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こんにちは。
MANHOLEの河上です。

去年の冬から履き続けているSADE:ベージュのスラックス。
まだまだ荒削りな部分はあるけれど、色のせいか生地のせいかシルエットのせいか。
僕の気分にぴったりハマってくれるので、履いている上で感じる細かい問題が掻き消されてしまうパンツ。

腰位置をあげればずらないのを言い訳に丈直しすらしておらず、油断すると裾をひきずっている瞬間もあるのですが、それすらもなんとなく正しく思えるような。。。

なんか自分の中でなんでもアリなパンツになっています。
それが良いことか悪いことなのかはわからないのですが。





SADEのベージュのスラックスが入荷しました。
今シーズンはワイドストレート。僕が穿いてるsize:2で裾幅29.5cm。

昨日紹介したジャケット同様、随所に手仕事が入ったスラックス。

生地はキッドモヘア/ウールのマットウース。



別に何を合わせてもいいんだろうけど、個人的にはシャツと合わせたいスラックスです。

ここ数年、惰性でシャツを着ることはあっても、「シャツを着たいな〜。」なんて思う瞬間はありませんでした。
このままその気分に流されたいと思います。
もしかするとなんか自分の中で発見があるかもしれないので楽しみです。



” SADE “
– PT03 – ¥52,000+TAX-




シルエット/仕様は違えど、先シーズンにリリースされたPT01とほぼ着ている印象は変わらない。

なのになんか欲しくなるんだよな〜。
むしろ前シーズンのモデルを買った方こそ、今シーズンのモデルを試した際に「こんなの絶対に穿くじゃん。」と感じるはずです。

色のせいか生地のせいかシルエットのせいか。
ハマる人はとことんハマる盲目的スラックス。





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河上 尚哉




こんにちは。
MANHOLEの河上です。

楽しみにしていたジャケットが届きました。
全員が全員良いと思うものでは絶対に無いですが、僕にとってはまるで自分の為に誂えたんじゃないか、と思うほど気の利いたジャケットのように思えるのです。





背を抜いているとは言え、じっくり見なくても要所で手仕事がしっかりと入る雰囲気のあるジャケット。




生地はキッドモヘア/ウールのマットウース。
清涼感のある表情と、シャリシャリとしたドライな質感が涼しげです。


50’sのフレンチの礼服がベース。
その為パッと見は礼服のそれ。
かといってガチガチにお堅い雰囲気も無いのは生地のせいかなあ、なんて袖を通して見ると変な違和感を覚えると思います。





違和感の正体はこれです。
エレガントさとは程遠い仕様。
軍モノのライナーのようにベンチレーションが付いてます。

吊るしのジャケットの中でも非常に手が込んだ作りをしているから耐えられる、破壊的ディテール。




さっきからチラチラと映り込む謎の糸は、苧(からむし)の繊維。
糸にする前の状態。

からむし織りはデザイナーさんの故郷である福島県:奥会津の伝統的工芸品の一つ。





「夏場でも暑さに負けずにジャケットが着たい、暑いからこそ涼しげな顔で洋服を着たい。」
というのは、極端に暑がりで汗っかきの僕の密かな願望であり、長く抱える課題でもあります。

