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blog



こんにちは。MANHOLEの河上です。
SADEとスウェットパンツを作りました。

時は遡り今年の2月。立体裁断デニムに囲まれる機会があった僕とSADEデザイナー:影山さん。
「普通の気持ちで穿けるし実際普通なんだけどなんかちょっと違う、みたいなスウェットパンツが穿きたいですね」と話していた時に目の前、というか前後左右僕らを囲む立体裁断デニム。
そうか、これか。
前後左右に筒が広がる「普通の気持ちで穿けるし実際普通なんだけどなんかちょっと違う」立体裁断スウェットパンツ、良いかもしれない。

スタンダードシルエット
ワイドシルエット


で、「普通の気持ちで穿けるし実際普通なんだけどなんかちょっと違う、みたいなスウェットパンツ」というお題。
立体裁断なんだけど、立体裁断であることが誇張されたものである必要もないのでリファレンスは比較するとより静かな、ただ確実に立体裁断なものを選択、パターン以外の2000年代的ディテールは全てカット。
前後左右に筒が広がる立体裁断、太いけれど数値ほど大袈裟な太さに見えないことがイメージ出来たので「2025年の裾幅で。ただ、大袈裟に見えないくらいの塩梅で一回サンプル作ってみてください。出来れば8月くらいに売り場に並べることが出来たら嬉しいですね」と待つこと5ヶ月、7月頭。
サンプルが上がったので見てみたところ「イメージよりも若干太い、生地も若干度詰めが甘いけど何回か乾燥機に入れたら多少縮んで良くなるのかも、物は良いからもうちょい細いのも見てみたい」と感じたので「このスウェット生地は洗った方がよくなりそうなので何回か洗って乾燥機に入れてみて欲しいのと、以前伝えた発売希望時期は忘れて、思い切って裾幅10cmくらい削ったサンプルを作ってみましょうか」と伝えて9月。
当初のイメージ通りに仕上がった裾幅29cmの立体裁断スウェット。(便宜上スタンダードモデルと呼ぶことにします)
生地の詰まり方も理想的。
ただ、最初のサンプル=裾幅38cm、ワイドモデルも洗いをかけて乾燥機に入れたところ多少縮んだのか当初抱いていた大袈裟な印象が落ち着いていた。とても良く見えた。

悠人、ワイドモデル
アユムくん、スタンダードモデル
悠人、ワイドモデル。アユムくん、スタンダードモデル
アユムくん、スタンダードモデル


「うーん、どうしよう」と、悩むのも面倒なので両方作ることにしました。
太い方が良ければワイドモデルを、普通の気持ちで穿けて実際普通なんだけどちょっと違う方が良ければスタンダードモデルをどうぞ。

SADE [MANHOLE EDITION] -PT40- “3D-CUT SWEATPANTS”
Color:BLACK Size:FREE Silhouette:STANDARD, WIDE
¥55,000-(tax included)


色は黒一色、サイズはフリーサイズ。
製品洗いをかけたヘビーウェイトの肉感あるスウェット裏毛。
太い細い限らずスウェットパンツを仕入れ続け作り続け並べ続けてきたMANHOLEの新しい、けれど僕らがいつも通りの気持ちで穿くことの出来るスウェットパンツ。

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河上 尚哉

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“FRANK LEDER” -Turf Spring/Summer 2013-


相変わらず、FRANK LEDERの作るコートは格好がいい。
MANHOLEで今シーズン仕入れたコートは4型。
4,5年前に登場した背面インパーテッドプリーツの大ぶりなステンカラーコートのチェック生地、と雰囲気あるグレーウールのロング丈チェスター、ワインレッドの縮絨ウールの膝丈ステンカラー。
そして今日紹介する腰丈のベルテッドコート。
FRANK LEDERのこの形のコートを初めて見たのは12年前。

FRANK LEDER” -Turf Spring/Summer 2013-
「芝生から競馬へ。ギャンブラーやジョッキー、馬主たちが登場し、彼らのイメージをコレクションに表現。ギャンブルから発する少し悪の男の世界も垣間見せつつ、ジョッキーのストイックさとの対比など。」


