107-0062
central aoyama #003
4-1-3 minami aoyama minato-ku,tokyo

W : manhole-store.com
M : info@manhole-store.com
T : +81 34283 8892

blog


この前僕が持ってきた石垣土産のリスザルの人形を見た河上さんは「ぬいぐるみか。。。いいよな」と、頷いていました。退勤時に持って帰ろうと「あれ、どこに置いたっけ」と探してみたら既にちょうどいいところにレイアウトされていて持って帰りづらいです。早く飽きてくれないかなあ。
こんにちは、吉田です。



m’s braque、Gathered Curly Fluffy Huggy Trousers。
カーリーフラッフィーハギートラウザーズ。めまぐるしいネーミングですが、これがこのパンツが抱く「もこもこ」の意訳なのです。
時は遡り一昨日。m’s braqueは商品名があるんだかないんだかわからないので、河上さんに「このパンツ、商品名ありますか?」と、聞いてみたところ「MANHOLE企画だから決めていいんじゃない。一緒に決めよっか」と、二人でもこもこを連想させる単語を調べることに。
「Fluffyは語感的にも可愛いですよね」「Curlyは入れた方がいいよなあ」というわけでCurly Fluffy……y系の単語がもう一個欲しい。
途中「ダッフィーっているじゃん?ダッフィー。俺の父ちゃんが好きだったなー」という言葉も耳にした気がしますが、無視しました。
で、ぬいぐるみの思わず抱きしめたくなるような感じをとってHuggy。
Gathered Curly Fluffy Huggy Trousers。

ふわふわともこもこは一見紛らわしいので裁ち切っておきましょう。
もこもことふわふわは犬ちゃんでイメージすると兄妹のようだけど、こののもこもこは、綿毛のようにふわりとどこかへ飛び去っていくようなパンツというわけではありません。
いやそりゃあ、パンツが飛んでっちゃったら困っちゃいますよね、外に出られません。


飛んでいきません。このパンツは飛んでいきません。
そんなことは誰でもわかります。家の中で穿いて外に出ていく、てくてく。
それは素材が何だろうがパンツの役割です。このパンツはもこもこです。
正直、今日のBLOGはこのままもこもこ一点張りで突き通す気満々。
「レディースの洋服ならまだしも、男のパンツでもこもこはアウトドア用品かパジャマ以外で見たことないなあ。カーリーなら尚のこと」
このもこもこパンツをぼんやり眺めていたぼくの耳に入ってきたこの河上さんの一言で、曖昧もこもこなぼくの頭もすっきり晴れ渡りました。シンプル。
こんなにもこもこなパンツは、ふつうに、あまり無い。
「こんなに」というのはもこの程度というより、もこ面積。全面もこもこ。
全面もこもこだったらもこ一辺倒紹介もこでまったく問題なし!


ベルトループレスのウエストは、ゴム仕様。
骨盤でとまるというわけです。このすっきりとした面持ちは、もことうまく釣り合っていると思います。「無い」というディテールはもこにとって必要だったのですね。


バックポケットは左右にもこ。
ぼんやり全体をもこっと眺めているのも気分が良かったですが、こうして近づいてひとつひとつディテールを追っていくとさらにもこもこの魅力が沁みてくるようです。

なぜ取り憑かれたようにもこもこと言ってしまうのか、決してふざけているわけではないのです。言ってしまうんです。これは他でもなくこのもこもこのせいなのです。
なんてふざけるのはもうやめにして、このGatherd Curly Fluffy Huggy Trousersの魅力を自分なりに説明してみることにします。

もこもこパンツ、いかにも奔放そうな印象を受けますが、実際に穿いてみると意外なほど整然とパンツとして歩き出すことができます。凹凸という表現は合っている気がしないけれど、ふつうの生地と比べると確実に立体感のあるこの生地。しかしそんなに特別扱いするでもなく、平気な顔してそのまま「パンツ」を作った。そうするとさっきのバックポケットから受けたような不思議な魅力、つまり黒いパンツにバックポケットが2つ付いていることなんて全く珍しいことではないのに、新鮮に感じる。
思わず近寄って覗き込み触ってしまうようないい違和感を覚える……

