こんにちは。
MANHOLEの河上です。
よしろうが帰ってきました。
一ヶ月半、自分のことをしてたみたいです。
おかえりよしろう。
帰ってきたよしろうが着ているのは、SADEのカットソー:CS06。
以前紹介したモデルの生地違いです。
MANHOLEではコットンワッフルのモデルのみをオーダーしていたのですが、「もしよかったら」と、追加で送ってくれました。
ヘビーウェイトの度詰天竺。
どうでもいいけど、ちょっと立ちます。
半分くらい立つ感じですね。
1つ釦のヘンリーネック。
天幅/襟ぐりの狭い仕様と、あまり伸びない度詰天竺により、頭を通すのに少しだけ気合がいります。
昔懐かしの着る時に頭がつっかえる感じ。
が、この生地でこの形だからこそ感じる良さもあります。
僕は「着づらい部分」より「良い部分」を受け取ったので売り場に並べてますが、好き嫌いが別れると思うので「カットソーだから試着はいいか。」と言わずに必ず試着してからお買い求め下さい。

” SADE “
– CS06 – ¥18,700- (tax included)
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
ブランドや代理店からの納品が売場に放り込まれるのを待ちながらぼーっと過ごすこと3ヶ月。
減っては出し、増えては増えて、減っては出しを繰り返していたセレクトの洋服ですが、大分無くなってきました。盛夏物はまだ紹介する気にもお店に出す気にもならないので、もう少し我慢です。
というわけで久々に古着を混ぜながらレイアウトしてます。
この、唐突に自分の脳内に予定されていなかったものが飛び込んでくる感じはやっぱり楽しい。
売るものありきの小売業ですが、売るものが減ってきてから始まる何かが、MANHOLEにはあります。
たくさんあった靴も大分減ってきました。
ボロネーゼのスリッポンは41一足のみ。
Rios of Mercedesも気付いたら無くなっていた。
お客さんはやっぱりすごい。
リオスは「一発で満足して終わらせられる靴じゃないよなあ。」という理由で、全く同じ内容で6月に再入荷する予定です。
6月はサンダルもモンキーブーツも入ってくるはずなので靴選びが楽しそうですね〜。
昔先輩から「雨の日に靴は売れない。」という教えを受けましたが、欲しかったら雨が降ろうが雪が降ろうが関係ない気がするんだよなあ。
そういえば、リオス再オーダーの際に「ステッチパターンが特殊なので、全く同じものが上がる保証は出来ません。」と、代理店の方から改めて釘を刺されました。
全然違う物が上がってきてもきっとかっこいいんだろうなあ。
全然違うものが上がってきたらもう一足買えますね。
最近はどこかイレギュラー待ちしてる自分がいます。なんでもいいんです。
そんなこんなで棚の中に入れておいたスクエアオープントゥ/スリングバックのサンダルを棚の上に並べています。
CORGIのソックスと一緒にいかがですか〜。
白のホーススエード。
「河上、この革どう?」と、代理店の方にお勧めされたのでお店に並べることにしました。
最近は自分の引き出しに無いものをお勧めされたら難しいことを考えずに素直に受け入れるようにしてます。目指せ良いお客さん。世の中に悪いものなんて無い。
届いた時、中台が「いいじゃ〜ん。」と喜んでました。そうでしょ。
MANHOLEにはスニーカーが並んでいないので、スニーカー代わりに履いてください。
なんて乱暴なことを書くと変なお店だと思われちゃいそうなので、いつかこの靴に合いそうな格好をたまたましている時に改めて紹介したいと思います。
多分ただ履くだけなんだけど、どうせなら、かっこよくただ履いていたい。