2013年の春夏コレクション。
確か生地は蝋引きかオイルドの透けるように薄いハリのあるコットンリネンだった、気がする。
雨風を防ぐために羽織る腰丈の軽いコート。
「かっこいいけど、着る時がわからない。秋冬ならわかるけど春夏だと蒸し暑いだけだろうな」という理由で手にとらなかった気がするけれど「芝生を背景にリネンのシャツタイの上から雨風を防げそうな腰丈の軽いベルテッドコートを着た男」というイメージは僕の頭の中に今も尚存在する。
FRANK LEDERの作るコートは格好がいい。物だけではなく、着た時のイメージも全て。

” FRANK LEDER ” – NAVY BLACK WOOL BELTED COAT –
Size : S/M
¥151,800- (tax included)


そして、2025年秋冬シーズン。
(ベルトのバックルは無くなったけど)当時の形そのままで秋冬生地で再登場。
背景は、東京で。





生地はウールでリネンの裏地。アーム裏地はアセテートなので腕通りするり。

これが2025年秋冬、FRANK LEDERの腰丈ベルテットコート。


・・・・・・12年前から河上さんの頭にあり続けてきたこのコートのイメージを、何かの間違いでしょうか、またぼくが受け取ってしまいました。こんにちは。
いつまでこのスタンスが許されるのか、一抹の不安を抱きながらも嘘はいけないので正直に申しますと、
ぼくの場合、「FRANK LEDERのコートは格好いい」ではなく、
「このコート格好いいな、FRANK LEDERだ」が正確な流れ。
(さいきんは流石にタグ見前に予想は湧きますがそんな細かいことは置いておきましょう)



冒頭に引用された2013年のコレクションテーマ、競馬場付近を地元とするぼくの心は湧き立ちます。刹那、ああ、あの競馬場はダートだった。どんなに天気が良くったって芝生を背景にあんな写真は撮れない。酔っぱらった赤顔そしてダミ声でときおり何か叫びらしきものを発する勇ましい彼らもぼくにとっては憧れの男たち、ギャンブラーには違いない。けれどもちょっと流石に今は違うかも、ということで方向転換。

せっかくなので脳内に再び [ 競馬 男 ] で検索をかけてみるとヒットするのは映画のシーン。意外と競馬場のシーンってあるんですよね。あれはドイツの映画じゃなかったけれど、季節は秋か冬だったからみんな何かを羽織っていた。主人公は貧しいからボロボロのスーツで寒そうにしていたけど、競馬場に集まるほかの男たちはだいたい格好いいコートを身に纏っていたはず。芝生の景色はないけれど、ぼくの頭の中にも漠然と「格好いいコートと男」のイメージはあるということですね。映画の主人公はたしか毛皮コートの貴婦人の鞄からお金を盗むわけですが、こちらはFRANK LEDERのコートの格好良さをお伝えできたらと思います。

裏地、2種の青、いいですね



このコートの格好よさ、それは輪郭だとぼくは思います。
ちょっとカッコつけ過ぎ?いやいや許してくださいよコートだし。それに、シルエットというのでは少しニュアンスが異なるのです。
たしか、むかし河上さんもFRANKのコートを外套と呼びたくなると書いていた(気がする)。小説を翻訳するときだって、「コート」とか「オーバー」とか「上着」とか、選択肢はいくつかある中で「外套」を選ぶ時には、なんらかのニュアンスが挟まれているはずだと思います。そしてそれらの意図を勝手に解釈させていただくと、それは文字通り「一番外側」だからだと思います。

とりあえず、コートっていうのはその人の姿を最終的にかたちづくるものなのです。
格好いい方がいいに決まってます。
え?まだぼやけている?
じゃあ、たとえば、肩とか。



「この人は内面がかっこいいから外側はキュートにしたらいいと思うの」
うるさい!ギャップ萌えなど言語道断!
うそです。そういうのもありますよね。ぼくはそういうのも好きです。でもそれはふわふわの何かを見たときとかに「可愛い」と言ってやってください。

そうか分かった、「輪郭」なんて言ったものだから、なんだかイメージがカタくなったのですね?
格好いいコートのもつある種の堅さは、格好いいコートならではの魅力だと思いますし、それが溢れる外側感だとも思います。
が、その輪郭はけっして固まっていません。
容易にゆらぎます。
どういうことか?

ぎゅ

ぎゅ

ぎゅ!