機能素材などを用いたスポーティすぎるものを着るのは工夫がない。
イージージャケットのようなインスタントで1シーズン着て飽きるものを買うのももう疲れちゃいました。



“SADE”
– JK02 – ¥95,000+TAX-




冒頭に”まるで自分の為に誂えたような”と書きましたが、僕の頭の中からは「礼服の脇をくり抜く」なんてアイデアは出てきません。

そんな破壊的なアイデアを思いついて、実際にちゃんと物として「かっこいいなあ。」と思えるところまで形に出来る事が素直にすごいなあ、と感じます。





SADEの今期のテーマは「酔月窯」。
酔月窯とは、会津本郷焼の窯元の一つ。

デザイナーが幼い頃から何気なく使用してきた陶器。
近隣の飲食店などでも当たり前のように使われている、頑丈で質素な佇まいの実用性の高い物。

商業性が無く、あくまで身の回りの生活の為にその地に根付いた物。
その酔月窯の姿勢を元に洋服に落とし込んだそうです。


全員が全員良いと思える物ではおそらく無いけれど、僕のように何かが引っかかる方にはたまらない洋服だと思います。

オーダー分がようやく揃ったので明日以降も引き続きSADEを紹介していきます。







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河上 尚哉


03.04






こんにちは。
MANHOLEの中台です。


Mulatu Astatkeの新譜がリリース間近。
日本の演歌のような、なんだか我々日本人にとって懐かしさを感じるエチオジャズ。


好きです。


たまにはファッションから離れてみることも、新しい感覚を得るには必要なのかもしれません。








明日、3月4日(水)はお休みをいただきます。




河上はここ最近、サンダルのブログばかり書いているので疲れたようです。
明日はマッサージに行くと言っております。


中台は後輩の誕生日パーティーです。
しっかり楽しんできます。




明後日、3月5日(木)以降は通常通り営業致します。



それではまた。



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河上 尚哉 / 中台 竜郎





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

本日も引き続きF.LLI Giacomettiのオープントゥのダブルモンクストラップサンダルを紹介します。

今回で終わり。流石に書く事無いのでコーディネート絡めてサラッと書きます。





甲革はフランス:DUPUY社の型押しカーフを採用。

履いた上での主観ですが、F.LLI Giacomettiで用いる型押しカーフの中でも一番物理的に堅いと思います。
デーゲルマンのものはちょっと薄い、INCAはより粘りがあるような印象を覚えます。
実際はそんな大差は無いとは思いますが。

革靴を履き慣れていない / もしくは僕のように歩き方が雑な方にはぴったりな革だと思いながらオススメしています。

傷が付いても目立たない / コンクリートで擦ったり、切り傷のようなものが入ったとしても、クリームを入れれば簡単にある程度マシになるからです。

また、これも主観ですが、カジュアルだけどカジュアルすぎない型なので、甲革がスムースレザーだと僕たちには上品すぎる気がするのです。

この型をMANHOLEで提案するのであれば、今まで紹介してきた物のようにエキゾチックレザーのような訳のわからないもの、もしくはスウェードやこの革のようにカントリーな要素に振れている方がしっくりきます。


手入れは「くすんできたな〜。 / 傷が付いたな〜。」と感じたら磨いて下さい。
履く度に埃を落としてあげると尚良いのですが、、、それすらやらない方は定期的に撫でてください。

僕は、大体埃を落とす→デリケートクリームで汚れをとる→黒のクリームを入れる→ブラシをかける→布で磨く→ブラシをかける。
くらいしかやってません。
一足であれば20分くらいで綺麗になると思います。
この靴のこの革の磨きを他の人に頼んでお金をかける必要はありません。そのお金で次の靴を買う方がよっぽど有意義です。


そんなこんなで履いて→磨いてを繰り返していると意外になんとかなる事に気付き、次第にどうでも良くなって来ると思います。

僕はどうでも良くなった結果、この靴を履いてよく港へ投げ釣りに行きました。(楽だからつい履いてしまう。)

そのサンダルは中台に譲りました。
ライニングには僕の血、甲革とソールには海水や魚の汁が沁み込んでいますが、ライニングは見られないし、インソールも交換したし、甲革は綺麗に磨いて渡したので彼はその事実を今日知る事になるでしょう。



おそらく革の寿命より先にウェルトの寿命が来ます。
そうなったら流石にお役御免。
ですが、そこまでの過程を踏んで履いてきた靴は、買った金額以上の何かを自分に与えてくれるはずです。




” F.LLI Giacometti ” – SANDALO – 
DOUBLE MONK STRAP SANDAL [ SCOZIA NERO ] 
¥79,000+TAX-




道具としても、装飾品としても。
この革靴はつま先が無くてサイドが空いている代わりに、履いていると様々な事を経験できると思うのです。



[ PITONE NAIF ]

[ ELEFANTE NERO ]

[ VELVINA NERO ]

[ SCOZIA NERO ]

[ 血と海水が沁み込んだもの]






