫。
コートの下に着ても大丈夫。
もちろん、そもそも着なくても大丈夫。

固いツイードに固いウルトラスエード。
見慣れたコートに見慣れないベスト。
組み合わせれば、新しい洋服。



” CLASS “
– SPIDER LILY – ¥205,700-(tax included)


さて、CLASSのSPIDER LILY。
納品されたのは8月頃。
あの気温下で着ることはよっぽどの情熱がない限り、出来ない。
残念ながら、その情熱は僕らにとってあまり現実的ではない。
その為「これ、着ると腕がまっすぐになるんですよ。」と、気にするお客さんの気持ちを笑いで暫くはぐらかしていた。

僕らは無駄な買い物をし続けた結果、この袖と胴のどちらかは、あるいは袖と胴のどちらも「箪笥の肥やし」となり得る洋服の魅力を(僕らなりに)伝えることが出来る。

それでも人によっては自宅の洋服と組み合わせることを想像する時間は必要かもしれない。
だけど、買ってすぐに着ることの出来る今時期から、とりあえずただ着てみてはいかがだろうか。

買ってしばらく経った後、着方がどうしてもわからなければ。
暇な僕らと一緒に考え閃く時間を共有するのも、きっと素敵な時間になるだろう。






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MANHOLEレジ横、布が被せてある「ストック」っぽく見えるラック。
ストックはストックなんだけど、ストックとして機能しているのは2割くらい。
残りの約8割は僕の私物が占めている。
そして、その内容はサイズの合わないジャケットや「なにこれ面白い〜。」というノリで買った洋服、気に入って手元にずっと残している洋服、そして何かのスタイリングに使おうと思い持ってきたはいいものの、持って帰るのが面倒でそのままお店に放置しているものが大半である。
かろうじて頻繁に稼働しているのはラックの下に並べてある靴くらい。
(MANHOLEのスタッフは靴のサイズがほとんど変わらないので、靴だけはかろうじて「ブログで使う」という大義名分が通り邪魔者扱いはされていない。と、思う。)

ハンガーラックにかけなければ綺麗な状態で保管ができない商品が納品される度に「あー、また私物整理(家に持ってかえるか、畳んでしまえるものは畳む)しないといけないのか。」と、頭を抱える。
まさに箪笥の肥やし。
いや、マンホールの肥やし。
マンホールの肥やしだと、そのまま直球でうんこっぽいな。

「たまに必要だから置いてある。」という状態を定期的に中台や悠人に伝えなければならない。
いや、実際に必要なタイミングはあるのだ。少なくとも僕にとっては。

僕から中台や悠人へ向けられる無駄な気遣い。
僕ら全員にとっての無駄なスペース。
僕1人で定期的に整理しなければならない無駄な手間。

全部、この洋服たちが無ければ発生しない「無駄」。





さて、この「無駄な洋服」。

「何かの企画のサンプルとして使うから〜。」とか「ブログの撮影で使うから〜。」とか「ビジュアル作りに使うから〜。」とか「接客に使うから〜。」とか「売るための〜」という目的を持ったものではなく、「僕が好きだから、かっこいいと思うから。」という理由だけで持ち続けているものだ。
(ちなみに、買う時は自分に「何かの企画のサンプルとして使うから〜。」とか「ブログの撮影で使うから〜。」とか「ビジュアル作りに使うから〜。」とか「接客に使うから〜。」という言い訳をしながら買っている。)

好きだからこそ、持ち続けていると、首を傾げながらぼんやりと眺め続けていると。
どこかのタイミングで急にピントが合う瞬間がある。
この感覚が楽しくて、僕は無駄な洋服を、買った時は着方がわからなかった洋服を持ち続けている。

サイズが合っていたり、どんな洋服とも合う物だったり、雨の日に便利なものだったり等、自分の中で既に目的が定められた洋服だと、この感覚を覚えることは難しい。
これは「買った当初、着方がわからなかった/しっくりこなかった/イメージがつかなかった/気分じゃなかった洋服」ならではの楽しみ方だ。

中台が昨日書いた通りの「僕の無駄な買い物」の結果。
「無駄」だらけの洋服が、今日もMANHOLEの店内に存在する。
無駄だと思ってもやめられない。
もしかすると、この無駄こそが、MANHOLEの核なのかもしれない。