「いい違和感」か……
いや、こんなしょぼくれた言葉を使うくらいなら、もこもこがいい。

パンツがもこもこって、率直に言ってかわいいです!
余計なことは先ほどぼくが代わりに考えたので。
あとは普段通り、比較的ワイドな黒/茶パンツとして履くことで勝手に生まれる生地のギャップを楽しむことに専念できるのではないかと思う次第であります。
そして、似たような生地のトップスも無いせいか意外と頭を使わずに合わせられる。

こうしてみると、世の中には様々な素材の衣服がありますね

青天の霹靂もこもこブーツオブポニーがもこもこパンツと出会う日だって来ましたし、
ああ、レザーってやっぱりつるつるなんだなと思ってもいます。

鮮やかな青のウールフランネルのしなやかな起毛感と茶色のもこもこ

ナイロンのツルツルとつるつるの間は黒いもこもこということ。

モアもこもこともこもこ(他略)。

つやもこベルベットともこ

つるつるともこ。
アウターを脱いでも格好が付く、というかなんというか。

とりあえずこういうバランスも良いことはすごくよく分かります



流石に脳みそがもこもこしてきたな、そんなあなた。
もこもこ作戦成功の証です。
何を言っているんだろう。

とりあえず、穿いたら楽しく歩けるのではないでしょうか。
このパンツはもこもこでカーリー。無造作に、時に考えながら組み合わせる、楽しさ。

“m’s braque” [MANHOLE EDITION] – GATHERED CURLY, FLUFFY, HUGGY TROUSERS –
Color:BLACK, BROWN Size:36, 38, 40 ¥75,900-


MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

パンツが好き



僕はパンツが好きだと思う。

まず、パンツを穿かないと外に出られない。
いや、仮に穿かずに外に出られるようになったとしても、僕はきっとパンツを穿いて外に出かけると思う。パンツのおかげで外に出ることが出来ている。パンツが無かったら僕は家でずっと漫画を読んでると思う。

僕は家の中ではほぼ半裸なので、パンツを穿いた時点で外に出かけるスイッチが入る。
ベルトが必要ないくらいのサイズ感のパンツを穿くとなんだか気分がいい。
中学生の頃に気にしていた、お尻がぷりぷりする感じもおじさんになった今はなんだか逆に気分がいい。あー、お尻ぷりぷりでよかった。
お尻ぷりぷりを気にしていたが故にウェストもヒップも大きいパンツをベルトで締め上げて穿くような穿き方は長い間やっていたせいか妙に落ち着く。
ウェストのサイズを気にするのすら面倒になったタイミングで手にしたイージーパンツは「これはイージーパンツです。」という名前によってちゃんとした物っぽく見えるけど、根本的にはウェストの大きいパンツをベルトで締め上げて穿く行為の拒否感を和らげる為の便利な洋服だと思う。好き。
「大きいパンツのウェスト余りを横に逃すとあまりもたつかない。」ということを昔発見した時はウェストさえ通ればどんなパンツだって穿けるような気がして楽しかった。
でも、これはミリタリーやスポーツウェア等のサイドアジャスターと同じ発想。
昔の人がちゃんとディテールとして形にしている。
もっと遡ればただの布をただの紐で固定していた名残。昔の人には敵わない。

一言に「パンツ」と言っても色々ある。
書き上げていくとキリがない。
頑張って書こうと思ったんだけどパンツがゲシュタルト崩壊を起こしそうになったからやめた。
そのパンツが作られた当時の「目的」の先に、シルエットやディテール/機能や当時の気分がある。