” ベルテット “コート、ですからね。
ウールをしなやかに、縛ってみてください。腰のあたりにナリを潜めていたベルトを、ふと思い出したとき、もしくは自然に「さむいな」くらいの時のときにぎゅっとしてみると、変わります。
柔らかな皺。

格好いいモノのこういう側面って、何だか反射的に惹かれます。

気づいたら、すごく長くなってしまいましたね。まあ、格好いいから、仕方ない。

・・・・・・

「お待たせ −」
「お~い」



出かけるときは、格好いいコートを羽織りたい。
それだけで、いいのではないでしょうか。



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” NICHOLAS DALEY ” – BAKER BOY –
Size : Free ¥37,400- (tax included)


ニコラスデイリーのベイカーボーイハット。
黒をベースにダンカンコノヤロー、じゃなくて、暖寒色々が縦横無尽にチェックしているこのナイトタータンが今シーズンのNICHOLAS DALEYにおいて象徴的かつ魅力的。このことはぼくたちにとっては言わずもがな、もはやお読みの皆さんにとっても聞かずもがな、そろそろ耳にタコができてしまうのではないかと心配さえしております。奇しくもナイトタータン一見さんのあなたさまも心配無用。誰がお断りするものですか。というか、何を知ろうが知るまいが関係なし、強靭な色の組み合わせがニコラスチェックの魔力のようなものなので、是非とも伝わってきたそのパワーをストレートに信じていただきたい。

ふう、ともすればBLOG通して引き伸ばし語りまくってしまいたくなるND色彩の魅惑を、断腸の思いで数行に収めることに成功いたしました。その暁に、といってはなんだか仰々しいですが、今回はこのBAKER BOY HATにとって大きな特徴であるその大きさ(まぎらわしいな)に着目してみたいと思います。


「大きさについて」とは大きく出たものですね。
ただ単にこのハットに巻尺を当てれば分かる大きさをお伝えしようが、このキャスケットがいわゆるふつうのキャスケットよりただふた回りほどデカいことに気付かされる or 「見たらわかるわ」と一蹴されるのがオチ。まだオチるには早い!

というわけで、時を遡りましょう。

2019年、冬いやはやいやはや。


過去のイメージ。
フィルム。写真。イメージ。
「イメージ」という言葉にはいろんなニュアンスがぶち込まれているし使われ方もさまざますぎるほど。厳しく分けて使っていくのもクールですが、今日はあえてあいまいな感じでイメージしていきましょう。

「イメチェン」 - 世にも便利な言葉。



「イメージ」が「変わる」と聞くと、なんだか分かるようでクエスチョンが残る感じが気持ちいい(このさい「ねえ、気づいた?」の冷や汗は措くとして)。

唐突ですが、イメージが一番変わるのは、「色」と「大きさ」だと思います。
色に触れるのは我慢して……と。
大きさが変わると、必然的にフォルムが変わりますね。フォルムが変わると言っても歪んだりするわけではなくどちらかかといえば相似な感じでその影も大きくな……

……いや……こんなにまわりくどいことを言っている場合ではない!

ニコラスのBAKER BOY HATはデカいから良い!
帽子がデカいというだけで、全てが変わって見える!
「デカいだけ」を楽しめないようでは、他に何を楽しめるというのか!



すみません。取り乱しました。
答えはシンプル。サブスク溢れるこの世の中、なぜ映画館に行くかと問われれば「デカいから」。それくらいシンプル。

記憶が擦り切れるまで飲み歩いた〇〇〇くんはいつもこの帽子を被っていた気がするし、キレイな印象の〇〇兄が被っていたのも新鮮でよかった。クラブで見かけた〇〇〇〇くんは逆に気がつかないくらい似合っていて驚いたっけ。



これがぼくだけではないことを信じたいのですが、
「なんか変な帽子ほしいなあ」と思うこと、ありますよね。これは「冬だからアウターが欲しい」というような需要とは少し趣を異にする、やっかいな欲なのです。
しかもこの変とは決してヘンテコリンでもへんちくりんでもないのです。
ヌルヌルのアンテナが生えた帽子なんて渡されたら即座に叩きつけてやります。
自分でも分かってはいるものの怖くて言葉にできないこの欲望の対象、あえていうなら「なんかいつもと違う感じだけど絶妙で、かぶるだけで気分が変わるようなヤツ」みたいな感じ。

もし今、「なんか変な帽子ほしい」なら、BAKER BOYを心からおすすめすることができます。
なぜならデカいから。
あれ?もしかしてそんなに大きく見えなくなってきましたか?最初は「デカいけどこれ大丈夫かな似合うかな……」と感じていたはずなのに。すばらしい調子です。だんだんと絶妙に……