この4,5年前に買ったCLASSのウルトラスエードのベストは、買った当初全く着方がわからなかった洋服。
CLASSのデザインチームは「世界で初めて、ウルトラスエードとデニムをボンディングしたベストです。」と言っていた気がする。

かっこいいし、ただ着るだけだろ。と思って仕入れてみたはいいものの。
お客さんに全く響かずに最後まで売れ残り、セールにかけるのも悔しいので自分で買った。

が、全然着方がわからず半年くらい放置。
寒くなったタイミングで「袖ないし、上からカーディガンとか羽織ればいいのかも。」と、思いついて合わせてみた結果、すごくしっくり来た。
しっくり来た瞬間に「やっぱりかっこいいし、ただ着るだけだったんだな。」と、改めて感じる。

ちなみにこのベストを着ていて便利さを感じたことは全くない。
半袖の洋服に合わせたいんだけど、夏着ると暑い。
暑がりな僕にとっては完全な冬服、だけど暖かくはなく風を止めてくれる程度。
便利にするためには工夫が必要な洋服だけど、何故だか着ていて気分がいい。



このベスト、今ではどう着たって良く見える。
買った当初よりも、似合っている気もする。

ちなみに、この合わせているLevi’sの507XXは2ヶ月くらい前に買ったもの。
良くMANHOLEで買い物をしてくれる後輩の店に遊びに行った際に結果を残さなければならないと、見栄を張りたくて購入。
無事、マンホールの肥やし入りした。
今は気恥ずかしくてなんとなく着れないので、しばらく経ったら着ようと思う。







昨日、中台が「これ、いいと思うんだけど全然着る機会ないんだよなあ。」と言っていたケープと合わせてみたら、すごくしっくり来た。
中台の家の箪笥の肥やしと、僕のマンホールの肥やしが花開いた瞬間である。

これはきっと、
「あえて着る理由」のない。
「何かと合わせなければ」着ることが出来ない。
「何かが足りない」洋服だからこそ感じることの出来る楽しさなのだろう。





よくよく考えると、自分にとって「自分には興味のない、他人が熱中していること」なんて大体が無駄だ。
ただ、自分が熱中していたことに飽きた時、行き先を見失った時、広がりを感じることが出来なくなった時に自分を救ってくれるのは、「自分には興味のなかった、他人が熱中していること」だったりする。

一枚で完結しない、何かに依存しなければ、持ち主の閃きや寛容さが無ければ成立しない、タイミング待ちの「無駄な洋服」。

僕らはその無駄な部分にこそ、退屈な毎日を乗り切る目的が隠されてるのでは無いかと思う。





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無駄な買い物



こんにちは。
MANHOLEの中台です。


朝から大雨…。
天候に弱いMANHOLE、いつもより大きな音で音楽を聴きながらボーッとしてました。
こんな日に、一緒にボーッと過ごしてくれる方いつでもお待ちしてます。


さて、今日は商品紹介ではなく、無駄なBLOGを書こうと思います。








写真の洋服は2年くらい前に古着屋で買った、アメリカの溶接エプロン?ケープ?です。
難燃性レザーのものが多いイメージの中、軽快なDUPONT社の生地と、この色味はあまり見たことがない。


ちなみに、なぜ買ったのかはいまだに分かっていない。
「なんか面白そう。」くらいの気持ちで買ったような気がする。






見ての通り、後ろが極端に短く、背面の着丈は22cmしかない。
前掛けはスナップボタンで着脱できて、外すとケープになる。

これを普段着として着るには、何かと組み合わせて着る必要がある。
そりゃそうだ。
普段着る洋服として作られている訳ではない。
ファッションとしては足りない洋服。


過去に紹介したCLASSの紐フードNICHOLAS DALEYの紐と同じような要素を感じる。






そのまま着るとこんな感じ。


今朝はこの溶接ケープを二人で着て遊んでいたら、なかなか楽しい。
足りない要素を補うために、強制的に組み合わせを考えなければいけないことで、いつもよりファッションをしている気分を感じる事ができた。