現代人の僕らは「昔から目的や気分を元に作られてきた、目の前にある穿いたことのないパンツ/穿いたことのあるパンツ」を穿きながら日々洋服を着ることで。
今この時この場所で、自分が、隣にいる人が、あわよくば道行く大勢の内の誰か一人の気分が良くなるように過ごす事が出来る。
機能やシーンやディテールも全く関係がない、今は休日も平日すらも関係がなくなった東京の街で。
それが出来ることはなんて楽しく幸せで、なんて素敵なことなんだろうか。

今日も僕はパンツを穿いて外に出ている。
当たり前なんだけど、それを当たり前以上にする楽しさは自分で能動的に「穿くこと」でしか味わえない。



m’s braqueのMANHOLE EDITION : Gathered Curly Fluffy Huggy Trousers。
名前の通り、カーリー(くるくるの巻き毛)でフラッフィー(もふもふした)でハギー(抱きしめたくなる感じ)なバギーパンツ。
写真を見ているだけで楽しいけれど、穿くともっと楽しい。

裾幅/膝幅/ワタリ幅/ヒップ寸/プリーツの深さ/股上の深さ/クリースが入るか入らないか/裾の処理は何か。
そういう繊細な部分だけでもパンツは、変わる。
その上に生地や、作る上でのテクニック、ディテールなどが覆い被さる。
ただの「パンツ」なのに、なんて選択肢が多いんだろう。

パンツ選びで大切なのはシルエットやサイズではなく「穿く人がかっこよく穿けること」。
そもそもシルエットの良し悪しの基準って一体、何?



ぬいぐるみみたいなパンツが穿いてみたくてm’s braqueに制作を依頼した本企画。
テディクロス/ブークレ/アストラカン/シープボア/シャギーウール/アルパカ起毛/ハイロフトフリース/起毛ウールパイル/重厚ベロア/テリー/シェルパ/テクニカルフリースなど、もこもこしたトップスはあっても毛足が長くてもこもこしたパンツは持っていない、というかあまり見かけたことがない。
あってもヘビーデューティな、目的がはっきりした物でしょうか。

というわけで、作ってみました。
で、見た目はもこもこだけど、そのもこもこ加減が暖かさとして過剰にフィードバックされてしまうと空調過多な都市部で穿きづらいので、m’s braqueが25AWコレクション用に用意していたウール/アクリル/ナイロンの三者混のカーリー生地は理想的。見た目はもこもこしてるけど暑くなさそう。
ただ、そのまま使うとチクチクしそうだったし強度面にも不安が残るので「なんとかなりますかね?」と相談したところ、ポリエステルのうっす〜いフィルムをボンディングすることで解決。



さて、コーディネートは素材感遊び。
つるつるしたもの、ガサガサしたもの、もこもこしたもの、ケバケバしたもの、さらさらしたもの、マットなもの、つやつやしたもの、ピカピカしたもの、ふかふかしたもの、カリカリしたもの、すべすべしたもの、テカテカしたもの、ごわごわしたもの、など挙げていくとキリがないけれど、前述した通りもこもこしたパンツが手元にない今。改めて、手持ちの洋服も活かせるのではないでしょうか。


で、形は今期新しく登場したギャザーパンツがベース。
ベルトレスでウェストゴム。腰に引っ掛けて穿くイージーパンツ。
このゴムはもちろん「ベルトレスでも穿くことが出来る」という役割も果たしますが、どちらかというと「華奢な女性がデニムやワークパンツをベルトで縛って穿いている時に生まれるウェストベルトの浮いた顔」のような顔付きを生み出します。華奢で、明るいあどけなさを感じる形。



「太いパンツ」が売り場に飽和する中で、お客さんの口からも「太いパンツはたくさん持ってるので。」という言葉がしっかり聞こえるようになりました。

ただ、僕たちは昔から太いパンツを穿いていた。
「細いパンツ」が売り場に飽和する中でも、無理矢理太いパンツを探して穿いていた。

それでも、まだ、飽きない。
十数年前と履いてる靴、合わせてる洋服も違う。
数年前と履いてる靴、合わせてる洋服も違う。
更に、一概に「太いパンツ」と言っても。
裾幅/膝幅/ワタリ幅/ヒップ寸/プリーツの深さ/股上の深さ/クリースが入るか入らないか/裾の処理は何か。
そういう繊細な部分だけでもパンツは、変わる。
その上に生地や、作る上でのテクニック、ディテールなどが覆い被さる。
ただの「太いパンツ」なのに、なんて選択肢が多いんだろう。