” F.LLI Giacometti “- MARMOLADA –
[FG574] ¥107,800-(tax included)
と、いうわけで今日もぼーっと営業してます。
どなたか僕らの相手をしてください。
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
本日紹介するのはFRANK LEDERのリネン3Bジャケット。
ネイビーをベースに、ブルーのパイピング。
ノッチドラペル/フロントダーツなし/ノーベント。
袖の釦は、2つ。
インポートの吊るしのジャケットらしく、全体的なバランスと比較すると袖丈は長い。
従来の日本人の体型にはあまり合わないジャケット。
かと言ってまともに直すのもなんだかシャクなので、MANHOLEではそのまま適当に着ることをオススメしてます。
もちろん、直そうと思えば直せますがデザイナーズブランドの作るジャケットは「デザイン」という強引さがあるから楽しいんです。
同時に「デザイン?そんなの知らねーよ。」という着る人の強引さも端から見ていて楽しいですが、まずはそのまま受け入れてみて欲しい。
着る人本人のポテンシャル/解釈の仕方/頭の使い方が試される。
本人が「かっこいいなあ。」という風に着て、誰かが「かっこいいなあ。」と思ってくれれば勝ち。自由です。
僕たちは自分たちの頭の中からは出てこない「デザイン」という強引さを楽しむことも出来るし、「デザイン?そんなの知らねーよ。」という自分たちの強引さも楽しむことが出来る。
FRANK LEDERはそんな僕たちの味方のよう(だと勝手に思っている)で、彼の作るジャケットはどこか何かがズレてる変なバランスの物が多い。独特の時間軸に生きてる。
ちなみに今日紹介しているジャケットはただのネイビーのジャケットと思えばただのネイビーのジャケットなので、別にどう合わせても自由です。
爽やかになるか、可愛らしくなるか、シブくなるか。
上品になるか、下品になるかもその時の本人次第。試されてます。
いいですね、試されたい。

” FRANK LEDER “
– ARCHIVE EDITION – [LINEN BLAZER TWO TONE]
¥107,800-(tax included)
「今の洋服」としての器用さは無いけど、「楽しい洋服」としての器用さはあるFRANK LEDERのジャケット。
結構良い値段しますが、気にせずグシャグシャ着続けたり、気が向いたらプレスをかけたりすると更に自由度が増すと思います。
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
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あちいと思ったらさみいな
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
あちいと思ったらさみい。
4月はなんだか慌ただしいですね。
あちいと思ったらさみい時期までお店に出すのを我慢していたSADEのヘンリーネックカットソー:CS04。
長袖のコットンワッフル。
別にいつでも着られるんだけど、いつでも着られるからこそお客さんに渡す時はなんかしらのメリハリが欲しい。
「一つ釦のヘンリーネックが欲しいな〜。と思ったので作りました!」と、デザイナーの影山さんは言っていました。
僕は台襟が付いているのが好き。
袖口/裾のリブは付いていないので、適当に重ね着が出来ます。
シャツとか合わせると楽しいですね。
自分の思いつくままに、好きなように着てください。

” SADE “
– CS04 – ¥16,500-(tax included)
MANHOLE official instagram
河上 尚哉
〒107-0062
東京都港区南青山4-1-3 セントラル青山003号室
M : info@manhole-store.com
T : 03 4283 8892
「よむたびに、きるたびに」
「よむたびに、きるたびに」
本を読むこと、服を着ることは他人の感覚を共有し、習慣を変えることでもある。
別の言葉づかいに引っ越し、失敗を含んだ着こなしを肯定すること。
色々な本と服の間を漂うことで、言語的に、イメージ的に、取りつかれている「自分」の重みを、少しばかり忘れられればいい。
散歩 / 場所 / 規則 / 過去 / 疑問の5つのキーワードで背景がつながる本を選びました。

