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” 脱〜 “


MANHOLE 2020SS PREVIEW

” CLASS for MANHOLE “ – HIPPIE MODERNISM –

” ULTERIOR for MANHOLE “ – HONEYCOMB WAFFLE SWEATER –

” cantate ” – Fluffy Sweat Pants for MANHOLE –





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

洋服を紹介している際に「安定の〜製」だったりの表現を良く目にしますが、あまり理解が出来ません。本当に大事なところは果たしてそこなのだろうか。

確かに「アメリカ製だったら」「イギリス製だったら」「フランス製だったら」「イタリア製だったら」などの物の選び方は僕らもしますが、それを売り文句にお客さんにモノを押し付けるのはなんか違うような気がするのです。

そういった記号的な要素は、洋服を選んで試着して気に入った後に付いてくるおまけみたいな物。






そうそう、おまけといえば今日紹介する”cantate” – Fluffy Crew neck Sweat Pullover for MANHOLE -。

「河上さん、今回の別注なんですが、予定通りスウェットパンツ50本作っても、あと2〜30本作れるくらい生地が多く上がってきちゃった。。。」

去年の11月くらいにcantateデザイナー:松島さんからそんな内容の電話がかかってきました。

自信はあるけどスウェットパンツ50本という数字で既に若干ビビってたので、これ以上作ってもらうわけにはいかない。

どうしようか。。。なんて3秒くらい考えて閃きましたよ。
そうだ、中台の普段着兼パジャマ兼夜遊び用のクルーネックスウェットをサンプルにしよう。





サンプルにしたスウェットがこれ。
JERZEESのメキシコ製。
平置きで身幅72cm、着丈72cmという規格外の大きさ。正方形。
太いアームホール。短い袖丈。3XL。
もしかしたらレディース規格なのかも。
そう言われるとヒスパニック系の陽気でふくよかな女の人とか自然に着てそうですね。

リブ幅が細く、着用した際にストンと落ちます。袖のリブも邪魔じゃなくて良い。
ディテールはスウェットなんだけど、着ている本人はロンTの様な感覚で着られるもの。

「そうそう、こんなスウェットが欲しいんだよね〜。」なんて言いつつも、こんなのまとまった数で出ないし、いつか誰かに作ってもらおうと考えていました。


「生地を多く作ったのはうちの都合だから、出来る限りなんでもやりますよ。」という男気を見せてくれた松島さんも、サンプルを渡した時は流石に嫌そうな顔をしていましたよ。

渡してから気付いたけど、元ネタは丸胴だからそもそも作れないんじゃないかな、と思ってましたが、「あのバランスだったら脇のリブつけてもいいですよ〜。任せます。」なんて感じで丸投げしてから一ヶ月。

「河上さん、出来ました。」と届けてくれたのがこれ。


“cantate”
– Fluffy Crew neck Sweat Pullover for MANHOLE –
¥43,000+TAX-



流れ的にスウェットパンツのおまけみたいな感覚で作ったつもりが、超本気の内容に。

cantateがインラインで展開するスウェットの2倍近い用尺が必要なので結果的に15枚しか作れませんでした。
というよりか、このプルオーバーを15枚作るには余った生地だけでは全然足りず、スウェットパンツの本数を15本近く減らすことになりました。
(素直にスウェットパンツを7〜80本作った方がお店の数字としては良かったのでは無いか、と今になって気付きましたよ。別に良いけど。)

この規格外のスウェット15枚作るのに、時間も手間も生地も費やすことに。
僕らは待っていただけですが。。。こうして具体的に形にしてくださる方々には頭が上がりません。


ちなみに松島さんは僕にこれを渡した後に「こんな生地を食うスウェットはもう二度と作りたくない。」と言いながら去って行きましたよ。
仕上がりがめちゃくちゃに良かったので、出来ればおかわりしたいんだけどなんか怒られそうですねえ。

とりあえず1月25日(土)はお店に立ってくれるみたいなので、その時の皆さんの反応次第で松島さんの気も変わるかもしれません。期待。



期せずして生まれ変わって揃った中台の普段着兼パジャマ兼夜遊び用のスウェットのセットアップ。

サンプルにした物は、両方とも記号的な価値の認められていない、安物の古着です。
ただ、実際に着る洋服としては抜群にバランスが良い、ノリが良い。
「安定の〜製」に囚われ過ぎていると掴めないもの。

しばしば「おまけ」が優先されて本質的な部分が隠れてしまうのも洋服というモノの悲しさでもあり楽しさでもありますが、僕らが本来探して行きたいのはこういう物でもあります。
ただ、残念なことに一度手に入れたからと言って同じものを探しづらい、見つけきれない物でもあるのです。