結局、飽きる飽きないはその「繊細な部分」から生まれる違いをどれだけ楽しめるかに左右されるのではないだろうか。
結局、流行に流されるか流されないかは、流行の入り口からどれだけ深くその物を好きになれたかに左右されるのではないだろうか。
洋服の場合はその上に「その人の体型が生み出すシルエット」と「その人が持っているもの」と「その人が好きなもの」などが覆い被さる。更に「自分の感覚の外側にある物」を受け入れ始めたら、そのただの「太いパンツ」の選択肢は広がり続ける。
結局、飽きるか飽きないかは全部自分次第で、目の前の物のせいではないのだろう。

“m’s braque” [MANHOLE EDITION] – GATHERED CURLY, FLUFFY, HUGGY TROUSERS –
Color:BLACK, BROWN Size:36, 38, 40 ¥75,900-



僕らは、飽きてもいいと思っている。
別にパンツのシルエットが太かろうが細かろうが、どんな生地だろうが。
その時穿きたいものをその時穿きたいように穿ければなんでもいい。

ただ、いつか飽きるのであればとことんやりきってから飽きたい。
僕らには暇な時間しかない。
その時間を何かに注ぎ込むことで、暇な時間は何か別の時間にきっと、変わる。



今週末の名古屋にも持って行きますね。
というわけで、11月29日の土曜日から売り場に並べます。
7月のBlogに登場した通り、2日くらい売り場に並べていたけど当時は見るのも暑苦しかったので4ヶ月くらい完璧に眠らせておきました。寒くなった今、とてもよく見える。

MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892




先日、ひょんなきっかけから外苑西通り沿いをRide on Lime。
なだらかなカーブを適度なスピードで走り抜けてまいりました。
ギンナンプーンも今年初体験だったかもしれない。散歩不足か……いいえとにかく、色づきましたね。
赤い〜♪


フードのドローコードもキュート、ふわふわの中の引手がひときわ煌々と。
ウール、モヘア、アルパカ、コットン、ナイロン。これらがこのニットパーカーの組成です。
葉が紅葉するのは、気温の低下により緑の色素が分解され、黄色が顔を出したり赤ができたりするからというわけのようですね。
自然は、ぼくらが知ろうが知るまいが色々と変わっていきますね。何も考えずに眺めていたい。ぼー。あまりよそ見をすると事故っちまう、こりゃいけないと寒風に気を引き締めてライドを終え店に入ると寒暖差で再びぼー。ぼー。その流れでこのニットフーディを眺めると、なんと所々にライム色の糸が編み混ぜられていることに気がつきました。お時間のある方は上画像に目を凝らしてみてください。



どうしても魅力的な色づかいに目どころか心も奪われほかのことを忘れてしまいそうになりますが、今回ばかりは(?)心を鬼にして進んでいきましょう。

と言った側から立ち止まって。
ひとはこの洋服をなんと言って指し示すのだろう?
今は落ち着いてBLOGを書いているから、はなから「ニットフーディ」と決めているけれど、
例えばばったり会った知り合いの着ているコレを褒めるとき。

A子「そのパーカーいいね!」
B蔵「そのニットかわいい。」

いざ褒められてみると……
C郎「あ、ありがとう 良いでしょ」
感謝の言葉を返す。

Dave「Nice hoodie!」



NAMACHEKOのニットフーディ:MARIUS HOODIE。
河上さんが「肉厚なのにふわふわで軽い。成型ニットにフロントジップをつけると何故か工賃が跳ね上がるから『まあ、ニットだしプルオーバーフーディでいいか』とジップアップ仕様を諦める場合もあるんだけど、これは堂々とジップアップ。前開きのコーディネートが出来るし脱ぎたい時に脱ぐことが出来る。日本の冬は寒いはずなのに暑いからローゲージだとプルオーバー仕様が辛くなってきた。なんで冬なのに暖かいじゃなくて暑いなんだろう。けどローゲージニットは物として好きだから着たい、というジレンマをクールに可愛く解消する最高のジップアップローゲージニットフーディ。とても良い。とても気に入っている。」と、届いた時に説明してくれました。