” 1ダースのMANHOLE “
1 , アウステルリッツ新装版 – W.G.ゼーバルト – 白水社
2 , ウォークス 歩くことの精神史 – レベッカ・ソルニット – 左右社
3 , この道、一方通行(始まりの本) – ヴァルター・ベンヤミン – みすず書房
4 , 自分ひとりの部屋 – ヴァージニア・ウルフ – 平凡社
5 , 日常的実践のポイエティーク – ミシェル・ド・セルトー – 筑摩書房
6 , 天才たちの日課(女性編)自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常 – メイソン・カリー – フィルムアート社
7 , 挟み撃ち デラックス解説版 – -後藤 明生 – つかだま書房
8 , 反解釈(ちくま学芸文庫) – スーザン・ソンタグ – 筑摩書房
9 , フライデーあるいは太平洋の冥界 – ミシェル・トゥルニエ – 河出書房新社
10 , フラジャイル 弱さからの出発(ちくま学芸文庫) – 松岡 正剛 – 筑摩書房
11 , 密室論 – 朝吹 亮二 – 七月堂
12 , ラインズ 線の文化史 – ティム・インゴルド – 左右社
こんにちは。
MANHOLEの河上です。
僕はぼーっとする時間が好きだ。
考え事をしているようで、実際は何も考えていない時間。
最終的にやらなければならないことを「最終的にやらなければならないし、どうせやらなければならないなら今すぐにやらないとなあ。」なんて考えながら、結局今すぐやらずに最終的にやらなければならないところまで持っていく時間も好きだ。
考えているふりをしても意味が無い、何かしら能動的に動かなければ一番最初に浮かんだ答えは結局最初の時点から大抵の場合は変わらない。
毎日指の隙間からホロホロと落ちていく時間、やらなければならなかったこと。
さて、そんなぼーっとする時間に何をするかというと、何もしてない。ぼーっとしている。
インターネットから得られる無責任な情報に身を委ねることが出来るほどのまっすぐさはとうの昔に失ってしまっているし、黙っていても自然と不自然に流れてくるようになった他人のストーリーに真剣に感動が出来るほどの感受性は生憎持ち合わせていない。
ぼーっしている時間にぼーっと目に、耳に、肌に入ってくる情報は心地よい。
大体が記憶には残らないけど、たまに高速道路から見える遠くの街灯のようにぼんやりと心に残る何かを得ることが出来る。
何かを決めなければならない時、何かを選ばなければならない時。
実際の決め手になるものは真剣に詰め込んだ/意識的に削り取られた情報よりも、ぼーっとしている時に得た薄明かりのような曖昧な/唐突さ故に鮮やかに脳裏に刻まれた情報の方が役に立つことの方が多い気がする。
さて、嬉しいことに悲しいことに一日の多くの時間をMANHOLEで過ごすことになった僕と中台。
さすがに営業中にスマートフォンで漫画を読むわけにもいかないし、ネットに流れる情報を流し見するのにも飽きてきた、中台との会話も特に無い。
「どうすればお客さんがお店に入ってきた時に怪訝な顔をされず、ちゃんと店番をしているように見えるのだろうか。」と、考えた結果、「本を読めばいい。」という正解なのか不正解なのかわからない、一つの答えに辿り着いた。
30代半ばに迫ってきた今、運よく「ぼーっと過ごすことの出来る時間」を手に入れた僕たちに必要なのはスマートフォンでもなくタブレット端末でもなく、小さい箒とクイックルワイパー、鏡を拭くための雑巾とメガネ拭き、コロコロと洋服ブラシと靴ブラシ、そして数冊の本なのでは無いだろうか。
さて、では「本を買おう。」と、動き出してみる。
でも書店まで行って膨大な数ある本の中から一つの本を選ぶのはしんどい。
(本を読むことで、その行為が楽しいものとして蘇ると嬉しい。)
このままではまた「考え事をしているようで実は何も考えていない時間」だけを過ごすことになってしまう。
と、いうわけで図書館の司書をしているお客さんに本を紹介してもらうことにした。
「MANHOLEで僕らが読めそうな本を教えてください。」という、無茶を投げかけてみる。
今思えば「なんでもいいじゃん。」と思うけど、そのお客さんは考えてきてくれた。
しかも楽しそうに。
冒頭に書き連ねたタイトルは「僕の感じたMANHOLEというお店、MANHOLEで過ごす時間を含めて考えてきました。」と言いながら、その方が選んでくれた12冊の本。
僕らが客観的にどういう風に見えてるのかわからないし知らないけど、こういう形で受け取ることが出来るのはなんだか照れ臭く、なんだか嬉しい。
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