なので、信頼のおける人たちに形にしてもらうことにしました。
次は何を作ろうかなあ。






プルオーバー、スウェットパンツ共に本当に良い出来です。
他の別注と合わせて1月24日(金)から販売を開始します。

僕らの想像を超える完璧な仕上がりに、思わず笑っちゃいました。
将来ビンテージになっちゃうかも。なんて。









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河上 尚哉




MANHOLE 2020SS PREVIEW

” CLASS for MANHOLE “ – HIPPIE MODERNISM –

” ULTERIOR for MANHOLE “ – HONEYCOMB WAFFLE SWEATER –






こんにちは。
MANHOLEの河上です。

1月24日(金)から販売を開始する洋服の紹介をします。
このタイミングでリリースする別注は計3型。

1型は” CLASS for MANHOLE “ – HIPPIE MODERNISM – 。

そしてもう1型は” ULTERIOR for MANHOLE ” – HONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER –

今日紹介するのは” cantate ” – Fluffy Sweat Pants for MANHOLE – 。

今回はパターンから起こしてもらったMANHOLEオリジナルのモデル。
ちなみにサンプル元は中台の普段着兼パジャマ兼夜遊び用のスウェットパンツだったりします。





ボディに用いられるスウェット生地は吊り編み機で編んだ裏毛。
グレーはグレーでも、ちょっとベージュがかったオートミールっぽい色味のものが欲しかったので、糸色を指定して生地から作ってもらいました。

高速編み機:シンカーで編み立てられるスウェット裏毛と異なり、吊り編み機で編み立てられたこの生地は一時間に1mほどしか編めません。
その全く現代的でも合理的でも無い吊り編み機ですが、生地に編み込まれている糸が、表糸/中糸/裏糸全て同じ長さになるので、着て動いた際に糸のテンションが揃い、シンカーで編まれたものと比較すると2倍近い強度になります。

吊り編みで編まれたものは横方向のみでなく、縦方向にも伸びる為、もちもちとしています。

裏糸パイルには無撚糸を使用。
その櫛で梳いたふわふわとした風合いを肌に触れる面に置くことで、極上の肌触りを実現しています。



と、こんな生地説明を頭で理解するよりも、実際に着てみた方が早いです。
「なんでこのスウェットは持つとこんな弾力があって、着るとハチャメチャに気持ち良いのだろーか。」という疑問が浮かんでくるはずです。




ちなみにサンプル元にした中台のスウェットパンツは、特に古着として価値を認められたようなものでもなんでも無い、見る人から見たら単なる安物のゴミみたいなスウェット。

ただ、履いた時のシルエット、ポケットの位置、生地の雰囲気、ドローコードを絞った際の表情も含めて。
抜群にノリが良いのです。

古着のリバースウィーブのタイプは細長いし股下もモタつくしそもそも着心地が良く無い。
コットン100%くらいのボディの年代になると、シルエットが気に入ってもディテールに全く気が利いていないので使い物にならない。
かといって、新品で探し始めると気が利きすぎているし、うまくまとまっている感じがどうにも落ち着かない。



タグや年代などで判別される記号的な見方で選ぶのではなく、彼が見つけたこのスウェットパンツのように「なんかよくわかんないけど、気が利いてるし穿くとかっこいいな〜。」くらいの感じで、目の前の物をちゃんと見てあげることが本来の古着の楽しみ方なのでは無いでしょうか。

そんなこんなで履きたいな、と思うスウェットパンツを探すのは結構大変なので、潔く作ることに。
さて、誰に作ってもらおうか。。。と僕の中で白羽の矢がたったのはcantateデザイナー:松島さん。







松島さんに今回の別注の相談をするのは結構勇気が必要だったなあ。

なんせ「これ作ってください!」なんて言いながら自信満々に見せる元ネタはブート物の可能性すらあるレギュラー古着。

ホント、ジョーダンみたいな企画ですよ。。。




” cantate “
– Fluffy Sweat Pants for MANHOLE –
¥29,000+TAX-





あ、物はもちろん真面目に作ってもらってます。
僕らの想像を超える完璧な仕上がりに、思わず笑っちゃいました。

将来ビンテージになっちゃうかも。なんて。








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河上 尚哉




MANHOLE 2020SS PREVIEW

” CLASS for MANHOLE “ – HIPPIE MODERNISM –





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

1月24日(金)から販売を開始する洋服の紹介をします。
このタイミングでリリースする別注は計3型。

1型は昨日紹介した” CLASS for MANHOLE “ – HIPPIE MODERNISM –

そして、今日紹介するのはULTERIORのHONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER – 。




オープン時に販売したカシミヤ100%のハニカムワッフルセーターのコットンカシミヤバージョンです。
カシミヤ混紡といっても、コットン95%/カシミヤ5%。ほぼ自己満レベル。

コットンのドライな質感にちょっとだけカシミヤの滑り気が入ればいいなあ、というようなイメージだったのですが、それに加えてタッチもしっとりとしたので良かったです。

表情はUS ARMY/ハニカムワッフルサーマルカットソーそのものなのですが、テーラードジャケットだったりのインナーにも使いたかった為、カットソー工場ではなくニット工場に14Gで編み立ててもらいました。