改まって考えてみると、肉厚なニットとフーディをそれぞれ一緒に着ることって(創意工夫がある場合は除いて)ほぼ無いですよね。すみません、突然気の抜けたような単純な話で……。
しかし素直に、ニットフーディっていいなと思うんですよね。ニットを着ているのに、フードがある。もちろんニットのフーディならこの他にも存在していると思うので、あえてこういう言い方をしてみます。
MARIUS HOODIEは、ジューシーで最高なパーカー(フーディ)が、そのままの形を残して素敵なニットに生まれ変わった!よみがえった、というか編みがえった!更にジップアップ。


そして、フードの形も最高。ついつい被りたくなります。
夜になり、冷えてきたのでレザーを羽織ったところでダブルジップにお気づきのことでしょう。
あげたい時には、あげてみてください。


寒くなったから中にニットを着る。
寒くなったからフーディを被る。


ちなみに、僕が着ているのはSサイズ。
で、大きいコートの上から難なく着られるくらいのゆったりしたサイズ感。
こういう着方をすると冬に着たら寒そうで春に着たら暑そうなコートとかも息を吹き返しますね。
さながら、着ることの出来るフード付きの大判ニットマフラーのよう。
改めて、どうにでも着れてどうにでも楽しめる最高のジップアップニットフーディだ。

“NAMACHEKO” -MARIUS HODIE-
Size:S,M Color:CRIMSON BLACK ¥146,300-(tax included)



MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892



CLASSの大ジャケット:CCFA07UNI B。
DORMEUIL社製黒のバラシア。
落ちているけど落ちない肩。
迫力ある大きさ、迫力ある生地、迫力ある肩。

このジャケットは「大ジャケット」という言葉通り大きく着るジャケットだ。
体格が良い人の為だけに大きく作っているわけではないので、自信を持って大きく着て欲しい。
事実、大きく着ないと着づらく感じるような袖付がわざとされている。
前肩にはパッドや裄綿の代わりに毛芯を入れている。
そうすることによりパワーショルダーのように見えるナチュラルショルダーが完成する。
ジャケットと体の間に空間が生まれる作りにしている。

“CLASS” – CCFA07UNI B –
Size:1,2 Color:BLACK ¥199,100-(tax included)



迫力ある大きさ、迫力ある生地、迫力ある肩、が生み出す大きなジャケット。
の、中にある静けさは空無ではなく充満した状態である。
黒のバラシアは綾織(twill)と朱子織(satin)が複合した特殊織りが生み出す深い黒を持つ。
しなやかだけどコシがあり、パリッとせずしっとり落ちる、静かさと立体感を併せ持つ生地だ。

静と動が対立せず、同じ空間にある。
静によって動が成立し、動によって静が意味をもつ。
静寂の中にあってこそ、動きの喜びを味わえる。

洋服。
更に「テーラードジャケット」という立体的な西洋の衣装に、平面的な手法やわかりやすい日本を用いず日本を込めた、日本人デザイナーによる日本人のジャケット。
堂々と、大きく着て欲しい。

「悠人、明日このジャケットの撮影するからなんかポケットに入れたいもの持ってきて〜」と伝えて、悠人が持ってきたのは石垣島土産のリスザルの人形。



カッコ良すぎるジャケットの後ろにコミカルなバックポケット。
折角なので、キュートにどうぞ。

MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

MITTEN SHELLS, URBAN USE
(TRIGGER FINGER-CCFA18UNI A)
WEARING INSTRUCTIONS

Wear over your own gloves. Any gloves will do.
Mittens are warmer than gloves.
Keep forefinger in trigger finger only when actually needed.
Put thumb in with rest of hand to keep it warm.
Keep your fingers together to retain warmth.
Wear shells without inner gloves in moderately cold weather.