「どの革がオススメですか?」と聞かれたら、僕らは最初に「なんでもいい。」と答えると思います。

「どんな格好に合わせればいいですか?」と聞かれても、僕らは最初に「なんでもいい。」と答えると思います。

ひどく乱暴な言葉に感じると思いますが、雑で移り気で飽きっぽい僕らでさえも、適当に丁寧に大切に扱ってこれた信頼のおけるこの靴だからこそ。

自信を持って「なんでも良い。」と答えられるのだと思います。






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河上 尚哉





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

本日も引き続きF.LLI Giacomettiのオープントゥのダブルモンクストラップサンダルを紹介します。

いくら革違いとはいえ、同じ型を立て続けに紹介しているのでそろそろ書くのがしんどくなってきました。

頑張ります。




甲革に採用したのはSCIARADA社の銀付きスエード:リバースドカーフ。

通常のスエードよりも強度がある為、アンライニングの軽く柔らかなシューズに使われるような革です。その分値段が高い高級皮革です。

柔らかくしなやかなので、馴染みはかなり早いはずです。

毛足が細やか/発色も綺麗なので、カジュアルなんだけどカジュアルになりすぎないようなバランスのこのダブルモンクストラップサンダルとは相性が良いだろうな〜。と思いながらお願いしました。

先に紹介したエキゾチックレザーと比較するとはっきり言って地味なのですが、個人的にフレンチカーフを履き続けて俯瞰で見ていた際に「このサンダル、スエードだったらそんなにコストもかけずに違った表情を楽しめるんじゃないかな〜。」なんてことをずっと考えていたので、納品された時に一番テンションが上がったのは実はこの革のタイプだったりします。

手入れは表革より楽です。
防水スプレーをかけて、履いた後に埃を落として、毛が潰れてきたらブラシをかけて、色が抜けてきたらスエード用の補色剤で色を足してあげてください。





黒なのですが、毛足が長くきめ細やかな為、光が乱反射してちょっと青っぽく見えると思います。
僕が黒い色が好きな理由は、同じ黒でも素材感によってガラリと表情が変わること。

現状MANHOLEには並んでいないけど、この靴に合わせて欲しいのは黒いソックスです。




ソールはレザーソール。
新品の状態だとツルツル滑ると思うので、買った後はこの靴を履いて近所を適当に散歩してください。

ソールが削れて滑りづらくなると思います。

マッケイ、ボロネーゼ、ハンドソーングッドイヤー、ノルヴェジェーゼ、チロレーゼなど様々な製法でその靴のデザインにあった底付けをするF.LLI Giacomettiですが、実際に履いて過ごしてみるとその違いがわかるのもこのブランドの魅力です。

この靴はマッケイ製法。
結局靴はどんなにデザインが優れていても履きやすくないと自然に足元から遠ざかってしまうので、僕がこのサンダルが好きなのは「デザインも、作りとしても履きやすいから。(後はつま先磨かなくていいから)」というのが一番の理由なのかもしれません。

マッケイはソールが薄くて長時間の歩行に向かない、と感じる方がいるかもしれませんが、この靴で長時間歩行する事も少ないし、そんなにハードな使用もしないかと思います。つま先無いですし。

返りは悪くなりますが、滑りが気になる/折角なので数年に渡って履き続けたい、という方はハーフラバーを貼ってください。
ハーフラバーを貼るのも賛否両論ありますが、僕は気を使いながら靴を履くのが嫌なので、特に抵抗はありません。(もうちょっと裕福になったら考え方も変わるのかもしれません。)


エキゾチックレザーのタイプにのみビブラムを貼ったのは、装飾的な要素として。

スエード/型押しのカーフがレザーソールなのは、気分に左右されない革だからこそ、この靴の良さをより感じることが出来るのでは無いか、と思うからです。



” F.LLI Giacometti ” – SANDALO – 
DOUBLE MONK STRAP SANDAL [ VELVINA NERO ] 
¥79,000+TAX-




地味だからあまり反応ないだろうな〜。
なんて思っていたのですが、予想通りあまり反応が無くてニヤリとしてます。

靴は同じ型の革違い、色違いで買っても結局どれか一足しか履かなくなる事が多いのですが、このサンダルは革違い/色違いで買ってもちゃんと回しながら履くことが出来るからついつい欲しくなっちゃうんだよなあ。。。








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河上 尚哉

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