よーしイメチェンもしたことだし遊びに出かけよう


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Look (at) back


” 背中で語る “とはよく言うものの、実際は誰それの背中がなにか喋り出すわけではなく言葉以外の方法でほかの誰かになにかを示すことの喩えであることは誰もが知っています。
うまい例が思いつかないのも、ただ言葉が見つからないだけなのだと納得しました。
「あ、ほくろが顔みたいになってる〜」「え?見たことないからわかんない……」
勝手に喋られても困っちゃいますが、背中とはいいものですね。よし、適度な脱線をしたところで、

このSMOCK JACKETほどに語る背中はないと思うのです。


もちろん、NICHOLAS DALEY。だからか!
このチェックはいつも懐かしく、いつも新しい。
なんてロマンチックな表現をどこかから借りてきてしまうくらいに魅力的。


改めまして、NICHOLAS DALEYより、SMOCK JACKETです。
ジャケットと銘打たれていますが、ゆったりと大きなシャツとして捉えていただいても問題ありません。大きな胸ポケットがガチャっと左右についています。
生地はデザイナーが数年にわたりロキャロン社に別注をかけてきたウールモヘアのタータンチェック。「NICHOLAS DALEY自身が格好がいいと思う配色、質感」を形にしたシグネチャータータン。

「あのハットの」「あのカーディガンの」「あのパンツの」「あのコートの」「あのスカートの」

これまでのNICHOLAS DALEYを楽しんだ経験が一度でもある方なら、思い出されるなにかがあるかもしれません。この集結感はまずスペシャル。
え?なんの話か?それは、ニコラスのタータンチェックはメモラブル だから。

たぶん、今はじめて目にしたあなたでさえ、次にニコラスのタータンチェックを目にした時には思い出すかもしれません。こんな無責任な口を聞けるほどに、ニコラスの色/柄/配置は唯一無二。
これをセンスと呼ばずして何と呼ぼうか、今のところは思いつきません。

もちろんそれぞれ「組み合わせること」なんて前提にして作っていなかったはずのシグネチャータータンを、無造作に組み合わせたのが本作。

しばしば間違える「格好いい×格好いい=超格好いい!」みたいな方程式や、しばしば否定される「なんかよくわかんないけど、かっこいいな」という感覚を100%肯定してくれる、潔い男らしさ。



冬へまっしぐらな今日この頃。
目の前には、ニコラスのセンスが鮮烈に、かつ軽妙に現れたSMOCK JACKET。
この4種のチェックからなる大きなスモックシャツは、NICHOLAS DALEYとの出会いにも、再会にも、お誂え向き。
「あのハットの」「あのカーディガンの」「あのパンツの」「あのコートの」「あのスカートの」
という風に使われてきたウールモヘアの生地だからこそ、手にした人の好きなように着ることができます。
シャツのようにも、ジャケットのようにも、カーディガンのようにも、コートのようにも。
ズルいですか?はい、ニコラスのチェックはけっこうズルいのです。

” NICHOLAS DALEY ” – SMOCK JACKET –
Color : COMBO TARTAN Size : M / L
¥106,700- (tax included)



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再入荷です


先日紹介したFIGARETのシャツ:CARL
ほとんど売り切れた状態で紹介しただけあり、すぐに完売しました。
「フランスにお店もあるし定番ぽいし、普通に在庫持ってるよな」と思って状況を聞いてみたら、ちゃんとストックがあったので取り寄せておきました。
流石、60年近く続くシャツブランドのアイコニックな形、かつ定番品なだけあります。
それは「常にある」という文字の通り。飽きることはあっても嫌いになることはなさそうな顔付き。

さて、寒くなったとはいえ、厚着をすると日差しは暖かいし一歩屋内に入ると暑いので、リネンに汗を吸わせましょう。そう、今の時期はタンクトップみたいな使い方も良いと思います。
で、タンクトップと違うところは言うまでもなく「堂々と上着やニットを脱げるところ」ですね。
ジメジメした蒸し暑い時に着るリネンとは違う、カラッと乾いた時期に着るリネンの良さも楽しんでみませんか。

” FIGARET PARIS” – CARL –
Size :M, L, XL ¥36,300- (tax included)




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