To keep hands warm, mittens must be:
— Enjoyed. A cold heart makes cold hands.


ミトンシェル(都市部用) (トリガーフィンガー CCFA18UNI A) 着用方法
・手持ちの手袋の上から着用してください。手袋はなんでもいいです。
・ミトンは手袋よりも暖かいです。
・人差し指をトリガーフィンガー部分に入れることが出来ます。
・ 親指を他の指と一緒に入れて暖かさを保つことも出来ます。
・ 指同士をくっつけておくことで、より暖かさが保てます。
・比較的寒くない時はシェルだけで着用してください。

手を暖かく保つために、ミトンは必ず
– 楽しく。心の冷えは体の冷え。

“CLASS” -CCFA18UNI A- [ENTREFINO LAMB LEATHER]
Color: BLACK/BEIGE, BEIGE/CHARCOAL Size:FREE ¥129,800-(tax included)




手袋よりも防寒性が高く、手袋の上からも着用が出来るミトン。
更に着用したまま銃の引き金を引くことが出来るよう、人差し指が分離した構造を加えて開発されたのが1950年代に登場したM51や1960年代に登場したM65、トリガーミトンだ。
「ミトンインサートの上から着用が出来」「指同士をくっつけておくことで暖かさを保つことが出来」「親指を他の指と一緒に入れて暖かさを保つことも出来」「必要な時に人差し指をトリガーフィンガーに入れ」「暑い時はシェルだけを着用し」「油汚れが冷えの原因になるから常に綺麗にするようにしなさい」という説明書きが添えられた、執拗なまでに手を暖める(≒熱を逃さない)ことを目的とした寒冷地用装備。

で、2025年の東京。
引き金を引くどころかさほど手を暖める必要のない環境で幸せに暮らす自分たちのためにCLASSがデザインしたのがエントレフィーノラムレザーを使用したトリガーミトン。
真冬の2月でさえ手袋をしてその上に重ねれば十分暖かいだろうし手首から吹き込む風も十分防げることが容易に想像できる。
が、仮に明日執拗なまでに手を暖めなければならない極限状態に陥った場合、無いよりはマシな程度だろう。
リファレンスには手首に固定するためのシンチストラップやサスペンションコードや洋服に固定するためのパーツ等が付属する一方で、CLASSのこれはそういった残しても良さそうな便利な機能が全て排除されている。元あった機能を排除することでCCFA18UNI Aをより無駄な物にデザインしている。

無駄な機能、無駄な手間、無駄に贅沢な革。が、ご存知の通り僕らは無駄なことが好きだ。
僕らが戦う「どうやらつまらなそうな今日」に対して僕らが手に取る武器。
それは、無駄なこと。つまり、人間らしい馬鹿馬鹿しさなのだ。

銃の引き金を引く必要がない代わりに。違う何かの引き金を引こう。
執拗なまでの防寒性がない代わりに。違う何かを、暖めてみよう。



MANHOLEの目の前。
返却上限を超えてポートから無駄に溢れているLIMEに対して「もっと友好的に接することは出来ないものか」と考えた結果、撮影に借りてみた。
走行距離は10m。使用時間は36分45秒。料金は意外と安くて530円。
で、実際の使用時間は10分ほど。
返却上限を超えているから当然のように返却出来ず、返却するために要した時間が30分ほど。
乗り物として使った場合「なんだよこの無駄な時間」とイライラしただろうけど、今日は「なんだよこの無駄な時間」と、笑うことが出来た。
無駄が無駄であることを否定するつもりはない。けれど、無駄なんて所詮そんなものだ。

MANHOLE NEW ONLINE STORE

MANHOLE official instagram

河上 尚哉

〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室

M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892

1 25 26 27 28 29 375