同じく足りない要素のあるベストと合わせてみる。
中に着ても外に着てもなんだか面白い。
これまでほぼ一度も着てなかったけど、今年の冬はこれで遊べそうな予感。









短丈のGジャンとさらに短いケープにロングコート。
圧倒的に変なバランスなはずだけど妙にしっくり。


昨日のBLOGでも書いていたけど、飽きている洋服をまた楽しんだり、飽きる前にいつものバランスを変えるには、一見無駄なものにこそ可能性があるのかもしれません。

そういう意味では、2年間分からなかった、溶接ケープを買った意味がようやく生まれた気がする…。

無駄な買い物おすすめです。
僕らはこれからも前向きに続けていこうと思います。




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中台 竜郎

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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

一枚も持っていない人に売るのは全然良いしむしろ何枚か買った方がいいと思うんだけど、たくさん持っている人には勧めようとも思わないのが冬のコート。
MANHOLEではコートを一枚も持っていない人に勧められそうな物や、目的がはっきりしている物、今までなんとなく避けてた物、とてつもなく欲しいものがあったら仕入れることにしてます。

僕の昔からのお客さんには最近ペラペラしたコートしか売ってません。
あとは持ってなさそうな色のもの。
だってみんな、黒とか紺とかグレーとかベージュ〜カーキにかけた色調のコートはたくさん持ってるんだもん。
ペラペラしたコートはいい、あれはコートじゃなくてロングシャツです。
ウールのコートの上に、風を止めるペラペラしたコートを合わせるのもおすすめです。
あの着方は本当に暖かいし、例えば荷物が多い時とか鞄のストラップで生地が擦れるのを防いでくれます。数年前、真冬のホームレスがやっていたのを真似してみたらかなり良かった。
生活の知恵ですね〜。街で見かける光景や実体験は、ネットで見る情報なんかよりよっぽど実があり有意義です。

コートは形も色々あるし、生地もたくさんあるし、下に着ている物に合わせて何を羽織るかを考えるのも考えないのも楽しい。
更に試しに羽織るとかっこいいのでついつい欲しくはなりますが、そのお金でシャツとかニットやスウェットやブルゾンやジャケットのサイズを変えてみたり、パンツのシルエットを変えてみたり、ベストとかとかストールとか靴とかネクタイとか靴下とか本とかレコードとかを買ってみたり、美味しいご飯食べに行った方が、多分もっと楽しい。
しばらく大きなコートを着た体に、細いコートを合わせるのもまだまだ時間がかかりそうなのでMANHOLEで提案するコートのサイズ感を変えるのはしばらく先。






さて、たくさんコートを持っている方。
今年はコートを買わずに手元にあるコートにベストを合わせてみるのはいかがでしょうか。
別にベストじゃなくてもなんでもいいんだけど、ペラペラのコート/めちゃくちゃに重いコート、どちらの上に重ねても良いのはベストな気がしてます。
持っている洋服、「飽きた。」で寝かせず新しい顔をさせてみませんか。





これは数年前に作ったFRANK LEDERのベスト。
懐かしい。
未だにたまに着てお店に来てくれるお客さんがいるのを見ると、良い企画だったな〜と思います。

去年はNICHOLAS DALEYのベストで同じような提案をしていました。
今年はもう少し華やかに、NICENESSのシルクグログランのオーバーベストなんていかがでしょうか。




ネイビーをベースに。
オレンジ/グレージュ/ブラックの4色で構成される幾何学模様が目を引くNICENESSのベスト:SIGMA。

表地は全てシルクグログラン。
オレンジ/グレージュ/ブラックの3色はデイジー柄に合わせて生地を裁断し、特殊ミシンによる刺繍で縫い止めています。
薄いポリエステルの中綿入り。
裏面は弱撥水加工されたコットンナイロン。
裏面も表面同様に特殊ミシンを使い無地の柄が浮かび上がるようにしています。
ボタンレス、リバーシブルで表裏ともにハンドウォーマーポケット付き。






随分長いこと手元にあるせいか。
着るたびに「またこれに頼ってしまうのか。。。」なんて罪悪感を感じさせる昔のFRANK LEDERのペラペラのコートも、SIGMAを羽織るだけで随分と違った印象を見せてくれるなあ。