袖と裾のリブの上部には、FRENCH NAVY のセーターに採用されている矢振り柄のディテールを施し、同じミリタリーアイテム同士をバランスよくミックス。





色展開はオフホワイトとブラック。
サイズはフリーサイズ。

カシミヤ同様、ブラックは糸の段階で染色と洗いがかかっているのでオフホワイトよりも新品の状態だと肉がついています。


カシミヤ100%のタイプは本当に評判が良く、買われた方は結構な頻度で着てくださっているのですが、やはり値段も値段なので割と丁寧に手入れされている方が多い印象でした。

こっちはコットンメインなので、より洗濯機に放り込み易いと思います。
熱湯で洗わず乾燥機にさえ突っ込まなければ問題ないはずです。



” ULTERIOR for MANHOLE “
– HONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER –
¥28,000+TAX-




ちょうど良い塩梅のコットンニット探しも、ちょうど良い感じのサーマルカットソー探しも結局無い物ねだりで終わってしまうことが多いので作りました。


一見シンプル、だけどサーマル特有のスポーティな表情もありつつ、ハイゲージのニットのような上品さを感じるHONEYCOMB WAFFLE COTTON/CASHMERE SWEATER。




今回のコットンカシミヤのタイプは、前回販売したカシミヤ100%のものに比べると派手さはありません。
僕は秋冬シーズンに比べて消耗の激しい春夏シーズンにおいては、より実用的な物を手に取るようにしています。

コットンニットはある程度気が利いたボディバランスで、着回しやすく、手入れがしやすければそれだけで良い物だと感じられるのです。









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河上 尚哉




MANHOLE 2020SS PREVIEW

CLASS/POOL BYCLASS 2020 S/S ” HIPPIE MODERNISM “





こんにちは。
MANHOLEの河上です。

1月24日(金)から販売を開始する洋服の紹介を始めます。
このタイミングでリリースする別注は計3型。


今日はそのうちの1型であるCLASS for MANHOLE ” HIPPIE MODERNISM “を触りだけ。




ベースはCLASS 2020SSコレクションにラインナップされるウルトラスウェードのカバーオール: HIPPIE MODERNISM 。

普段インラインのモデルをベースとして単純な色替え、生地替えでの別注を作ることはちょっと安易すぎるのであまりやりたく無いのですが。。。

今回お願いした内容は色替え、生地替えでの別注です。


” CLASS “
– HIPPIE MODERNISM – ¥126,000+TAX-



まずはインラインのHIPPIE MODERNISM。

70年代に作られた某ブランドからインスパイアされたカバーオール。
ゼロシーム縫製にて背中に十字ダーツ、両サイドにフロント横ダーツを入れることで全体的にゆったりしているのにウエスト部分が細く見えるのが特徴です。

大戦モデルに見られる、ポケットを省略したアシンメトリーの立体ポケット。

パッチワークレザーをコミカルに描いたグラフィックをウルトラスエードにインクジェットプリントした素材を使用。



” CLASS for MANHOLE “
– HIPPIE MODERNISM – ¥138,000+TAX-




こっちが別注。

インラインのモデルが柔らかで体に沿って縦に落ちるウルトラスウェードを採用しているのに対して、MANHOLEでお願いして作ってもらったモデルは、生地に厚みがあり立体感が出るウルトラスウェードを採用しています。

色はライトグレー。






お客さんからは「インラインよりも地味になって、値段も高いんですね〜。」なんて辛辣なツッコミが入りそうだし、自分でもそう思います。

しかも別にわかりやすいセールスポイントになりそうな仕様変更も何もしていない、ただの生地替え、色替えでの別注。

単純にウルトラスウェードのカバーオールを提案したいだけだったら、インラインのものだけで十分事足りる内容。



じゃあ、この洋服をわざわざブランド側にお願いしてまで作ったのはなんでなんでしょうか。





その理由を、お店で楽しんで欲しいと思っています。

MANHOLEに並ぶ様々なブランドの洋服との。
偶発的に集められた古着との様々な素材のコントラストを。




ARTIFICIAL LEATHER = 人工皮革の名の通り。
冷たい工業製品のようにフューチャリスティックかつ彫刻的な生地の表情。


ウルトラスウェードの機能的な部分ももちろんですが、この自然のものに寄せたようで全く寄せていない不思議な立ち位置のライトグレーの生地に、僕らは妙なシンパシーを感じるのです。









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河上 尚哉

01.15




MANHOLE 2020SS PREVIEW





明日、1月15日(水)はお休みをいただきます。

河上はこれから2週間くらい忙しくなりそうなので、ぼーっとする予定です。

中台は今日からお出かけしているので明日何をするか僕にはわかりませんが、きっと楽しく過ごすはずです。



明後日、1月16日(木)以降は通常通り営業致します。




それではまた。







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河上 尚哉

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