上から羽織ることが出来れば、コート以外でもなんでもいいと思います。
とりあえず、まずは羽織るだけ。



” NICENESS “ - SYGMA –
[ シルクグログラン キルティングRVジレ]
¥129,800-(tax included)




冬はありがたいことに毎年訪れるので、たまにはアウター以外の選択、良いと思います。






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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

先日中台に紹介してもらったcantateのCOWE 2 TUCK TROUSERS
ベージュが3本、グレーが3本残っているので改めて紹介しようと思い考えてみたんですが。
まずは穿いてみてほしいとしか伝えることがありません。


少なくとも、僕にとってこのパンツの商品説明は約一年半前のcantateの投稿に書かれたこのコメントで十分。





今回のコーウィーという生地は、世にも珍しい世界でも数社/いや、日本で一社しか編みたてることの出来ない生地。
簡単に言えば”織物と編物のいいとこ取り”
まさに河上と中台。

「ジャージ作りたいんですよ〜。」と、お題をもらった時から「あー、コーウィーがいいね。」と提案しました。

店を出して一年、粗さという毛羽がなくなり、いい意味で洗練された2人に合わせて生地の毛羽をとことん取り除く手間のかかる加工を施してみました。
ウールだけどウールじゃない履き心地、試してみてください。






この人は、このコメントの通り実際の僕らを見て自分が作る物を考えてくれています。
それが僕らにとって本意だろうと不本意だろうと、松島さんの目に映る僕らはそんな感じなんでしょう。

それと同様に、僕らは実際のお客さんを見て勧める物を考えたいです。仕入れる時はあまり考えないけど。
だって、そのほうが楽しいんだもん。
その為に無い頭を絞りながら、何故かお金を貸してくれる銀行から大借金しながら、根拠のない自信に身を任せ、明日もお店を開けてます。





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こんにちは。
MANHOLEの中台です。


cantateに作ってもらった、ツータックテーパードトラウザー。
実は去年発売したジャージと同じ時期に納品されていたけど、このモデルは発売のタイミングを伺っているうちに時が過ぎた。

無理矢理提案する気にもなれず、一年が経過…。
ようやく発売です。

久しぶりに穿いたけど、かっこいいパンツ。






去年、cantateに「ウール100%でジャージを作ってください。」という内容で別注してもらった不思議な生地 : COWEを使用している。

紡績する前のトップで染め、異なるトーンをブレンドして作った糸。
奥行のあるメランジ調に仕上げている。
特にベージュは色々な色が含まれているので見ていて面白い。

このCOWEという生地、本当に気持ちがいい。
すごく気に入っていたので、今後も継続して使っていきたかったんだけど、残念ながらこの生地に使う糸を作る工場が昨年廃業してしまったらしい…。






縫製はスーツ工場に依頼。
ヒップポケットはパッチにすることで、生地のカジュアルな印象を強めている。

形のベースにしたのは、確かニューヨークで買ってきた古着のパンツだったような気がする。たぶん。
古着のクオリティとはかけ離れた仕上がりに、驚いた記憶がある。









色々と説明してみたものの、肝心の生地のタッチや穿き心地はいくら文章で説明しても伝わらないので、実物を穿いて感じてみてほしい。

「糸が良い、生地が良い、縫製が良い=自分にとっての良い洋服」であるとは限らないことが、ここ数年続く「糸が良い、生地が良い、縫製が良い」推しの洋服を見続けた方であればなんとなく理解してもらえるような気がする。

だけど、このパンツは「糸が良い、生地が良い、縫製が良い。」が、わかりやすく洋服としてのパワーを感じさせてくれる物になっている。



” cantate “
– COWE 2TUCK TROUSERS –
Color : Beige / Grey
¥78,100-(tax included)




一年発売を寝かせることを決めた時、河上が「こんなどこにも無いパンツ、いつ売っても色褪せないだろう。」と言っていた。

その言葉の通り、久々に見て穿いた時に僕自身も素直に「かっこいいじゃん。」と感じられたので、唐突に明日から発売してみます。

週明けまで残っていたら、河上からもうちょっと詳しく紹介してもらお〜っと。



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